やまさきはなこ
山咲花子

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登場作品 実況パワフルプロ野球2016, 実況パワフルプロ野球ヒーローズ
登場シナリオ 社会人編 , 独立リーグ編 , 草野球編
所属 パワフルスポーツ、アマゾネス、ドリームバックス
ポジション マネージャー
利き手/足
誕生日 5月7日

概要

 パワプロ2016に登場した人物。基本的にマネージャー兼彼女候補。

 社会人、独立リーグ、草野球でだいたい共通して仕事ができる姉御肌の女性として描写される。その反面、恋愛に関しては理想主義的な考えを持ちがちで、好きな相手からヤキモチを焼かれるくらい本気で思われることを望んでいる。
 どの編においても最初から主人公に好意を持っている一方、主人公とはそれぞれの理由により温度差がある、という設定になっており、また付き合うことになってからもそれぞれの理由でトラブルを抱え込むことになる。

汎用デート

 花子と交際関係になると、パワマップ「球場」で待ち合わせてデートに行くことになる。7種類のうちどれかが発生し、8回目以降は効果がランダムなデートになる。
 花子のストーリー進行に直接の関係はないが、各編専用の重要イベントを発生させるために汎用デートの回数が必要になる場合もある。

 なお、社会人編と草野球編では汎用デートと各編専用イベントが同じパワマップで発生するため判別をつけることは不可能であるが、独立リーグ編の専用イベントはショッピングモールで発生する上、専用イベントが進行すると汎用デートが全て消滅する。

映画

 「ラストドーベルマン」「行動範囲3m」「PW7」の中からどれかを選んで鑑賞する。

ハンバーガー屋

 花子と一緒にハンバーガー屋へ行く。花子は「デートのお昼にハンバーガーは…」と苦言を呈するものの、実際食べたら美味しかったので機嫌を直す。
 なお草野球編では基本的に花子がデートを主導しているため、花子の発案で行くことになる。

銭湯

 「サッパリしよう」という花子の提案でスーパー銭湯へ。別々で入るので主人公はデートらしくないと感じるものの、入浴中の花子を想像してつい締まりのない顔になってしまう。

ハイキング

 行き先も言わず早朝に待ち合わせさせられる主人公。ファミレスで早めの食事をとった後、谷川で花子と自然を満喫する。

スポーツジム

 体がなまるから、とスポーツジムに連れてこられる主人公。しかしトレーニング中の花子に見とれてしまい練習にならない。

遊園地

 花子曰く学生以来という遊園地を満喫する。また花子は絶叫マシーンが苦手なことが発覚する。

プランA、B、C

 プランAは展望台、プランBは牧場、プランCは浜辺に向かう。社会人編専用イベントにも似たようなものが存在する。
 なお、社会人と独立では花子にどこへ行くか聞かれて主人公が提案するが、草野球編では花子からプランを選ぶよう提案してくる。

社会人編

 パワフルスポーツ社員兼野球部マネージャー。入社7年目。営業部の主人公とは別部署である。
 仕事ができるため女子社員憧れの的で、野球部の解散阻止運動ではまとめ役を務める。ただしリーダーシップはあるが数字の勘定は苦手。

 矢部明雄が彼女に惚れているが、本人は主人公のことが好きで、彼の入社以来ずっと注目している。花子曰く主人公は「可愛い」とのこと。
 ただし好きな相手から本気で好かれて告白されることを望んでいるため、主人公へのアピールは間接的なものか探りを入れるようなものに終始している。
 当の主人公は花子に興味がなく、矢部の気持ちを知っても応援に回る。

花子のアプローチ

 意を決して花子に告白しようとする矢部だったが、花子は矢部の付き添いである主人公しか見つけたとたん、矢部の告白をスルーするかのように主人公と当たり障りのない話をしてしまう。
 さらに花子はアピールする矢部を差し置いて、仕事の手伝いにわざわざ主人公を指名。
 だがその仕事というのはたった一冊の書類を捜すだけ、本当はプライベートな話を持ちかけるための単なる口実である。
 花子は自分が結構年上であることに触れて「どう思う?」と聞くが、主人公は何ら要領を得ない反応だった。

 また次の手伝いは三角関係モノと思われる恋愛小説をオープンテラスで朗読する、というもの。
 花子はこれを読んでいたら胸が締め付けられる思いがしないか、と主人公に尋ねるが、当の主人公は小説を恐らく棒読み(テキスト上はひらがな表記)しているだけで、なんの感想もなかった。

 矢部が告白をスルーされるイベントと、恋愛小説朗読の仕事はパワマップで起こせるものの、間に挟まる書類捜しの発生が完全にランダムの上発生率が低く、ストッパーとなってしまいやすい。攻略本には1月いっぱいまでしか発生しない、とされている。

 なお、最初は矢部も花子の態度を照れ隠しととらえていたが、彼女が主人公だけに仕事を頼んだ様を見て、二人の態度に疑問を抱くようになる。

告白1回目

 以前のアプローチが功を奏さなかったことを受け、花子は夜の公園に主人公を呼び出し、練習中にさりげなくヒイキしていたことを打ち明ける(はちみつレモンを1枚増やす、スコアブックの数字を水増し、など)。
 だが言わんとすることの見当もつかない主人公に焦れったくなった花子は主人公が好きだと告白。
ここで三択が発生。

とりあえず付き合う」の場合、主人公は「断る理由がない。色々教えてほしい」と口で言いつつも心中では「今は彼女がいないから」と、本当にとりあえずOKする。
 しかし初デート直前、嫉妬した矢部によって「主人公は花子に全然興味なさそうだった」とバラされ、それを聞いた花子は「彼女がいないからとりあえず付き合う、っていうのはダメなの」と、あっという間に交際を解消してしまった。
 当のバラした矢部も、主人公が呆気なくフラれたことに加え「大人なんだから会社ではいつも通りにするように」と花子に追い討ちされたことで、申し訳ない気持ちになってしまった。

断る」の場合、主人公は淡々と「ごめんなさい」と断り、「年上はダメ」の場合は年上の女性に興味がないことを告げて断る。
 断られた花子はうろたえて泣いてしまい、「主人公のバカー!」と叫びながら走り去った。主人公は矢部くんのこともあるから、と呟くが、当の矢部は隠れて一部始終を見ていた。

 ここは断らないと話が進行しない。
 ちなみに、後のイベントでもう一度告白された時は、この時の選択肢に関わらず「年上だから断った」という扱いになる。

矢部との決闘

 突然矢部が、「オイラが勝ったら山咲さんと付き合え」という一方的な条件で主人公に決闘を申し入れた。
 主人公が投手なら矢部と直接対決し、野手なら白名逸多郎相手に一打席勝負をすることとなる。

 負けた場合、矢部は「約束通り花子と付き合うよう」と一方的に宣言。彼は以前主人公が花子をフったことを同情だと思っており、そんなものは要らないとタンカを切って花子を諦めた。

 勝った場合、主人公は矢部に「好きならアタックすればいいだろう。俺の気持ちなんて関係ない」と、改めて花子に興味がないことを告げる。矢部は「オイラ、山咲さんのことを考えて…」とまだ何か言おうとするが、主人公は遮り「余計なお世話と言うんだ」と拒絶した。

 この場合は勝つと以後のイベントが発生しなくなる。

告白2回目

 告白を断って以来主人公と花子は気まずい関係になってしまったが、ここに至って初めて主人公は花子のことを意識するようになる。さらに街行くカップルを見て「彼女」の存在が恋しくなった主人公は花子に告白することを決意する。
 ただしここで「☆もしかして恋?」「走りこみが足りない」の2択、次いで「☆花子に告白する」「花子を食事に誘う」「もう少し考える」の3択が発生、正解(☆)以外を選ぶとここでイベントが止まってしまう。

 後日、主人公から夜の公園に呼び出された花子は「気が変わって付き合う気になったの?」と問いかける。ここで選択肢が発生。

いや…」では、年上だからと断った前の台詞を撤回して自ら花子に告白。好きになったら年齢は関係ないのだと打ち明けてワガママと言われてしまうが、「今まで仕事として引っ張り回された分、オレがお返しします」と切り返し、晴れて付き合うこととなる。

はい」では、年上だからと言ったことは取り消させてほしいとお願いし、改めて花子から告白されOK。花子は告白されたかったと残念がるものの、二人は付き合うこととなる。

矢部君のことを聞く」では、矢部が花子を好きだったことを引き合いに出しつつ花子に告白する。しかし花子は、以前主人公にフラれたことが理由で矢部と付き合っていることを明かし、主人公をフってしまう。
 ところがそのわずか3日後、矢部もフラれることとなってしまった。後に主人公と花子が寄りを戻す展開にもならず、攻略は失敗である。

デートとマンネリ

 晴れて交際関係となった主人公と花子。
 初めこそ年下の主人公を楽しそうにリードしていた花子であったが、何度もデートするうちに彼がデートスポットに疎い、行き当たりばったり、野球疲れでデート中に爆睡、デートの行き先を忘れる…といった、気の利かない部分にイライラしてくるようになる。

 全編共通で発生する汎用デートとは別に、社会人編専用のデートイベントを回発生させる必要がある。ただしパワマップ上では両者の区別をつけることはできない。

禁句

 社会人編専用の「気が利かない主人公に花子がイライラするデート」を3回発生させた後のパワマップで発生する重要イベント。

 モヤモヤを抱えながら交際を続けていたある日のデートで、花子はニコニコしながらどこへ行こうかと主人公に聞く。
 選択肢「公園」か「ショッピングモール」を選んだ場合主人公は「○○でいいか」と回答し、投げやりな返事に花子は苛立つものの、深くは追及しない。
 だが「どこでもいい」を選んだ場合、主人公は本当に「どこでもいいかな」と言ってしまい、当然ながら花子は「その気にならないなら、デートなんかしなくてもいい」と激怒。主人公は慌てて取り繕ったが手遅れであり、以後花子とはデートできなくなってしまう。

 なおこのデートは「どこでもいい」と回答するまで発生し続けるほか、前回選んだハズレの選択肢は消える仕組みになっており、3回発生させると自動的に「どこでもいい」と回答する。

矢部との対決再び?

 主人公と花子が付き合う一方、一度は諦めた矢部は片思いを再燃させていた。
 そして全国大会の決勝戦が近づく中、花子に主人公と別れるよう何度も食い下がる。
 この根性にある意味で感心した花子は条件次第と含みを持たせた上で、主人公に対し「決勝戦で活躍できなければ矢部と付き合う」と宣言してきた。

 この際に三択が表示されるが、
やる」の場合、花子は「恋人が取られそうなんだから当たり前だ」と逆ギレ気味に発破をかけ、主人公は何で怒られるのかと首をかしげてしまう。
ムリだ」の場合主人公は断ろうとするが、「それはやる気がないからだ。私との付き合いもやる気がないに決まっている」と決めつけられ、思わず受けて立つ。
矢部君には渡さない」の場合、花子は「矢部は関係ない。主人公のデートに対する態度の問題だ」と明言し、関係ないのに話のダシにされた矢部がショックを受ける。

エピローグ(社会人)

 前提としてパワフルスポーツが全国優勝する必要がある。決勝戦で敗れた場合は主人公の活躍いかんに関わらずエピローグは表示されず、会社が合併消滅するバッドエンドとなる。

  • 目的(投手の場合は奪三振10以上、野手の場合は1本塁打以上)を達成した
     主人公は花子を誰にも渡さないと勝ち誇った上で、彼氏として気が利かなかったことを謝罪。
     それに対し花子は、それを知っていたから意地悪を言ったのだと言うが、最初から別れるつもりはなかったと口を滑らせてしまい、ごまかすように逃げ出す。
     二人を見ていた矢部は、彼氏への意地悪に巻き込まれただけだと思い知り「一つも悔しくなんてないでやんすー!!」と男泣きした。

  • 目的を達成できなかった
     約束通り花子は矢部と共にどこかへ去ってしまうが、呆然とする主人公を後ろから驚かす。
     何故戻って来たのかと言う主人公に「矢部と付き合ってほしかったのか。私の人生は何でも私が決める」と答えになっていない答えを返し、納得いかない主人公をどこかへ連れていく。
     残された矢部は「ウソつき」と男泣きするばかりだった。

  • 以前のデートで「どこでもいい」と答えず、矢部との勝負が発生していない
     花子は「やっぱりアンタとはムリかも」の一言で呆気なく主人公との交際を解消する。
     その後も時々は会っているものの、いいお友達で収まってしまった。

独立リーグ編

 アマゾネスのマネージャー。性格がキツいけど美人でナイスバディらしい(初登場イベントの選択肢から)。
 主人公(大卒で独立リーグに入団して2年)より上で新島早紀より下の年齢。
 子供向けの少女マンガ雑誌「おぼん」を愛読している。
 昔は少年野球のチームに属していて、けっこういい打撃をするとのこと。初登場時に主人公が「ナイスバ」と言いかけたのは、実は「ナイスバディ」ではなく「ナイスバッティング」である。

 入団して2年経ってもお荷物の主人公に「2年経つのにヘタ」とキツく発破をかける一方で可愛いと思っており、初登場時の選択肢によっては主人公を囃し立てる矢部たちの反応を見て「もしかして両想い?」と独り合点する。
 しかし姉御肌で通っていることとカッとなりやすい性分が災いし、うまく話せないでいる。当然、主人公が十六夜瑠菜にプロポーズしたことも知っているため、積極的にはアピールしていない。

 元々はおしゃべりで目付きの悪い男がタイプだったらしい。しかし現在は「可愛い」という好みと合わない理由で主人公に惹かれている。
 純決太郎が来るイベントで即入団を認めると、後から来た花子が「物静かな人は嫌いだけど目つきの悪い人は好みだから入れてもいい」と言っている。
 しかし純決を花子に面通しさせた場合は互いに気まずくなった上「目付きの悪い人は好きではない」と食い違う反応を見せて彼の入団を断ってしまう。

 阿比留信柵からはいい女と称されており、本人いわくそれなりにはナンパされるとのこと(真偽不明)。また、実は阿比留が好みのタイプに近いのか、「私ならどうやって君を口説こうか」という話をされて思わずドキドキしてしまう。
 しかしすぐにただの例え話で、花子には興味がないとネタバラシされてしまい一瞬憤慨するが、直後に意中の主人公のことを思い出して罪悪感に駆られる。

 他の編と違い理想の恋愛に対する拘りは薄い代わりに、純決と元交際関係という過去が設定されている。また彼に対して「たろちゃん」や「アイツ」といった親しげな呼称が口をついて出てしまうことがよくあり、昔からの仲であることが暗示されている。
 花子としては、遅くとも主人公と付き合う頃には純決に対するわだかまりを解消済みであるが、主人公にとって元彼の存在は寝耳に水であり、その意識の差からか二人の関係にすきま風が吹くこととなってしまう。

もしかして運命?

 主人公は街の行く先々で花子と会うようになる。
 モールの前でバッタリに始まり、花子が同じコンビニに入ってきたり、モール内のスポーツショップに花子がいたり、ファミレスで案内されたら花子と相席になってしまったり。
 決して花子が先回りしていたり追っかけをしていたりしたわけではないのだが、あまりに何度も会うため冗談半分で花子は運命かも、と思い始める。
 そして主人公が夜の公園に行ったらまた花子と出会ってしまい、もうお互い冗談では済まないような気持ちに。
 その雰囲気に乗るような形で花子が「いっそ、付き合わない?」とドモりながらも告白し、三択が提示される。

そうですね」の場合主人公の返事はOK。
 まさか受け入れられると思わなかったようで、花子は自分が歳上であることと、彼がかつて十六夜瑠菜に求婚していたことを理由に躊躇してしまう。
 しかし主人公は瑠菜とのことを「何もかも無理していたんです」と諦め、改めて二人は交際することとなる。

今は野球に集中したい」の場合、「瑠菜さんとのこともあるから」と言って断る主人公に対し、花子はこれ以上言えずに引き下がる。
タイプじゃない」の場合、「花子のことは美人だと思うけどタイプではない」と断ってしまう。花子は少し食い下がるが、「あまりにもタイプからド外れしている」とまで言われ、ずっと好きだったことを逆ギレしながら明かし「ドンカン野郎」と捨て台詞を吐きつつ、泣いて逃げてしまう。

いきなり大失敗

 付き合い始めた二人だが、初デートで主人公は2時間もの大遅刻をかましてしまう。
当然怒った花子は謝っても許さず追いかけ回す。

 しょげた主人公は夜の公園で黄昏るが、これを見つけた花子は「今度やったら怒るけど」としつつ主人公の失敗を許し、付き合いを続けることとなった。
 だが主人公が遅刻を引きずっていることについては「あんなことを気にしていたのか」と笑い、自分が激怒したことについては「ああいう時は感情が優先になるから」と言ったため、主人公は釈然としないものがあった。

 これ以降、パワマップの球場で花子が現れるようになるが、これで起こるのは全編共通の普通のデートであり、重要なイベントではない。

遭遇

 公園で花子と仲直り後、球場で起こる共通デートではなくショッピングモールで起こる重要イベント。
 ただし純決をチームに入れていない場合、もしくは入れていても純決のイベントが進み公園で彼が襲撃された場合は発生しなくなる。

 あるデートの帰り、主人公と街を歩いていた花子は偶然純決とぶつかり、思わず「たろちゃん」と昔のあだ名で呼ぶ。
 そのせいで、純決と元恋人同士であったことが主人公にバレてしまう。
 花子は「純決とは昔の事で今は何とも思っていない。主人公一筋だ」と言うものの、主人公は気になって仕方がなかった。

 ここで三択が発生。
でも気になる」を選んだ場合、主人公は「純決と花子がどんなデートをしていたのか、純決といる方が楽しかったんじゃないか」とモヤモヤした胸のうちを吐露する。花子は「そんなことはない」と即座に否定するが、どんな付き合いをしていたかについては言及しない。
もういい」の場合、「花子は自分より年上だから、過去があるから当たり前」として、主人公は純決のことを気にしないことにする。このため、花子の攻略はストップしてしまう。
純決さんと話すよ」の場合、主人公は一度純決と話さなければ気が済まないと言うが、花子から純決がものすごく強いことを教えられ思わず震える。

 「もういい」以外の場合後に主人公は純決と落ち合って花子とのことをたずねるが、彼も「今はなんとも思っていない」と言う。この場では、主人公は二人を追及しなかった。

嫉妬の行き先

 ある時、矢部と街で遊んでいた主人公は、笑顔で純決と会っている花子を目撃。
 思わず追いかけた主人公だが二人に何も声をかけることができず、そのまま去ってしまう。
 さらに後ほどファミレスで花子と落ち合った主人公は、花子から「懐かしくて会っていた」と釈明を聞くが、とても納得がいかず、それを受けた花子も「さっきから謝っているのに」と逆ギレ寸前、野次馬が集まるなかお互いヒートアップしてしまう。

花子を許した

 もう二人で純決とは会わないから、と言う花子を主人公は許すが、ここでイベントは終了する。

 シーズン終了後に二人は同棲するようになるが、花子が一人で出かける度に、主人公は純決の影を想像してしまう。
 いつかきっと…とは思うものの、いつになれば嫉妬を忘れられるのか、今なお主人公には分からない…というバッドエンドを迎える。

花子を許さなかった

 花子を許せない主人公と許してもらえない花子はケンカ別れ。
 さらに主人公は嫉妬に任せて純決にケンカを売るが、ほとんど相手にならず「ハナ…マネージャーはお前が好きだ。信じてやれ」と諭されてしまう。

 夜の公園で一人しょげかえる主人公の下に、息も絶え絶えで花子が駆けつけ仲直りすることとなった。

エピローグ

 花子と和解し、アマゾネスも見事リーグ優勝し主人公は喜ぶが、花子は主人公がいつまでも「マネージャー」と呼んでくることが不満であった。そこで別の呼び方をしてほしいとお願いする。

はなちゃん」の場合、花子は下の名前が好きではないと若干嫌がるものの、「オレはこれがいい!」と言う主人公に押されて承諾、主人公は「はなちゃん、好きだ!」と叫んだ。
ハナ」の場合、純決と同じ呼び方であると花子は一瞬渋い顔をするが、実際呼ばれてみるとこそばゆくて笑ってしまい、それが可愛くて主人公もつい何度も呼ぶために、矢部に呆れた目で見られてしまった。
山咲さん」の場合、花子の方が年上だからとお硬い呼び方をする主人公に対し年齢を理由にするのはやめてほしいと抗議するものの、「年上とかそんなことは関係なく俺は山咲さんが好きなんだし」と言われて納得し、二人で祝勝会をあげに行った。

 あだ名によって貰えるプレゼントが異なる。
 なお優勝できなかった場合、何も貰えないどころかエピローグすら表示されない。

その他

 純決の元彼女という設定のためか、純決のイベントを進めるために花子を彼女にする必要がある。
 純決のイベントにおいて花子が元彼女であることは明かされないが、イベントの前半で純決を見て機嫌が悪くなる一方後半で純決を「アイツ」と気安げに呼び、また純決の職業を知っているそぶりを見せる、という描写で匂わせている。

 花子のイベントより純決のイベントを進め、なおかつリーグ優勝を逃した場合、残念会のあと花子が失踪、純決と一緒にいるところを矢部が目撃するが主人公は信じない…という結末となる。

 なお、初期バージョンでは花子失踪エンドになった場合、システム上は花子が彼女のままである。
 これは想定外の挙動だったのか、アップデート後はシステム上花子が彼女ではなくなり、エピローグで十六夜瑠菜が出てくるように変更された。
 ただし超特殊能力をもらう条件の一つ「リーグ優勝」を満たせない。

草野球編

 吉継右近の紹介でドリームバックスを訪れたマネージャー候補。

 それまで主人公が吉継(全日本草野球連盟)との提携を拒否していた場合は早期に登場。
吉継に説得を無料で依頼され渋るが、その相手が主人公だと知るや態度を一変させ、ノリノリでドリームバックスのマネージャーに。「マネージャーの言うことを聞くのは当然ですよね?」と強引な彼女に押されて、結局主人公は吉継と提携させられる。
 何事もテキパキとこなす一方、他人のペースに合わせることがやや苦手であり、出来ない人の気持ちがうまく理解できない。そのために人にものを教えるのも苦手。

 かつて甲子園で主人公が活躍して以来のファンであり、彼をサポートできることに胸を躍らせ、同時に主人公に対して理想の彼氏像を強く投影している。そのためか、他2編と異なり丁寧語で主人公に接する。
 一方、主人公いわくかつての活躍はまぐれで、しかもグラウンドの外では平凡な人物であるため、憧れと恋愛との違いに花子は苦しむこととなる。

いきなり告白

 ドリームバックスのマネージャーとして、主人公をサポートできることにすっかり舞い上がる花子は、矢部を含めた3人で街を歩いていたところこの機会を逃す手はないと、往来で主人公に告白。
 主人公はOKし、花子は憧れの主人公の彼女になれた、と得意の絶頂に至る。
 一方矢部は目の前でカップル成立を見せつけられ「マネージャーのことを狙っていたのに」と泣いて悔しがった。
 ちなみに断ると後ほど矢部が告白をするものの「タイプじゃないから」と呆気なくフラれてしまう。

頼りない年下

 初デートをすることになった主人公と花子だが、彼女の期待に反してうまくエスコートすることができない。
 すると次のデートから花子が仕切るようになる上、年上であることを理由にタメ語で話すようになってしまう(これ以降、花子が絡む定期イベントでも主人公に対してタメ語になる)。

 その後もデートを続けるが、レンタカーでドライブに出ればエンストを起こし、道ばたで見知らぬ外国人に英語で話しかけられ、野球観戦中思わず隣の人に飲み物を引っかけてしまい、と幾度となくトラブルに見舞われる。
 そのたびに花子が適切に処置する一方、主人公はオロオロするばかり。
 そんな時に主人公と花子は繁華街で悪質なナンパに絡まれてしまう。ここで選択肢が発生。
戦う」の場合、
どうしよう」の場合、主人公がただうろたえているうちに、花子は一人にスプレーを吹きかけもう一人にヒールを投げつけて怯ませ、逃げ出すことに成功する。
主人公はなくしたヒールを弁償すると言うが、それより花子は主人公のあまりの頼りなさに呆れてしまっていた。
マネージャーをかかえて逃げる」の場合、文字通り主人公が花子を抱き抱えてその場を去り、無事切り抜ける。

 ここは「どうしよう」以外を選択すると、花子が主人公を見直す代わりに汎用デートしか発生しなくなり、攻略が失敗してしまう

 なお、車が壊れるイベントで「どうしましょう」と花子に判断を仰いだ場合、花子が車のエンジンを分解して自分で修理してしまうが、これを経た上でタムラくんのイベントを進めると、花子にタムラくんの改造をお願いできるようになる。
 また、全編共通の汎用デートも草野球編専用のデートイベントとは別に発生するが、ハンバーガー屋など一部のものは主人公が連れていくものから花子が連れていくものに変更されている。

別れ話

 付き合い続けるほど、主人公の頼りない部分ばかり意識してしまう花子。
 たとえ年下でも頼りがいのある男性と家庭を持つことが花子の理想であったが、今の主人公とそういうビジョンはどうしても思い描くことができなかった。

 ある日、二人で夜の公園に行った花子は「甲子園で見た主人公にあこがれていた。でもただのあこがれで、本当の主人公は合わなかった」と幻滅を口にし、別れを告げてきた。

わかった」と答えると主人公が「マネージャーがそれでいいなら」と別れ話を受け入れたことに、「別にイヤじゃないんだ」と落胆した態度を垣間見せ、去っていく。
イヤだ」と答えると花子は一瞬驚いた顔を見せるものの、「今のままの主人公とはつき合えない」と突き放し、どうすればいいの悩む主人公を置いて一人帰ってしまう。
答えない」の場合

 なお「わかった」の場合は本当に花子が彼女でなくなるため他に彼女を作ることが可能だが、一方で花子イベントのフラグも消えないというかなり特殊な状態になる。

諦めきれない

 花子から別れ話を切り出されてしまった主人公は、自主トレしながらも花子のことばかり頭に浮かび、悶々としてしまう。
 だがどうしても納得できない主人公はこのままじゃダメだと一念発起。
 そして全国大会決勝直前、カフェで愛想なしの花子と会った主人公は「決勝で勝利投手になる)」もしくは「決勝でホームランを打つ」と予告、疑問を呈する花子をよそにやる気満々で去っていく。残された花子は「変わったのかなあ…」と若干不安になった。

エピローグ(草野球)

  • 事前の予告を達成した

 公約通りの活躍をした主人公をみた花子は感激、主人公は興奮気味にもう一度つき合ってくれと告白し、花子は快諾した。

 ただし、上記の通り別れ話のイベントで本当に花子と別れていると、他の彼女ともつき合えてしまう。その場合、マイライフに選手を持ち越すと誰が彼女扱いになるのかは不明。

  • 予告を達成できなかった
新規作成日: 2021/05/02 16:44
最終更新日: 2023/09/07 21:40
最終更新者: うぃあこ @Wiakko
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