概要
パワプロ2016の独立リーグ編に登場した女性選手。同作で主人公と恋仲になることはないが、アプリでは選手兼彼女として付き合うことが可能となっている。
ちなみに、2016の発売を記念したガチャでデビューした際、ガチャ設置が発売前日になされたため、登場はアプリの方が1日(厳密には10時間程度)だけ先である。
第2回パワプロ人気投票の1位に輝いてサンババージョンをゲット。さらにはパワサカやにゃんこ大戦争にゲスト出演を果たすなどかつてはパワプロを代表するキャラとして活躍したが、ここ数年は中々スポットライトを当てられる機会を得られず、活躍と言えばパワフェスでイジられることくらいになってしまっている。
人物像の変化について
細かい話は各作品の項に譲るとして、ここでは両作で何がどう異なるかについて述べることで、彼女の人物に迫ることにする。
まずは年齢。アプリではもちろん高校時代、2016ではそこから大分時が経った30代の姿が描かれている。そしてポジションも変化。高校時代は外野手のついでに捕手もできるといった感じだったのが、アマゾネス時代には捕手がメインとなり、年齢のせいかパワー走力が低下した一方、ミート肩力捕球を伸ばしてキャッチャーBの特殊能力も得た。容姿についても、シンプルな黒髪ロングの美少女から、長髪を後頭部でまとめ、スッピンのままの顔に目元が見えないほど分厚いメガネをかけた、言い方は悪いが"女を捨てた"ような格好に変化している。
極めつけは性格。野球に真摯な男勝りの堅物という根本的なキャラクターは変わっていないのだが、ピュアでうぶな乙女らしい所を見せる可憐な彼女候補が、なぜか荒んだ言動を見せつつ「てんちゅう」(天誅の意)を連呼するちょっとアレな人に。笑い方も「ガハハハ!」とおっさんくさくなっている。
実は、アプリにおけるとある展開が2016のシナリオと地続きという仕掛けが施されているキャラであり、上記のショッキングな変貌にも明確な理由が用意されている。そしてそれは、アプリで付き合った際にあることをすると明らかになるのだが……(詳しくは後述)。
パワプロアプリ
通常バージョン
外野を守る女子選手。男前な性格で、女子からの人気も高いが本人は野球以外には興味がない様子。
(パワプロアプリN~PRのプロフィールより)
バランスのとれた能力の外野手。真面目で純粋、一途な性格をしている。自分の中の女子っぽくない部分を気にするあたりは女の子らしい。
(パワプロアプリSR~PSRのプロフィールより)
ユニークボーナス:なし
自己紹介
後輩投手を褒めつつも、もう少し足腰を鍛えるべきと注文をつける新島。何か言いたげの彼を「つべこべ言わずとっとと走れーっ!」と怒鳴り、走り込みに向かわせる。
その一部始終を見ていた主人公に、相変わらず強引ではあるが、言っていることは間違っていないと同意され、そのことを指摘するためにわざわざ捕手役を買って出た面倒見の良さについて「アネゴ」と評されるが、同じ野球部の一員である以上性別は関係ないと女扱いをやめるよう主張。それは尊重するが、普段男子の着替え中に部室へ入ってくるのはやめて欲しいとたしなめられ、「はっはっは!男が細かいことを気にするな!」と笑い飛ばすのであった。
全レアイベント『やっぱり野球が好き!』
パワスポのドラフト特集に自分の名前を探す主人公を見かけた新島。ドラフト候補に名が上がるほどすごい選手だったのかと驚愕するが、ひょっとしてと思っただけだと言われ、「なーんだ、そうだよな!当然、載ってるワケないよな!はっはっはっは!」とデリカシーのない返事。
暫しの沈黙に続いて彼女は自分の名前が載っていないか尋ねるが、ドラフトにかかる女子選手などまずいないのだからそれはもう新島1人で特集が組まれるレベルだと言われ、「それもそうか。私だって、プロを目指してはいるんだけどな・・・」と苦笑い。お互い努力して甲子園に出場するしかないと励まされ、甲子園に出るのは幼い頃の夢だからなと頷き、話題は彼女が野球を始めたきっかけについて移る。
多分夏の甲子園のテレビ中継を見たのがきっかけであること、それでおもちゃのバットとボールを親にねだったこと、近所の子供たちで野球をしていて、エースで4番のガキ大将を張っていたことを順に回想する新島は、あの頃の情熱が蘇ってきて、無性に練習がしたくなってきたと言い出し、同意した主人公に何の練習をするか尋ねてくるが……。
- 「打撃練習」「走塁練習」「守備練習」を選んだ場合、それぞれ自分が打撃投手としてえぐい攻めをしてやる、グラウンド10周の走り込みをしよう、地獄の千本ノックをお見舞いしてやると彼女は大張り切り。それに対する主人公の反応は、選択肢によって分岐。
- 「望むところだ!」では、受けて立つことに。成功パターンでは厳しい練習に耐えきるが、失敗パターンでは限界を迎え、新島のスパルタぶりに苦しめられてしまうのであった。
- 「いや、そこまでしなくても・・・」では、選択肢の通り及び腰の反応を呈することに。そんなことではプロになれないと煽り立てられるが、新島の練習はスパルタすぎるし、ケガでもしたら元も子もないと反論。「なら仕方ない、手加減してやるか」と譲歩させるのであった。
- 「休む」を選んだ場合、筋肉も張ってるからと無理せず休むことに。休養が大事なのはわかるが、だらしない話だと呆れられてしまうのであった。
Rイベント『鬼教官新島』
1回目
新島の指導が厳しすぎて、彼女の課す基礎メニューをこなすと他の練習ができなくなるくらいだと後輩から相談を受けた主人公は……。
- 「新島を注意する」を選んだ場合、新島に注意することにするが、彼女のペースに呑まれて一緒に基礎練をこなす羽目になるのであった。(イベント終了)
- 「下級生をさとす」を選んだ場合、新島はできないことをやらせる人じゃない、もう少し我慢してやっているうちに体も出来てきて慣れるさ、と説得。後輩をその気にさせるのであった。(イベント終了)
- 「オレも一緒にやろう」を選んだ場合、自分も一緒にそのメニューをこなすと提案し、ホントにキツかったら止めてやると後輩を安心させつつ、新島の許へ。実際やってみるとかなりの負荷で、主人公も先程の訴えに納得。へばってきた後輩を厳しく叱咤する彼女に、キツいだけじゃ続かないから適度に打撃練習を挟んだりして野球する楽しみも味わえるようにしてやるべきだし、続けざまの練習は故障の元だと意見し、休憩を認めさせる。そして、熱心すぎてやりすぎることもある奴だが、しっかり話せばわかってくれるから、と新島との接し方を後輩に教えてあげるのであった。
2回目
先日やりすぎたことを反省して指導を緩めていたら、雰囲気がイマイチ締まらなくなったこと、厳しく言うとすぐヘコみ、おだてるとすぐ調子に乗るため後輩への接し方の塩梅がわからなくなってきたことについて新島から相談を受けた主人公は、前者については練習メニュー作成を手伝うと返答、後者については、後輩も新島の野球に真剣な姿勢はわかってるはずだから、期待に応えてくれるはずだ、下手な小細工や遠慮はいらないからドーンとまっすぐぶつかっていけ、と励ますが……。
- 成功パターンでは、「そ、そうか?」と機嫌を直し始めた彼女に、それにやり方を自由自在に変えられるほど器用じゃないのだから、その道を推し進めるしかないと畳みかけ、自信を取り戻させることに成功するのであった。
確かに・・・私は野球しか取り柄がない野球バカだしそんなに器用にはなれないか。
- 失敗パターンでは、まっすぐぶつかった結果一度失敗してしまったのだと彼女のネガティブ思考は止まらず、自信を取り戻させるのに1時間以上費やすことになるのであった。
告白
溜息を吐き、何か悩み事がある様子の新島。ラブレターをもらったが、今は野球が最優先で恋愛にかまける暇などないため断らないといけないと思うと気が重いとのこと。滅多にないチャンスなのにとの意見には、ラブレターなら毎月1枚はもらっているとこともなげに答え、驚いた主人公の発した「まあ、新島は見た目はかわいいし黙ってたらモテそうだもんな」という言葉の含みに気付かず、「おいおい、そう持ち上げるなよ!」と照れる。
誰かと付き合ってることにすればいいと提案する主人公だったが、白球が恋人なのだと断ってみてうまくいかなかったと言われ……。
- 「そうだ、オレが恋人になるよ!」を選んだ場合、抑止力として自分を仮の恋人にすればよいと更に踏み込んで提案。名案だと感心した彼女は、あくまで演技であると念を押した上で「それならいいか。○○のことなら好きだしちょうどいいかもな!」と俄然乗り気に。唐突な「好き」に動揺する彼だったが、新島の平然とした様子に、「うーん、これは恋愛対象としての『好き』じゃなさそうだな」と苦笑。早速告白を断りに行こうと引きずられ、まだ心の準備ができていないと叫ぶのであった。(交際スタート?)
- 「まあ、がんばれ」を選んだ場合、自分は力になれそうもないとお手上げ。彼女が「美人に生まれたものの宿命と思ってあきらめるよ」とふざけてみせ、「でも、こんな女のどこがいいのかね」と本気で不思議がるのを眺めつつ、「『かわいい』って言ったのは別に冗談じゃなかったんだけどな。新島は自分の魅力に気付いていないのかな?」と心配するのであった。
デート
1回目
主人公に誘われ、街へ繰り出した新島。たまにデートすることで恋人設定に真実味を持たせるとは名案だと感心してみせるが、「そうだ、これはあくまでも演技なんだよなぁ」と惜しむ彼の浮かない表情には気がつかない。
そうは言っても何をすれば良いのかわからない彼女は、とにかく2人で楽しく過ごせば良いと教えられ、早速ランチだと行きつけの大衆食堂へ直行。こういう店の方がらしくて良いけれども、一般的にデートではもっとオシャレな店に行くものだ、との指摘を受けてひっかかりを覚えるが、あまり突き詰めては考えず、チャレンジジャンボ丼(テレビ番組でよく取り上げられるような、制限時間内に完食すれば無料になるデカ盛りメニュー)を無邪気に平らげる。
店を出た2人は公園を訪れ、腹ごなしに軽く走らないかという新島の提案は、デートでは普通やらないと再びツッコまれ、却下。店選びに関しても同様の指摘を受けたことを思い返し、ごく普通のデートというのがどんなものか一度体験してみたいと思うようになった彼女は、今度のデートではエスコートしてみてくれと主人公に頼むのであった。
2回目
遊園地に連れて来られ、小学校の遠足以来だ、こういうところに来るのがデートなのかと不思議そうな様子の新島。定番スポットではあると言われ、「では、これで私もデートの達人になれるんだな?」と笑顔を浮かべ、デートの達人とは「本当の彼氏ができた時にちゃんとデートをリードできるような人間」と説明、「本当の彼氏・・・か。まあ、今はそれでもいいけど」と主人公を苦笑させる。
早速ジェットコースターを堪能した彼女は、やつれた様子のパートナーに気付かず、乗り物を全制覇してやると息巻くが、流石に辛いと制され、反省。代わりにホラーハウスに入ろうとの提案に青ざめるが、デートの達人になるには必要だと虚勢を張り、入館することになる。
ホラーハウスとは呼ばれているが、実際の中身は和風のいわゆるお化け屋敷。新島は早速悲鳴を上げて主人公にしがみつき、西洋のモンスターならどんと来いだが幽霊だけは物理攻撃が効かないし、呪ったり怨んできたりするからダメだ、「幽霊ヤダ、幽霊怖い!!」と駄々をこね始めてしまうが、「・・・大丈夫だよ。オレがついてるから」「オレが盾になる。新島を呪わせたりしないよ」と主人公にカッコよくなだめてもらい、赤面。さらには、苦手ならもう早く出ちゃおうと出し抜けに手を握って牽かれてしまい、いつもの勝気な態度はどこへやら、「え、ちょっと待って!いきなり手なんて・・・」「きゃぁぁぁぁっ!!」とまさに乙女の反応を呈する。
そして、脱出後も胸の高鳴りは収まらず、「○○って・・・頼りになるんだな」とウットリ蕩けた表情を浮かべるのであった。
3回目
ウィンドウショッピングを楽しんだ2人。「なるほど、デートというのはああやって店を冷やかして回ったりもするものなんだな」「ともかく、ずいぶん歩き回ったから足腰も鍛えられたな!」と新島はらしいコメントを残し、それぞれ、冷やかしじゃなくてウィンドウショッピング、足腰を鍛えるのが目的ではないし歩くのが速すぎるとツッコまれてしまう。
今回はデートらしい店に行こうとオシャレなレストランに連れて来られ、テーブルマナーがわからないと困り顔になるが、主人公の調べてきた事項を簡単に教えてもらい、これをこなしきれば自分もデートの達人だとなぜか確信。「いざ、尋常に勝負!」と息巻いてディナーに臨む。
見事乗り切り、これで自分もデートの達人だと大喜びするが、「これで、本当の彼氏ができた時に失敗はしないよね」「もう、オレが教えられることはない。だから・・・」と主人公が演技の関係に決着をつけようとするのに動揺。初めは主人公を師匠と呼ぶ冗談めかした言い回しで関係の継続を訴えるが、次第に余裕が失われた言い回しに。
待て待て待て!いや、待って下さい師匠!
デートの道は一日にしてならず!そして、私はまだまだ未熟者!
この先も私をご指導ください、師匠!
でも・・・私はまだ、お前とデートしたいんだ。
だから、もう終わりなんて言わないでくれよ。
望み通りの展開に笑みを浮かべた主人公に、「実は、オレも新島ともっと一緒にいたかったんだ」「オレは新島が本当の彼氏を見つけるためいさぎよく引くつもりだった。でもさ、新島が自分からデートしたいって言ってくれてそれは変わったんだよ」「新島!これからは演技じゃなくて本当の恋人同士になろう!」と改めて告白され、「・・・ああ。こんな私で、本当にいいんだな?」とOK、早紀ちゃんと呼ばれて大いに照れるのであった。
えっ?今、私の名を・・・
い、いやなワケあるか!
こここ、恋人同士なんだからな!当然だよ、当然!
4回目
映画を観た後、カフェに入って語らう2人だったが、早紀は心ここにあらずといった様子。主人公と隣り合っているシチュエーションに気が気でなく、映画に集中できなかったと告白するが、実は主人公も本格的に付き合うことになって初のデートということで緊張していたことを知って少し気が楽になり、野球をしているときでもこれほど緊張したことはない、今も向かい合っているだけでドキドキしていると続ける。
映画よりも、その・・・お前といる事に緊張してしまって・・・
まったく、野球の試合でもこれほど緊張したことはないってくらい緊張したぞ。
もちろん、今だって・・・お前が目の前にいると、その・・・
それだけ好きでいてくれてるなんてと主人公に微笑みかけられ、自らの胸に渦巻く激しい情動を「好き」の気持ちと理解。初めて感じる気持ちだと心地よさげに語りつつも、恋煩いで野球に支障が出ないか心配すると、自分たちは恋人であり、チームメイトであり、同じく甲子園出場、プロ入りを目指す同志であるのだから、自分のために頑張れば頑張るほどお互いのためになるのだと励まされ、迷いは雲散霧消。
恋愛のもたらす好循環に心ときめかせ、幸せいっぱいの笑顔を浮かべるのであった。
あ・・・そ、そうだな。
これが好きって気持ちなのか。
こんな気持ち、初めてだ。
でも、まさかこんなに○○のことが気になってしまうとはな・・・
野球に差し支えが出たりしないだろうか?
そうか・・・好きな相手のため、夢に向かってがんばれる!
なんてステキなんだろうな!
この気持ちががんばろうっていう原動力そのもの!
よーし、これからも元気よくいくぞ!
5回目
カラオケ、ゲーセンをハシゴして楽しみ、夜の公園で1日を振り返る2人。クレーンゲームで欲しがっていたストラップを取れなかったことを謝る主人公に、代わりに取ってくれたキーホルダーでも、自分の為に一生懸命取ってくれた大事な宝物であることには変わりがないと早紀は笑顔を見せる。
ベンチに座って一休みしようとしたそのとき、そこが初めてのデートで訪れた公園と気付いた彼女は、もう随分昔のように思えるとしみじみ。あれ以来2人の歩んできた軌跡に思いを馳せ、色々あったおかげで主人公と結ばれたと感慨深げに語る。
そして、ついに座ろうというとき、モジモジしつつ密着して座ろうと言い出し、暫しイチャイチャし合う。
えっと・・・人はいない、よな?
あのさ、その・・・くっついて座っちゃ・・・ダメ、かな?
な、なんだか照れるな。
でも、恋人同士なんだからいいよな?
ううっ、ドキドキする・・・○○は何ともないのか?
お互いドキドキしていることを確かめ合い、もうちょっとと主人公が身を寄せて、もはやどちらの鼓動かもわからないくらいに密着し合うことに。
感極まった早紀は「私・・・幸せ・・・」という呟きを思わず漏らし、一番初めに仮の恋人になろうと言ったとき自分のことを好きだったのかと質問。もちろんと即答され、無邪気に甘えて純情を蔑ろにしていたことについて謝罪するも、「いいんだよ。あれがあったから、今があるんだ」「衝撃的な出会いや一目惚れとは違うけど・・・こうやってじっくり時間をかけておたがいを知って行く恋愛ってのもあるんだな」と言ってもらい、あの時恋人になると言ってくれて本当に良かったと笑うのであった。
……まさかこんな幸せの絶頂からどん底へと叩き落とされることになろうとは……。
あ、○○・・・
私・・・幸せ・・・
なぁ、○○。お前が私の恋人になるって言ってくれた時・・・
あの時、お前は私のことが好きだったのか?
そうか・・・本当にゴメン。
私は、そんなお前に甘えて演技だなんて言ってしまった・・・
あの時〇〇が恋人になるって言ってくれて・・・私、本当によかった。
クリスマス
2人は主人公の部屋でクリスマスをお祝い。ケーキとチキンを心ゆくまで食べようとウキウキの新島に、クリスマスはそれだけの日じゃなく、恋人や家族といった大切な人とゆっくり過ごす日なのだと主人公が教えると、初耳だったらしく、非常に意外そうな反応。さらには、「はっ!?では、私たちも今まさにその状態!?」とまで気付き、やっとイチャイチャが始まるかと思いきや、「そうか、世間一般はこうして2人でケーキとチキンを食べ放題なんだな」とズレた結論に帰着してしまう。
続けて、ケーキもチキンもアスリート向けのヘルシー志向だとアピールした後、食後はお楽しみが待っている、「たっぷりと汗をかくだろうからちゃんと着替えも用意しているぞ?」と思わせぶりな言葉で彼を惑わせるが、これは案の定野球の練習のこと。クリスマスのカップルだというのに、練習に精を出す2人なのであった。
初詣
一年の計は元旦にありという諺を引き合いに出して、甲子園優勝を誓う新島は、計画を立てるときに使う言葉なので使い方が違うと指摘されるも「はっはっは!まぁ小さいことは気にするな!」と笑い飛ばす。
人混みのどさくさに紛れて手を握ろうとする主人公の画策もむなしく、人にぶつからないよう歩いて反射神経を鍛えるトレーニングだと彼女はスタスタ1人で歩いて行ってしまい、彼を苦笑させるのであった。
バレンタイン
新島に屋上へと呼び出され、超有名店の高級チョコレートをもらった主人公。一口齧り、グルメリポーターばりのコメントで大絶賛すると、どんな味か彼女も気になってきたらしく、少しだけ食べさせて欲しいと申し出てくる。もちろん快諾して食べ残しを差し出すと、ちょうど彼が齧った部分を齧られ、見事間接キス成立。大いに動揺する主人公であったが、何でもなさそうな彼女の様子に、取り越し苦労だったと拍子抜けするのであった。
エピローグ
デートを2回以下しか済ませていない場合
プロ入りした主人公を祝う新島。彼女自身は指名漏れしたため、社会人の女子野球チームに入ってそこで力を付けて捲土重来を期すらしく、「野球エリートたちの集まる戦場」へと赴く彼を叱咤激励。「楽しみ」という彼の答えに「そう言える心の強さがあるなら○○は大丈夫だな」と安心し、「それじゃ、さよならだ。恋人のフリ、悪くなかったぞ」「じゃあな!今度はプロの舞台で再会しような!」と爽やかにお別れを済ませる。
ついぞ実を結ぶことのなかった恋愛の萌芽に主人公は後悔を滲ませるが、「やっぱり、新島は野球一筋のほうが似合ってるよ。だから、これでいいんだよな?」と酸っぱい葡萄理論で自らを慰めるのであった。
デートを3回以上済ませている場合
プロ入りした主人公を祝う早紀。彼女自身は指名漏れしたため、社会人の女子野球チームに入ってそこで力を付けて捲土重来を期すらしく、「野球エリートたちの集まる戦場」へと赴く彼を叱咤激励。「楽しみ」という彼の答えに「そう言える心の強さがあるなら○○は大丈夫だな」と安心し、「待っていてくれ。私も、一刻も早くプロになって追いついてみせるから」と宣言。そんなに急ぐ必要はないとなだめられるが、「・・・だって、悔しいじゃないか。私1人だけ置いていかれるんだぞ?」「私もプロになってゆくゆくは・・・」と何かを言いかけるが、続きを促され、口ごもってしまう。意地悪して悪かったと笑いながら、「ゆくゆくはオレと早紀ちゃん、2人で世界初のプロ野球選手の夫婦になろう!」と主人公に言葉を継いでもらい、「うん・・・うん、きっとだぞ!私、がんばるからな!」と約束するのであった。
綺麗にまとまっており、良い落としどころのはずなのだが、残念ながらこのエピローグは正史ではないのである……。
複股時の特殊エピローグ
主人公がドラフト指名され、思わず女友達に「付き合ってる彼氏がドラフトで指名されたんだよ。いやー、実にめでたい!」と言いふらしてしまった早紀は、彼が他の女子とも付き合っているという衝撃の事実を知らされる。「はっはっは!そんなのはただのウワサだ!アイツは私に優しいぞ!」と初めは信じようとしなかった彼女だったが、検証の結果事実と判明。
「男は○○だけじゃないって」と励まされ、「でもさ、アイツは私に『愛してる』って・・・」と反論を試みるが、「・・・いや、よく考えたら言われてないな」と悲しい現実と直面することに。ひょっとして全部思い込みだったのではと言われて、「じゃあ、あれは夢だったのか?なんだか熱に浮かされたような気分だったし・・・」と自信喪失。ついには現実逃避へと至って、自分には人間の恋人など必要ない、白球のみが恋人だと極端な結論に飛びついてしまい、真の愛と巡り合うまで15年以上の歳月を要する羽目になってしまうのであった。
非常に残念なことにこちらが正史。当エピローグと2016独立リーグ編やパワフェスでの彼女の扱いを知った上で、再びデート5回目の甘々なテキストを読んでみると、どうしようもなくやるせない気持ちになること必至である。
ふ、ふふふ・・・
わかった・・・ようやくわかったぞ。
私に人間の恋人は必要ない!
やっぱり私の恋人は白いボールだけだ!
いーや、私の決意は固いぞ!
これから先は野球ひと筋だー!!
サンババージョン
あの新島さんが、サンバの衣装を着た!第2回パワプロ人気投票ナンバーワンを記念した特別バージョン。
(パワプロアプリR~PRのプロフィールより)
新島早紀がサンバの姿で登場!第2回パワプロ人気投票で1位に輝いたことを記念する特別バージョン。すごい格好だが、本人はノリノリ。
(パワプロアプリSR~PSRのプロフィールより)
あの新島さんが、サンバの衣装を着た!サクセススペシャル1周年を記念して配信された特別バージョン。
(実況パワフルプロ野球サクセススペシャルR~PRのプロフィールより)
新島早紀がサンバの姿で登場!サクセススペシャル1周年を記念して配信された特別バージョン。すごい格好だが、本人はノリノリ。
(実況パワフルプロ野球サクセススペシャルSR~PSRのプロフィールより)
ユニークボーナス:レッツサンバ!
なぜかギャグに振り切れてしまった人気投票1位記念の別Ver。PR以下のイラストではサンバ衣装に照れているが、SR以上のイラストではノリノリで着こなしている。
別Verイベント『祝!人気投票1位!』/『スペシャルな衣装』
いきなり「人気投票1位、おめでとーっ!!」と主人公とモブに祝われた新島は、クラッカーの音を狙撃だと勘違いするほどに混乱。理解が追い付かぬままサンバ衣装を渡されてさらに混乱し、なぜサンバ衣装なのかわからない、ガサツで可愛くもない自分が1位に選ばれたのもきっと何かの間違いだと言い始める。
主人公とモブはそれぞれの主張に「そりゃ、投票してくれたみんなにサービスしないとな!」「そんなことないよ!新島は可愛い!」と答え、さらにその上「新島は魅力的!」「経験点も魅力的・・・ゲフン!」とおだてて、彼女をすっかりその気にさせる。
そしてサンバ衣装に着替えた新島はサンバダンスを披露するが、肝心の曲がなぜかコブシの効いた演歌調のもの。イマイチ乗れない2人を夜まで付き合わせて踊り狂うのであった。
やぁぁぁきゅうぅぅぅぅ~~
ひとすじぃぃぃぃぃ~~
命をぉぉぉぉ~~かけるぅぅぅぅ~!
オイラにゃぁぁぁぁ~~
グラウンドがぁぁぁぁぁぁぁ~~
ゆりかごさぁぁぁぁ~~~!
ヘイカモン!
白球うぅぅぅ~~追いかけぇぇぇ~!
デート
5回目
カラオケ、ゲーセンをハシゴして楽しみ、夜の公園で1日を振り返る2人。クレーンゲームで欲しがっていたストラップを取れなかったことを謝られた早紀は、代わりに取ってくれたサンバ衣装でも……と言いかけ、まさか景品の中身がサンバ衣装だったとはと驚愕。「えっと、コレじゃなくて・・・だな?か、可愛いもの・・・」「可愛いものを期待してたんだっ!恋人に贈るものの定番だって聞いていたから!」と必死に訴えるが、恋人という響きに受かれる彼にはイマイチ届かず。
それでも可愛らしいと褒められたことで機嫌を良くし、主人公の熱望もあってサンバ衣装を着ることに。夜の公園に似つかわしくない姿に「メチャクチャ浮いてる」と思いつつ気を遣った彼にすごく可愛いと褒められ、通常バージョンのデート5回目同様密着して座ろうと言い出すが、今回はイチャイチャしたいのが理由ではなく、夜間の薄着で寒いからというのが理由。
いざくっついてみると、羽飾りが主人公をグサグサ攻撃してしまうが、「そのくらいガマンしろ!こっちだってガマンして着てるんだ!」と暴論をかまし、もう可愛い姿は十分楽しんだから着替えたらという意見も、「いや、まだだっ!まだ私の魅力は出しきれていない!」と聞き入れようとしない。
そこへ、不審者がいるとの通報を受けやって来た警官が登場。なぜか早とちりした彼女は「○○、お前は逃げろ!恋人の身は私が守るっ!」「覚悟ぉぉぉっ!」と警官に突撃を仕掛ける(公務執行妨害……)が、不審者扱いされてるのは十中八九そっちだから、と全力でツッコまれるのであった。
コンボイベント
『うーっ!』
サンババージョン限定で発生する[マンボ]熱盛宗厚とのコンボ。
何やら言い争っている様子の熱盛と新島に、「う」を短く切って「うっ!」とするべきか長く伸ばして「うー!」にするべきかと尋ねられた主人公は……。
- 「うっ!」を選んだ場合、前者を選び、熱盛が勝利宣言。2人は主人公の応援曲のことで揉めていたらしく、「うっ!」はマンボ、「うー!」はサンバの掛け声とのこと。彼の裁定により、次週の終わりまでマンボがBGMとして流れることになるのであった。
- 「うー!」を選んだ場合、後者を選び、新島が勝利宣言。2人は主人公の応援曲のことで揉めていたらしく、「うっ!」はマンボ、「うー!」はサンバの掛け声とのこと。彼の裁定により、次週の終わりまでサンバがBGMとして流れることになるのであった。
- 「意味が分からない」を選んだ場合、何を言っているんだと突き放し、「うっ!」はマンボ、「うー!」はサンバの掛け声で、どちらが主人公に似合う曲かで揉めていたのだと教えてもらう。彼に聞いても結論が出なかったため、マンボとサンバを融合させた音楽サンボを作ることで2人は意見の一致をみるが、それは音楽じゃないだろとツッコまれてしまうのであった(サンボはロシア発祥の護身術)。
パワプロ2016
独立リーグの1つ、東西南北リーグを構成する球団であるアマゾネスのキャプテンとして登場。
ヒールになることを厭わず思ったことは遠慮なく口にする男前な性格は健在ながらも、突飛な練習法を思いついてはチームメイトに強要する理不尽な行動が目立つように。しかも、楯突かれたりイジられたりすると「てんちゅう」と叫びつつ制裁を加えるなど攻撃性が顕著に高まっている。特に新入りの佐菜あゆみに対して厳しく当たっている。
ただし人間的に反りが合わない部分もあると言えばあるが、過度な公私混同もしていない。
事実、あゆみが男子選手とばかり交流していることについて「男を作りに野球をしているのか」と疑義を呈する一方、教育係としての主人公の「問題かもしれないが、それも彼女なりのやり方だから」という意見には真っ当に耳を貸している。また彼女をシゴくのは必ずしもイジメの類ではなく「野球が下手なままではあゆみ自身がバカにされるから」という一種の親心でもある。
異性関係に関しては、長年身も心も野球に捧げてきた結果、男日照りに苦しんでいる状況にある。年齢的に"瀬戸際"が近付いてきていることもあってか、早く相手を見つけなければという焦燥感に駆られており、作中では3人の男性それぞれに好意を抱く3通りの展開が用意されている。しかし、いざ恋愛という段になると、自分からアプローチをかけた経験が皆無であるがゆえに、極度の不安に襲われて周りに背中を押してもらわなければ何もできない状態に陥ってしまうため、ハッピーエンドに至るには主人公の協力が不可欠となっている。
ルート分岐前
最初の喝
独立リーグ編最初のイベント。プロ入りできたら結婚してあげると十六夜瑠菜に条件を突き付けられ、プロになれっこないと腑抜けた主人公を新島は一喝。頑張らないなら辞めろと迫りつつも、本当に辞めると言われると「いいのか、ホントに?」「ホントにいいんだな?」「ホントにホントにいいんだな?」「ホントにホントにホントにいいんだな?」「ホントにホントにホントにホントにいいんだな?」「くどいようだが、ホントにいいんだな?」と撤回するまで何度もしつこく尋ねて彼の奥に眠る闘志に火を点ける。
そんな彼女に、「漢だねえ~」と感心する阿比留であった。
そうですね、大変ですね、かわいそうですね、○○君は・・・って、言って欲しい?
じゃあ、なんとかしろよ!ウジウジしてても何も始まらないだろが!そんなことしてるから振られるんだろ!
このままダラダラと、何にもやる気を出さないのなら、みんなの足を引っ張るだけだからアマゾネスも辞めてもらうからな!
何を読んでる?
本屋で立ち読みする新島を見かけた主人公は、「あの人も読書なんてするんだな」との感想を抱くが……。
- 「気になる」では、後ろから忍び寄って手元を覗き込んでみることに。すると彼の目に飛び込んできたのはお見合い特集号の文字。「キ、キャプテンって男に興味あるんだ!」と思わず驚きの声を上げてしまい、「みぃ~たぁ~ぬあああああ!!」と鬼の形相で睨みつけられる。「見てません!真剣に見てるとこなんて!見てませんーーー!!!」と一目散に逃げるも、「しっかり、見とるじゃないか!てんちゅう~~~!」と追いかけ回される羽目になるのであった。
- 「詮索はよくない」では、プライベートの行動を詮索するのはよくないとその場を立ち去ろうとするが、新島に見つかり、「お前も読書なんてするのか」と話しかけられてしまう。週間少年マンガ誌の発売日だからとごまかし、「マンガばっかり読んでると、バカになるぞ!」と偏見に満ちた叱責を受けたそのとき、彼の目に入ってきたのは彼女が手に持った結婚情報誌。思わず驚きの声を上げてしまうと、何を読んでも自分の勝手だとさらに怒られてしまい、慌てて逃走する羽目に。そして、1人残された新島は、「・・・見られてしまった」とポツリ呟くのであった。
カップルに嫉妬!?
イチャつくカップルを嫉妬に満ちた目で見つめる新島を見かけた主人公は、「きさまらに、てんちゅうを下す!」と暴れ出そうとする彼女を制止。道端の屋台に入って話を聞くことにする。
聞くところによると、合コンがあまりにもうまくいかなかったから、幸せそうなカップルを見てついカッとなってしまったらしく、「・・・お前は、もう分かってるだろうが、アタシだっていろいろと考えることがあるんだよ」とのこと。それを受けた主人公の反応は……。
- 「合コンのことを聞く」を選んだ場合、合コンがうまくいかなかった理由について尋ねることに。大企業勤めのスポーツマンという相手の男2人組が野球は未経験と言ったので、バッティングセンターでしごいたらものの30分で音を上げた上、その後行った牛丼を割り勘にされて腹が立った、「全く、最近の男はたるんどるわ!男気っちゅうもんがない!」とくだを巻く彼女に、主人公は男気で新島に勝るのはムリだと小声でツッコむが、「あ!?なんか言ったか!?」と凄まれ、口を噤むのであった。
- 「もっと女性らしくすれば?」を選んだ場合。もっと女らしくすれば男も振舞うはずとアドバイスしてみると、新島は家事をしっかりこなしていることをアピールし、いきなりボロボロと泣き始める。翌日、泣きながら帰ったが大丈夫だったかと彼女に声をかける主人公だったが、「泣くわけないだろ、アタシが!アホなこと言ってないで、早くグラウンドに行かんか!」と怒鳴られてしまい、急いでその場を離れる羽目に。本当に覚えていないのかと思いきや、内心では「もうアイツとは、2度と屋台に行かんぞ」と昨日の醜態を恥じる新島なのであった。
あ~~~?アタシは女らしくないのか?
家では、結構料理だってするし、部屋は、いつだってピカピカだし、ちょっと、服がほつれたくらいなら自分でちょちょいって縫っちゃうんだぞ~?おう?
なんだよぅ~、うっうっ・・・女らしくないとか言うなよ~~え~ん。
- 「どうして「てんちゅう」?」を選んだ場合、「てんちゅう」という言葉を好んで用いる理由について尋ねてみる。彼女の答えは新撰組のノリが好きで使うようになったというもので、さらには「クセで、今さら治らんからお前らには、一生付き合ってもらう」と高らかに宣言。勘弁してくれと思う主人公であった。
バレンタイン
彼女候補にチョコをもらえない場合に発生。新島のエピローグへ到達するのに重要なイベントとなっている。
買ってきたチョコを配るあゆみを尻目に、「やっぱり、バレンタインチョコは手作りだよなぁ!」と手作りチョコを配った新島は、「手作りですか!?すごいじゃないですか!」「キャプテンのオンナらしいとこ、初めてみたでやんす!」と一同の歓心を根こそぎゲット。「・・・・・・ムカッ!」とプリプリしながら去って行くあゆみを見て「ふふん、勝ったな」と勝利を確信し、早く食べるよう主人公を急かすが、肝心の味がとにかく酷いもので……。
- 「お世辞を言う」を選んだ場合、気を遣った主人公はうまいと嘘を吐き、新島は満足げに大笑いする。ところが、そこへやってきた番堂もチョコを食すこととなり、事態は急展開を迎えることに。案の定マズそうにする彼の率直な感想を新島に伝えるまいと主人公は全力を尽くし、何とかごまかすことに成功。そんなことはつゆ知らず、「ふっふっふ、そんなにうまかったか。次はもっと、たくさん作ってきてやろう」と彼女は無邪気にほくそ笑むのであった。
- 「正直な感想」を選んだ場合、主人公はマズいと正直に申告するが、ちゃんと味見したしそんなはずはないという彼女に、実際に食べた上で「・・・うまいじゃないか」と言われてしまい、ただただ驚愕。さらに、チョコであるにもかかわらず煮干し、昆布、シイタケといったダシを取る食材や栄養サプリが投入されていたという衝撃の事実が判明し、「まずいはずだ・・・」と内心呟くのであった。
- 「佐菜を追いかける」を選んだ場合、主人公はあゆみを追いかけ、「手作りとか、どうでもいいですから、オレ」とフォロー。案外平気そうだと内心ほっとするも、「来年は、ちゃんと作ってきますねぇ」と言われ、やっぱり気にしてたのかと驚くのであった。
におう特訓!?
休憩している選手一同の前に現れた新島は、ノーアウト満塁であろうとどんな状況であろうと動じないようなメンタルの強さが必要だ、と途轍もなくクサい物体を用意し、それをばら撒いたマウンドで練習するようあゆみに言い付けるが……。
- 「オレがやります」を選んだ場合。バッターボックスに撒いても同じことだと主人公が志願し、実際にやってみることにするが、あえなく気を失ってしまう。心配して近付いた矢部、小石川までも倒れ、情けないと呆れつつ近寄った新島も即座に気絶。辺りに動く者は1人もいなくなったのであった……。
- 「どうして佐菜さんを?」を選んだ場合、なぜあゆみなのだと主人公が尋ねることに。「お・・・べ、別にいいだろ、そんな事!下手なんだから、シゴいてやる!それだけだ!」と貶され、負けん気に火が点いたあゆみは激臭が立ち込める中1000球も投げ込まさせられる羽目に。新島がやけに彼女に厳しいことを不思議に思う主人公であった。
- 「死んだフリ」を選んだ場合。主人公は死んだフリをしてその場を凌ごうとするが、鼻先にそのクサい物体を近付けられ、立ち上がって逃げざるを得なくなる。「ガハハハ!ヘタな芝居するんじゃない!」と新島は呵々として笑い、「後で、お前らもやるんだからな!」と言いつつ、彼を追いかけるよう矢部に命令し、自らは逃げるあゆみを追いかけ始めるのであった。
阿比留代表の視察
『におう特訓!?』で「オレがやります」を選んだ場合
暇潰しと称してアマゾネスの練習を視察しに来た阿比留は、先日のクサい物体について繰り広げられる新島と矢部の問答に興味を惹かれ、「なんだい、臭いのって?」と主人公に質問するが、「いやぁ、知らない方がいいと思いますよ」と彼は詳しく語ろうとせず、「そうか・・・・・・それは残念だね」と不満を露わにするのであった。
『におう特訓!?』で「オレがやります」以外を選んだ場合
暇潰しと称してアマゾネスの練習を視察しに来た阿比留は、「よっしゃ~!佐菜!「アレ」行くぞ~「アレ」!」とあゆみを追いかけ回す新島に興味を惹かれ、彼女が手に持っているのは何か主人公に教えてもらい、「ずいぶん独特な練習だねぇ」と驚くが……。
- 「チーム員には不評」を選んだ場合、「チーム員には、大不評ですけどね」と主人公が付け加えるのを聞き、「うんうん、いいね。新島君は、いいキャプテンだ」と満足げに頷くのであった。
- 「効果はある」を選んだ場合、「それなりに、効果はあると思うんですけどね」と主人公が付け加えるのを聞き、「うんうん、いいね。新島君は、いいキャプテンだ」と満足げに頷くのであった。
阿比留代表と交渉
球団の運営資金を増やしてもらうため、阿比留の許へ直談判しに行こうと新島に誘われた主人公(運営資金の管理係を務めている)は……。
- 「わかりました」では同意し、ついて行くことに。
- 「いやです」では拒絶するが、「コラッ!アマゾネスのピンチなんだぞ!?お前、まさか、1人でプロになれるなんて甘い事、思っちゃおらんだろうな~?」と叱られ、結局ついて行く羽目に。
『バレンタイン』で「お世辞を言う」を選んだ場合
オフィスに到着した2人が話を切り出すや否や、顔つきからお金の話だと看破した阿比留は、「まずは理由から聞かせてくれ」と本題へと移るよう促し、真摯に新島の話へ耳を傾ける。一切を聞き終えた彼は要求を全面的に承諾した上で、「新島君は、チームの事をよく考えてるね」と彼女を称賛。さらに、おみやげとして渡された新島の手作りチョコを一口食べて、「う、うまい・・・」「こんな味には、出会った事がないよ」と大袈裟な感想を述べ、いつぞやの激マズチョコを知る主人公を大いに驚かせる。
そして、1人になった後、「・・・すばらしいね、新島君」と呟くのであった。
『バレンタイン』で「お世辞を言う」以外を選んだ場合
オフィスに到着した2人が話を切り出すや否や、顔つきからお金の話だと看破した阿比留は、「まずは理由から聞かせてくれ」と本題へと移るよう促し、真摯に新島の話へ耳を傾ける。一切を聞き終えた彼は要求を全面的に承諾した上で、「新島君は、チームの事をよく考えてるね」と彼女を褒め称える。さらに、おみやげとして渡された新島の手作りチョコを口にし、「うんうん、美味しいじゃないか」と評価、いつぞやの激マズチョコを知る主人公はその感想に驚きを隠せず、一口もらうことに。
どうやら酷評されたおかげで反省した新島はしっかり研究・改善を重ねたらしく、チョコは主人公もおいしいと認める出来栄えとなっており、彼女は「気に入っていただけたようで、アタシもうれしいです」と満足げに去っていく。
そして、1人になった阿比留は、「うんうん、普通においしいね」と改めて呟くのであった。
阿比留代表と交渉2
チームメイトから賃金アップを迫られた新島は再び主人公を伴って阿比留の許へ直談判に。
やはり、彼は顔つきを一目見ただけでお金の話と看破。賃金アップの交渉に来たと聞いて、活躍さえすれば前年以上の大幅アップを約束すると当たり前の答えを返し、やや期待外れといった様子の2人を前に、「新島君を始め、キミ達のがんばりは、よくわかっている。オーナーとして、その結果にはきちんと応えるから」と堂々と述べて話を切り上げる。
交渉の結果に落ち込みつつも、阿比留を絶賛し、蕩けた表情を見せる新島。そんな彼女を見てまさかの展開に驚いた主人公は……。
いや・・・
・・・・・・阿比留代表って、すごいな。
だよな!お前もそう思うか!
はぁ~~~・・・阿比留代表~~~。
そ、そんなわけあるか!ただ、胸の鼓動が止まらんだけだ!!
す、好きになったわけじゃないぞ、絶対だ!!
- 「アタックですよ!」を選んだ場合、「キャプテン、アタックしましょう!」「気持ちを伝えないと、何も始まりませんよ。そうだ、もっと女を磨かないといけませんね!」と主人公は背中を押すも、「みがくって・・・ど・・・どうしたら、いいのかしら?」と急に女性らしくうろたえる彼女の姿に驚くのであった。
- 「アプローチを待ちましょう!」を選んだ場合、新島を気に入っているような素振りを阿比留が見せていた心当たりがある主人公は「阿比留代表からのアプローチを待ちましょう!」とアドバイス。「アプローチって・・・それは代表がアタシの事を、お、お、思ってくれているのが、前提だろ?」と尋ねられて、根拠はないがそんな気がすると返答し、「お前なぁ、マジメに考えてくれよ・・・」と叱られるのであった。
- 「イヤな組み合わせだ」を選んだ場合、阿比留と新島とはイヤな組み合わせだ、と主人公はポツリ。「なんで、イヤなんだ!メガネ同士だし、お似合いだろうが!」とツッコまれ、アメとムチでうまい事利用されそうだからと心の中で答えるのであった。
身だしなみ
チームの控室で佇む新島は、もう少し身だしなみに気を遣いたいと思うが、どうすればいいかわからず途方に暮れていたのだと語る。「恋すると変わるってホントなんだな・・・」と妙に感心しつつ主人公が贈ったアドバイスは……。
- 「佐菜さんに聞いてみては?」を選んだ場合、オシャレのことならあゆみの意見を聞こうと提案し、実際に彼女を呼び出すことに。「練習では、いじめられてますけど、オシャレのことなら厳しくいくでぇす」と頼もしいあゆみに対し、「別に、いじめてるワケじゃない!下手なままだと、お前がバカにされるだろうが!それがイヤなだけ・・・」と厳しく接する理由を反射的に漏らしてしまった新島は照れ隠しに必死。2人の間に打ち解けた空気が流れる中、主人公が一旦その場を離れて帰ってくるとそこにはメガネを外し化粧で見違えた新島が。「いつも、こうしてたら相当モテそう・・・」と思う主人公なのであった。
しかしやっぱ、化粧ってのは息苦しいなぁ~、どうも好きになれんわ。
- 「そのままでも大丈夫」を選んだ場合、阿比留代表が褒めていたのは今までの新島なのだから、変わらずそのままでいるのが良いと思うとアドバイス。「それに・・・」と続けて、「見た目が良くなっても、凶暴さが変わらなかったら同じですからね!」とふざけてみるが、「てんちゅうを下す~!」と追いかけ回される羽目になるのであった。
阿比留代表に直撃
阿比留が新島のことをどう思っているか探るよう頼まれた主人公は……。
- 「いいですよ!」を選んだ場合、キャプテンのために一肌脱ごうと快諾。「頼む、お前だけが頼りなんだ・・・」としおらしい彼女をニヤニヤと見つめ、「いや~普段のキャプテンとずいぶん違うなって」と軽口を叩くが、沈黙の後「てんちゅう」を下されそうになり、慌てて阿比留代表の許へ向かうことになる。
- 「自分で行ってください」を選んだ場合、こういう事は直接自分で訊きに行くべきと拒絶。とてもできないと首を振る彼女に、人を挟むことで相手の心証を損ねる可能性もあると畳みかけ、練習に戻る。しかし、勇気が出ない彼女は「・・・む、むりだ。怖くて、自分でなんてとても聞けない。やっぱり、あきらめるか・・・」と幸せのよすがを手放してしまうのであった。(イベント終了)
- 「オレのことはどう思ってます?」を選んだ場合、自分のことはどう思っているのだと主人公は質問するも、「し、しょーもない事言っとらんで、早く行って来い!」と怒鳴られ、「は~い!」とノリノリで阿比留代表の許へ向かうことに。残された新島は「ア、アイツ、アタシの事を・・・?」と動揺するが、「アタシには阿比留代表がいるんだ!浮気なぞせん!」と首を振り、改めて腹を据えるが、もちろん彼が本気なわけもなく、「いかんいかん、いつもと違うキャプテンが面白くて茶化してしまった」とプレーヤーに向けネタバラシ。「ここからは、マジメに行こう!」と目的地へ直行する。
阿比留のオフィスに到着した彼は、今回はお金の話じゃなさそうだと見抜かれ、どう切り出したものかと思案。
「切り出す」では単刀直入に新島のことを尋ねる。
「まずは世間話から」では、阿比留と過去に交流があったらしい女性の話と「皆がよってたかるような女性には興味がわかない」という阿比留の女性観を聞いたことで主人公が「ウチのキャプテンって相当変わってるよな?」と手応えをつかみ、改めて新島のことを尋ねる。
以下、これまでのイベントで選んだ選択肢と阿比留の評価値によって2パターンに分岐。
パターンA
新島が身だしなみに悩むイベントで「そのままでも大丈夫」と回答している場合、阿比留の評価値による確率抽選でこちらに分岐(一定以上で確定)。
阿比留の答えは「・・・新島君か。彼女は、すばらしいよ」「野球に熱心で、チームのことをよく考えていてそのうえ・・・おもしろい」「さらに、料理がうまい」と絶賛も絶賛で、例のチョコだけで味覚が近いとわかった、常に新しい感覚を与えてくれる存在だとまで言及(バレンタインで「お世辞を言う」を選んでいる場合)。「ワタシの将来の・・・」とまで続け、そこで自重する。
新島の許に戻った主人公はどうやら阿比留も彼女のことを好いているらしいことを報告し、「もう告白しちゃってもいいんじゃないですか?」と彼の許へ送り出すが、夜になって帰ってきた彼女に、勇気が出なくてたどり着けなかったと言われ、「野球の時はあんなに強気なのに」と苦笑するのであった。
ダメだ、怖くて足がすくんで、たどり着けなかった。
ダメだよぉ~どうしたらいいのアタシ~?
パターンB
パターンAへの分岐条件を満たさなかった場合こちらに分岐。
阿比留の答えは「チームの事をよく考えている、頼もしいキャプテンだと思うよ」というもの。女性としてはどうかとの質問には、「・・・女性には、あまり興味がないんだ」と素っ気ない。
新島の許に戻った主人公は取りあえず「キャプテンの事、すごくホメてましたよ」と報告するが、「き、気はありそうだったか!?」と訊かれ、「そ、それは・・・」と口ごもってしまう。全てを察した彼女は「・・・・・・もういい、わかった」とだけ呟き、謝る彼を追い払って、「・・・・・・ダメか・・・」と独り打ちひしがれるのであった。
番堂ルート
阿比留に直談判するイベントの2回目が発生しておらず、新島が阿比留を好きになっていない場合に迎える展開。
2年目8月1週
アマゾネスが優勝争いを繰り広げる中、東西南北リーグも盛り上がりを見せ、客入りは好調。大観衆の前で緊張し、試合前練習でミスを連発する一同を見事に鼓舞してみせた番堂に新島は感心し、自らの不甲斐なさを嘆く。
すごいな・・・番堂さんの一声で、みんなが変わったぞ。
ホントなら、キャプテンのアタシができなきゃダメなのにな・・・
そこで、年季が違うのだから差が生じて当然、焦らず自分なりのキャプテン像を見つけよと彼に囁かれ、完オチ。傍から見ていた矢部でもわかるほどメロメロになってしまうのであった。
この後2人がどうなったかについては語られておらず不明。ちなみに番堂はとあるイベント(掃除中の新島がとっておきのビデオを観ようとする主人公と矢部を叩き出そうとした際、番堂も巻き添えを食らうというもの)で「アカン。あいつ絶対、男できへんタイプのやつやで」と評しており、恋愛成就の望みは極めて薄い。
イベントを進めないとこちらに分岐することから分かる通り、事実上のバッドエンドである。
阿比留ルート
阿比留の新島評が「すばらしい」だったときこちらに分岐。なお、バレンタインで「お世辞を言う」を選んでいない場合、このルートに入ることはできない(阿比留はちょっとズレている新島のことを気に入るため、交渉イベントで手渡すチョコはマズいままである必要がある)。
阿比留代表と直撃
視察に来た阿比留は「てんちゅう~~~!」とチームメイトを追いかけ回している新島を見つけ、「クスクス・・・今日もやってるね」と笑顔。そこで、勢い余った彼女に突進され、突き飛ばされてしまう。
ぶつかった相手が意中の相手兼所属リーグのトップとあって、動揺を隠せない新島だったが、また彼女が変な練習法を押し付けてくるのだという主人公の告げ口に対しては、走塁スピードアップを狙った「地獄のパイ投げベースラン」だと即座に弁明。その突飛な発想に大爆笑した阿比留が「新島君は、見てて退屈しないねぇ」と絶賛するのを見た主人公は、やはり彼は彼女を好いていると確信を深めるのであった。
意を決して・・・
再びやって来た阿比留はチームのことで相談があると新島を誘い、2人きりになれる場所へ連れて行く。その様子をこれまでキューピッド役を務めてきた主人公も目撃し、「オ、オレの方がドキドキしてきた」と緊張した面持ちを見せる。
場面は変わり、2人きりのクラブハウス。ウソかマコトか、主人公に野蛮と言われていたよと阿比留は告げ口し、ガチガチに固まる彼女の緊張を解きほぐすことに成功。「ア、アイツめぇ~!!!後で、「てんちゅう」してやる!!!」といきり立つ新島を見て満足げに頷く。
30分後、グラウンドに帰って来た彼女は、チーム運営の話をしたと同時に、食事に誘われたと主人公に報告。「おお!!!ついに!!!やりましたね!キャプテン!」と祝福されるも、「どうしよう、いきなり食事なんて、ムリだよ・・・」と弱気になるが……。
- 「何言ってるんですか!」を選んだ場合、「キャプテンの人生で、男から誘われるなんてこれから3億年生きたって無いですよ!」と発破をかけられ、やっと前向きになるが、それはそれとして、「誰が、3億年じゃ~!」「てんちゅうーーー!!!」と主人公を追いかけ回すのであった。
- 「そうでしょうね」を選んだ場合、「キャプテンにはきっと無理です」「今回ばかりは、オレもお供できませんよ」と挑発されてまんまと乗せられ、「おのれぇ~・・・お、お前の助けなんぞいらんわ!食事くらい、ふ、2人っきりで・・・」と啖呵を切るが、「ふ、ふたりっ、きり・・・で・・・」「はぁ、はぁ、む、胸が・・・」と徐々にトーンダウン。「大丈夫かなぁ」と心配されてしまうのであった。
感謝のプレゼント
『意を決して・・・』で「何言ってるんですか!」を選んだ場合
自分にはもう必要ないから、と新島は主人公に青特本をプレゼント。無事阿比留と結ばれたので、次の試合で野球選手を引退すると宣言する。「おぉ!やりましたね、キャプテン!」と祝福すると同時に、「・・・・・・・・・でも、なんだかさみしくなりますね・・・」と名残惜しげに呟く主人公に、最後の試合が控えているというのにしんみりするなと一喝。そして、「○○・・・か、感謝してる」と心からの謝意を示し、「・・・・・・・・・最後の試合、がんばりましょう!」と様々な思いのこもった言葉をかけてもらうのであった。
『意を決して・・・』で「そうでしょうね」を選んだ場合
自分にはもう必要ないから、と新島は主人公に青特本をプレゼントし、無事阿比留と結ばれたので、次の試合で野球選手を引退すると宣言。「おぉ!やりましたね、キャプテン!」と祝福されるも、「まぁ、どこかの誰かさんはこうなるとは思ってなかったみたいだけどなぁ?」「お前じゃー!てんちゅうを下すー!」と最後まで普段通りの姿を見せるのであった。
エピローグA
新島はアマゾネスを退団し、阿比留夫人に。夫を信ちゃんと呼び、語尾に「~かしら」を付けるなど、女性らしい言動を見せるようになっている様子。
信ちゃん!始まるよ!
だ、大丈夫かしら、緊張とかしてないかしら。
しかし、テレビで報じられる主人公の活躍に触発され、夫の支持を得た上であっさりとアマゾネスに復帰。再び鬼キャプテンぶりを発揮するのであった。
おらぁー!ボヤっとすんなー!
次~~~!!!
???ルート
阿比留の新島評が「頼もしいキャプテン」だったときこちらに分岐。
阿比留代表と直撃
上記阿比留ルートのものと全く同内容。
意を決して・・・
再びやって来た阿比留はチームのことで相談があると新島を誘い、2人きりになれる場所へ連れて行く。その様子をこれまでキューピッド役を務めてきた主人公も目撃し、「オ、オレの方がドキドキしてきた」と緊張した面持ちを見せる。
場面は変わり、2人きりのクラブハウス。彼女はあゆみに伝授されたメイク姿を披露し、「き、キミは・・・新島君・・・なのか?」と阿比留の度肝を抜く。しかし、その途端彼は帰ってしまい、「佐菜に教えてもらった通りにしたつもりなんだが・・・」と困惑する新島に主人公がかけた言葉は……。
- 「ドンマイです」を選んだ場合、「ドンマイです!」と励ますが、「はぁ・・・」と気の抜けた返事。ひょっとすると可愛いのが逆効果だったのかもしれないと拒まれた理由について推し量るのであった。
- 「怒らせてみる」を選んだ場合、「いつものように暴れましょう!」「てんちゅうーーー!!!」とおちょくってみるが、ギロリと睨みつけただけで何も言わず立ち去る彼女を「・・・・・・ダメージは、大きそうだ」と心配するのであった。
新島のファン1
練習中、視線を感じないかと新島は主人公に尋ねるが……(※基本的にルート分岐前に発生するイベントだが、このルートへ連なる内容なので記載することとする)。
- 「特に感じない」を選んだ場合、「いいえ、特に・・・」と答え、練習に復帰。しかし、「確かに感じるんだが・・・」と釈然としない様子の彼女を遠くのスタンドから見つめる男が確かに1人……。
- 「周辺を見てみる」を選んだ場合、周辺を見渡した主人公は遠くのスタンドからこちらを眺めている男を発見し、結構なイケメンと評する。しかし、遠すぎて見えないからと新島が近寄ってみてもそこには誰もおらず、「誰もいなかったぞ、○○ーーー!!!」「てんちゅう~~~!」と怒られてしまうのであった。
- 「自意識過剰ですね」を選んだ場合、自意識過剰だと喝破。てんちゅうを下されてしまうのであった。
新島のファン2
阿比留とのイベントの進行に関わらず発生。
練習終わり、新島はいないかと例の男に話しかけられた主人公。新島のファンを名乗る彼は呼ばれてやって来た彼女に対し、サインを求め、ディナーのお誘いをかけてくる。言葉に詰まる彼女を見た男は、2人きりがイヤというなら主人公を含めた3人でも構わないと付け加えてくるが……。
- 「オレも行きます」を選んだ場合、主人公は自分も行くから行こうと提案。実際に3人での食事を終えた後、男がかなりの新島ファンであると認める。いい人だし結構お似合いじゃないか、と少し踏み込んだことを言っただけで「お・・・に、あ・・・な、なにを言っとるか!行くぞ!」と盛大に照れる彼女に対し、「こういう時のキャプテン、ホントかわいいなぁ」としみじみ思うのであった。
- 「2人で行ってください」を選んだ場合、主人公は用事があると嘘を吐いて、無理やり2人きりでの食事を演出。翌日、感想を尋ねると、「いや、まぁ・・・いい人だったぞ」とだけぶっきらぼうに言って去る彼女の後ろ姿を眺め、「・・・・・・照れてたな」とにやけるのであった。
- 「行かないと見せかけて・・・」を選んだ場合、主人公は用事があると噓を吐いて、2人の様子を矢部と監視することに。ガチファンの男に褒めそやされて、「へッ、へッ、へッ、ヘヘヘヘェ~!」「ホッ、ホッ、ホッ、ホホホホホ~ウ・・・?」と変な笑い方をしてしまう彼女を見て爆笑していると、案の定見つかってしまい、「お・ま・え・らぁ~」と思いっきりシゴかれる羽目になるのであった。
新島のファン3
阿比留の新島評が「頼もしいキャプテン」だったときに発生。
阿比留との関係がうまくいかず、溜息続きの新島を心配する主人公。そこへ登場した例のファンに、食事に行かないかと誘われ、傷心の彼女は上の空のままついて行ってしまうが……。
- 「後をつける」を選んだ場合、矢部と2人を尾行することに。カラオケに入ったものの、新島が歌っている様子はなく、「やっぱり凹んでるんでやんすね・・・」と矢部。いい人だし何とかしてくれるだろうと男に任せることにして撤収する。翌日、すっかり元気を取り戻している彼女を見て、「よかった、でやんすか?」「ま、まぁ元気がないよりは」と一安心するのであった。
- 「そんなヒマがあったら練習を」を選んだ場合、新島の問題は新島の問題と割り切り、練習に精を出すことに。翌日、彼女はすっかり元気を取り戻した姿を見せるのであった。
エピローグB
練習中、「早紀ーー!!ファイトーー!」と新島を応援するも、「あぁ!?集中してんだから話しかけんな!!」と怒鳴り散らされる男。ああは言うが最近すごく優しくなった、今のは照れ隠しだろうと主人公に話しかけられ、2人して笑っていると、「よけいな事言ってんじゃねぇ!てんちゅうするぞ!!」と脅されてしまう。
その後、渡してほしいと新島から預かった、感謝の印とのことだが、直接渡しづらいらしいという話と共に男から青特本をもらった主人公は「素直じゃないなぁ」と苦笑い。そして、「あのキャプテンに、こんなに優しいパートナーが見つかるなんて。世の中、何が起こるかわからないもんだなぁ」というモノローグで、彼女の物語は締めくくられるのであった。
その他
手作りサンドイッチ
新島が手作りサンドイッチを持参。見た目はうまそうとのことだが……。
- 「食べる」を選んだ場合、さらに確率で展開が分岐。
- 野菜たっぷりのサンドイッチを食べる場合、中々の美味に「お!これはいける!」と主人公はコメントし、新島は笑顔。「オイラもいただくでやんす!」と矢部も食べることにするのであった。
- タマゴのたくさん入ったサンドイッチを食べる場合、「ま、まぁまぁかな」との感想をひねり出すが、お世辞の1つも言えないのかと威圧されて「お、おいしいです」と訂正。新島に勧められ、肉入りのサンドイッチを食すことになった矢部は、一口食べるや否や腹の調子が悪くなり、「このお肉、なんか赤いでやんすよ」と冷や汗。「やっぱり、火の通しが甘かったか」「矢部~薬あるぞ~」と明らかに確信犯の彼女を冷ややかに見つめる主人公であった。
- 肉が多いサンドイッチを食べる場合、主人公が発した言葉は「み・・・みず・・・」のみ。「あまりの美味しさにあせってノド詰まらせたかぁ~!」と新島が大笑いする中、水を取りに行ったフリをしてその場を去る矢部だったが、「あんな物食べて、しにたくないでやんす」と主人公を見捨てる決断をするのであった。
- 「イヤな予感がする」を選んだ場合、満腹なので間に合っていると主人公も矢部も逃げ出し、「コラァ!食えぇぇぇ!!!」と追いかけられる羽目になるのであった。
遠投
実力がついているかどうか試してやると新島に遠投してみるよう言い付けられた主人公は、何とかフェンス手前まで届けて満足げ。しかし、そんな彼を尻目に彼女は場外まで飛ばす強肩を披露(肩Dなのに)し、「お前程度では、プロには程遠いな!」と笑ってくるが……。
- 「どんな練習を?」を選んだ場合、普段どんな練習をしているのだと主人公は尋ねることに。暇さえあればとにかく何かの練習をしていると彼女は語り、「アタシぐらい野球が好きな女子は、おらんだろうからな!」とまで豪語。テレビを見たりマンガを読んだりしないのかという矢部の質問に、そのくらいはするし、特に時代劇のDVDを毎日欠かさず見ていると彼女が答えるそばで、自分も負けずに練習を頑張らないとと気合を入れる主人公なのであった。
- 「張り合う」を選んだ場合、負けん気を発揮した主人公は日が暮れクタクタになるまで遠投の練習を続け、「結構がんばるじゃないか」と新島を感心させるのであった。
- 「場外って・・・」を選んだ場合、場外ということは何かにぶつかって事故を起こしているかもという懸念が浮上。案の定通行人の車にぶつかっていたらしく、流石の新島も顔を引き攣らせるが……。
- 「逃げる」では、逃げようとするも捕まってしまい、弁償する羽目になってしまう。
- 「あやまりに行く」では、正直に謝りに行き、赦してもらう。
特訓1
「チーム思いのアタシ」を自称する新島は、自らが考案した「地獄の!一日中ひたすら中腰で練習!」なる特別練習メニューをこなすよう主人公、矢部、小石川に言い付けてくるが……。
「従う」「文句を言う」どちらを選んでも結局やる羽目になり、以下成否判定。
- 成功パターンでは、皆奇跡的に耐えきり、よくやったと新島は頬を緩めつつも、さらなる高みを目指さんと30分の延長を提案。無理だと口々に主張した3人は脱兎のごとく逃げ出し、それだけ走れるならまだできるはずだと追いかけ回される羽目になるのであった。
- 失敗パターンでは、全員耐え切ることができず倒れてしまうのであった。
特訓2
またしても例の中腰メニューをやらせようとしてくる新島。矢部も小石川も眉を顰めて抗議するが……。
- 「やります」を選んだ場合、やろうと主人公は乗っかり、2人だけでやってくれと矢部・小石川は退散。そんな彼らを追いかけようとして彼女は転倒してしまう。
- 「キツすぎます」を選んだ場合、あんなのを続けてたら故障者が出ると主人公も抗議。退散しようとする矢部・小石川を追いかけようとした彼女は転倒してしまう。
いずれにしてもコケた拍子にメガネが外れ、メガネの下に隠された美貌が露わに。それを見た主人公は「お・・・!?」「ち、ちょっとドキドキしてしまった・・・」とときめき、小石川・矢部も中腰練習をやっても構わないと態度を軟化させるが、彼女はメガネをかけ直してしまい、美貌はどこかへ。「メガネをかけたらダメでやんす!」「やる気がなくなるだろ!それじゃあ!」とツッコまれてしまうのであった。
パワフェス
アマゾネスのキャプテンとして登場。
パワプロ2018
コンボイベント
ガルシア=世良とのコンボ
船上のステージ。日系4世のブラジル人であるガルシアが、余興として本場仕込みのサンバダンスを披露していると、サンバ衣装を着込んだ新島が突如乱入。
ちょっと待てーーーい!
サンバは私の若気の至り!
それでも心が沸き踊る!
熱い想いは止められなーい!
しかし、年増のサンバに観客の反応は冷ややかで、「あのねーちゃん、いくつだよー!」「とてもじゃねーが、痛々しくて見てられないぜー!」とけちょんけちょんに貶されてしまい、意を決して観客席に突撃することに。すると、野次っていた観客は「オバサンだ!オバサンのサンバだ!オバサンバが襲ってくるぞー!」と大パニックになり、蜘蛛の子を散らすように逃げ去って行ってしまう。
こうして一帯はガラガラになり、ステージに1人ポツンと残されたガルシアは呆然とするしかなくなるのであった。
普通はこのサンバ姿に悩殺されて言い寄ってくる男ぐらいいそうなものだ!
・・・だというのにこの辱め・・・!
これはもう・・・あれしかない!
ガルシア=世良、大豪月とのコンボ
新島が乱入するところまでは、ガルシアのみとのコンボと共通だが、その後の展開が異なる。
新島が披露するリオのカーニバル顔負けのサンバにガルシアの踊りも熱を帯びていき、肌が触れ合おうかというほど密着度の高い2人のダンスに観客はエキサイト。
いつの間にか2人に近寄っていた大豪月もこの盛り上がりに「面妖にして情熱的な舞踏・・・。それが世にきく乱婆駄(ランバダ)か!この大豪月も初めて目にするわい」と興奮した様子で、「そういうわけだ大豪月!私の一世一代のチャンス、邪魔だてするな!さぁ、ガルシア、盛り上がるぞ!」と言う新島に「うむ、決死の婚活それもまたよし!けっこうなものを見せてもろうたわい。フッフフ、励むがよかろうて・・・」と満足げに頷くのであった。
海野幸子とのコンボ
海野の旦那に対する愚痴に「いかん、いかんな!そこはガツンと言ってやらないと増長するぞ!男という生き物はみな、ろくでなしだからな!」などとうんうん頷く新島だったが、「けど、いいところもあるんだよ」の決まり文句に続けてしこたまノロけられてしまい、発狂。魂の叫びをQOF号の甲板中に響き渡らせるのであった。
男なんてなぁぁぁぁっ!!
私には、私には、必要ないんだぁぁぁっ!!
パワプロ2020
コンボイベント
冴木創とのコンボ
野球への姿勢も申し分なく、本当にいい男だと新島に褒めそやされた冴木。性別の勘違いについては触れず、急にどうしたのかと尋ねてみると、昔の苦い恋愛について思い出していたことのほか、かつて6股(パワプロアプリで同時に交際できる人数の最大値)をかけられたことで男性観・恋愛観が歪んでしまったという衝撃の事実を告白され、その憤りに深く共感。「どうかこれからも、その真面目な心を忘れないでくれ」「野球と女性に真摯に向き合う男でいてくれ!」「もし、出会ったのがお前のような男だったら、今も上手くいっていたのかもしれんな・・・」と男として高く評価されてしまい、「そもそも自分は男ではないんだが・・・」と困惑するのであった。
聞いてくれるか・・・いや、聞いてくれ。アタシがこうなったのは1人の男のせいなのだ。
女心をもてあそぶ、全ての女の敵だ!
アタシを愛してると言いながら、その実、他の女も口説く悪党だ!
一体、なんマタしていたと思う!?
ロクマタだッ!
アタシを含め、6人の女と同時交際していた!
野球をしながらだ!なんと不届きな輩だろうか!
皆、あいつの甘い言葉にだまされたのだ!
今思い出しても憤慨するしかない!
パワサカ
野球部員だったが、主人公に誘われてサッカー部でもDFを務めることに。二足のわらじで全力疾走し続けながら、疲れも見せないタフネスの持ち主だが、男前すぎる性格に周囲が戸惑うことも。
(パワサカイベキャラ図鑑プロフィールより)
ユニークボーナス:なし
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