概要

実況パワフルプロ野球13にて初登場、以降各シリーズに出演。

　頭に巻いたタオルがトレードマーク。真性の野球バカで直情的な性格、頭も良くないが手先が器用で気さく。選手としては逆境、チャンスとここ一番に強いアベレージヒッター。
　西武ライオンズなどで活躍したアレックス・カブレラ氏のフォーム。氏は打席に入る際バットを担ぐようにして上体を反らすのが特徴的で、現実にも真似した野球少年は少なくないという（中田翔選手など）。

高校時代は名門帝王実業高校でプレー、パワフル高校の東條小次郎はかつてはもう1人の親友と共に競い合う仲であった。親友が再起不能の怪我を負ったことで東條が野球の道を閉ざそうとしたが、猛田が挑発したことで触発され以降プロ入り後まで因縁の相手となる。鳳フェニックス時代は盛田燃児をアニキと慕い、3年以内にプロになれなければ実家猛田工務店を継ぐという約束のもと働きながら野球に打ち込む。後に津々家バルカンズに入団、同期の東條小次郎を意識し強振していたが、中学時代から一度も勝てずバルカンズにて主人公と共に新たなスタイルを確立し、アベレージヒッターとして覚醒、ライバルに認められた。

パワプロ13

　主人公の1年後輩として登場。久遠ヒカルと同時に野球部に入部した。
　
　大きい態度の割に全く実力は追い付いていないものの、土壇場で友沢の球にタイミングを合わせるハートの強さは一目置かれる。超高校級のスライダーを持つと言われるもハートの弱い久遠とは好対照をなす。

　本人は強打者を志しているが、本当の武器はスライダー狙いでストレートが来ても合わせられるコンタクト能力。友情イベントでその片鱗を見せ守木監督に可能性を見いだされるものの、本人はまだ気づいていない。

　実は中学時代は番長を張っていたが、野球をするようになって丸くなったという。今でも半端なワルでは震えてしまうほどに恐れられており、蛇島に雇われて友沢を襲おうとした座子川を撃退した。

　パワフル高校編では東條のイベントで顔を見せる。かつての親友がアメリカで野球を再開したことを伝え、東條が迷いを吹っ切るきっかけを作った。
　一方帝王実業編では東條との関係は濁されており、友情イベントで「越えなきゃならない相手がいる」と言うに留まっている。

パワプロ14

　帝王実業高校、どこかの大学を経てバルカンズに指名される。主人公や矢部明雄ほど評価は低くないようで、クビ候補と宣告はされていないものの二軍暮らしであり、焦り始めている。
　主人公が一軍昇格を勝ち取ると同時に一軍に行く。監督から一発長打ではなく内野間を抜ける巧打を伸ばすよう指導されるも反発していたが、主人公から「無理に東條の土俵に立たなくていい」と諭され考えを改めた。猛田と友情を結び、かつ東條がバルカンズにいない場合は能力が変化する。

関連人物

東條小次郎

　中学時代は親友だったが、共通の親友がケガをして以来ライバル視している。他人には「ただの敵」と語るものの、彼が人間関係で不器用なのを心配している面もある。

座子川（パワプロ13・帝王実業編）

　猛田の同学年であった不良。蛇島桐人の依頼で友沢を痛め付けようとしたが、元々は猛田の舎弟で頭が上がらない。友沢を包囲したところに駆けつけてきた猛田に「笑っているうちにさっさと行け」と凄まれ、逃げ出した。

東條と共通の親友

　名前、顔とも不明。東條小次郎いわく元投手。パワプロ13、パワフル高校編でセリフだけが登場。中学時代に普通の高校を甲子園優勝に導く夢を持っていたが、東條との特訓で大ケガを負い挫折。しかしアメリカで再び野球を始めたという。
　パワプロ14やパワプロ15でも猛田が「アイツのために」とプロ入りやプロでの活躍を誓うシーンがあるが、彼のことである可能性がある（明示はない）。

鈴本大輔の姉

　本名は不明。東條らの同期生である鈴本大輔の実姉（ただし正体が判明するのはパワプロ14における六道聖のエンディングのみ）。
　パワプロ14の東條ルートでリーグ優勝すると顔見せし、猛田とは直接かかわらない。ただし猛田は「彼女は東條に親しげに接するも東條は避けたがる」という関係について思うところがあるらしく、彼女の正体について主人公から聞かれても「知っているけど知らねぇ」とごまかした。
　なお、弟の方について猛田は意識しているが、弟は特に言及していない。