みょうじんあきら
明神陽

編集 履歴

登場作品 パワプロアプリ, 実況パワフルプロ野球2014
登場シナリオ ★大学野球編 ~キャンパスに夢を描いて~ , フリート高校編 , ゲノム大学附属高校編
所属 ゲノム大附属中学→ゲノム大附属高校(アプリ)→ゲノム大学(2014)
ポジション P(メイン)
利き手/足 右投右打
誕生日 不明

概要

 "超天才"を自称して憚らない速球派右腕。自らを遺伝子レベルで優れた存在だと信じて疑わず、主人公らを"凡人"と呼んでナチュラルに見下している。強者であるがゆえの自信と余裕に満ち溢れており、必死に努力してきた相手を努力せず才能のみで打ち負かすのが楽しみという一周回って清々しいほどの嫌な奴である。
 自分にとって面白いかどうかを基準にやることを決めるため、練習に3分で飽きてサボる、"凡人"に敬意など欠片も持っていないため、先輩に対して敬語を使わず「だよー」「だねー」とやや幼い印象の語尾を伸ばしたタメ口で話しかける(実はやろうと思えば普通の話し方もできる)など、奔放かつ傲岸不遜な振る舞いは枚挙に暇がない。もちろんそんな彼を周囲はよく思っておらず、不満が噴出することもしばしば。なぜか(キャプテンでない場合でも)主人公が面と向かってたしなめる役を押し付けられがちになっている。

 出身中学はゲノム大附属中学。ゲノム大系列校の顔であり、パワプロアプリとパワプロ2014ではそれぞれゲノム大附属高校、ゲノム大学のキャプテンとして登場する。毛先が灰色がかった真っ白の毛髪と楕円が幾重にも重なったこれまた真っ白の瞳というゲノム大関係者に共通する容姿をしており、ぴょこんと飛び出たアホ毛と頬を覆い隠してしまうほど内ハネしたもみあげが特徴の美少年である。

 初登場から7年余りがたった2022年になって、パワプロアプリのイベント『激突!ゲノム大学附属高校』にて、ゲノム大系列校においては人工的に超天才を作り出す実験が行われており、彼こそがその最高傑作なのだという事実がついに判明。彼自身がそれまでに行ってきた発言や、ゲノム大附属中学での人体実験により特徴的な容姿と女子選手としては破格の能力を得たという霧崎礼里の証言から大方推測の付く内容ではあったものの、公式に明言されたのはこれが初めてのことであった。

だから、ゲノム大学って所は人工的に天才を作り出してるの!
そして、その最高傑作がボク

ま、超・超天才のこのボクから見れば他の連中はみーんな失敗作だけどね。
みんなまとめてボクがボッコボコにしてあげるんだ!ああ、楽しみだなぁ〜!!
あはははははは!!
(激突!ゲノム大学附属高校で明神をデッキにセットしていた際の会話)

 ちなみに、霧崎や往田真威人とパワフェスで対戦すると敵意を剝き出しにして睨みつけられるが、現状これ以外の接点が描かれていないため、個人的な怨恨によるものなのか、単純にゲノム大系列校の象徴として憎まれているのかは未だ不明のままとなっている。

選手能力

優れた遺伝子を持つ者のみに許された圧倒的なストレート!
(パワプロアプリのミオストレート解説文より)

 肝心の投手能力についてだが、持ち球は最速163km/hの剛球ミオストレート(由来は不明だが、筋肉にまつわる語に付けられる接頭辞myo-との関連が疑われる)と変化量7のチェンジアップのみというシンプルなもの。ノビA、球持ち〇、緩急、ジャイロボール、重い球などの特殊能力を有し(もちろん力配分も所持)、とにかくミオストレートに振り遅れさせて詰まらせる力押しの投球が持ち味である。このミオストレート、荒れ気味な上にパワーSの強振でも真芯からちょっと外れれば平凡な外野フライになってしまうほどの重さを誇る厄介な代物であり、チェンジアップ狙いが攻略の定石となっている。
 野手能力もパワーS99、走力A80、肩力A85にパワーヒッターを有するなど、恵まれた身体能力を存分に発揮した能力値となっている一方、練習嫌いなのもあってか、ミートや守備力といった技術的な研鑽を要する能力値はD~Eと比較的低めに設定されており、ストイックな練習を通じ培った技術で高いミート、走力、守備力を得た一方、パワーや肩力は比較的控えめな冴木創と好対照を成している。

パワプロ2014

神宮大会決勝戦

 3シナリオ全てでスパルタ大学を下し全国優勝を果たすとその次のサクセスから登場させられるようになる裏ボス的存在。
 上記の条件を満たすと、秋の神宮1回戦勝利後にインタビューのイベントが挿入されるようになり、今後の意気込みについて聞かれたところで「大げさに答える」の選択肢を選べば、強気な答えに興味をそそられた明神率いるゲノム大学が決勝に進出してくる。

へぇ、凡人クンがこんな調子に乗った発言をねぇ・・・
それじゃあ、ボクらが絶望させちゃおうかな~?
あはは、あははははは!!

 決勝戦直前、普段のゲノム大学は2軍を出場させていたこと、準決勝のスパルタ大学戦から明神ら1軍メンバーが出場して圧勝、敵うはずもないのにケガしてまで食い下がってくるスパルタ大学ナインは「ちょうどいいオモチャになった」こと、いくら努力したところで"凡人"が自分たち"超天才"に敵うはずもないことなどを彼は語り、その努力をコケにする態度に激昂した主人公は激しく闘志を燃やすことになる。
 なお、こちらが勝ったところで「あはははは!まさかボクらに勝つなんてね!いいよ、凡人の可能性、認めてあげる!」と微塵も悔しさを感じさせない上から目線のコメントを残すのみ。その絶対的な自信に傷を付けることは叶わない。

やぁ、ボクは明神(みょうじん)!ゲノム大学のキャプテンさ!

あぁ、ゴメンゴメン。最初は2軍クンたちに出場させてたんだ!
けど、ボクらも遊びたくってスパルタ・・・だっけ?彼らとの試合から出たんだ!
いやー!ちょうどいいオモチャになったよ!

ボクらにかなうはずもないのに、ケガしてまで食い下がってきてさー!
ずっと同じ方向にしか進めない、壊れたオモチャみたいだったよ!

けど、スパルタの人たちも無駄な努力だよねー!!
だって、ボクらは超天才なんだよ?絶対に勝てるわけないじゃん!
はーい、超シンプルで完璧すぎる理論に惜しみない拍手をー!!

・・・おや、ボクらのことを否定するのかい?
生き物として同じステージにも立ててないくせに。

ボクらはただの天才じゃない。遺伝子の段階からキミらとは違う
そう、いわば『生き物としての天才』なんだよね。

まったく、ボクらに刃向かうなんて。これだから下等な生き物は困るんだよ
いいよ、相手してあげる!
キミもただのオモチャにすぎないって教えてあげるよ!あははははは!!

 また、彼をデッキにセットした状態でゲノム大学戦を迎えると代わりに夜神極という名有りモブがキャプテンとして登場。どうやら高校までは明神と一緒だったらしく、お互い息ピッタリの掛け合いを見せる。
 このやり取りを通じ、明神がゲノム大でなく"ヘボ大学"に進学したのはゲノム大の超天才たちをオモチャにしてみたかったのが理由であることが語られる他、"凡人ごっこ"と称して主人公がしがちな試合前の情熱的なやり取り(「お互いがんばろう!」的なアレ)をマネして2人が大爆笑する様子を見ることができる。

イベキャラ

 主人公の2学年下として登場した……が、なんと年齢は17歳。超天才であるため、特例措置で大学入学を認められたらしい。

自己紹介

 練習をサボって地面を見つめている明神に、何をしているのか主人公と矢部が尋ねると「アリを見てたんだよ!そんなことも分からないのー?」「虫けらが地面をはいつくばってるのって、おもしろいじゃーん!見ずにいられないよねー!あははははは!!」といかにも彼らしい放言が返ってくる。
 練習時間中は練習して欲しいという主人公の穏当な説得を「おもしろくないからヤダ!」とつっぱねるその傍若無人な態度に我慢ならなくなった矢部は、設定説明を織り交ぜつつ激昂。備品の片付けでもしてろと命じると、意外なことに面白そうだと快諾される。

その態度はなんでやんすかーッ!?
特例入学だから、まだ17歳だとかー!
世界記録並の速球を投げるとかー!
カンケーないでやんすよーッ!?
反省も兼ねて備品の片付けでもしてろでやんすー!!

 しかし、すぐに飽きてしまったらしく、再び地面のアリを眺め始めた明神に2人は呆れる他ないのであった。

Nイベント『助っ人』

 一食奢りの誘惑に釣られて他部活の助っ人に入ることを約束する明神。その様子を見ていた主人公は……。

  • 「止める」を選んだ場合、助っ人してる暇があるなら野球の練習をしろと言って彼を引き戻すことに成功するが、埋め合わせとして自身が助っ人をさせられる羽目に。その後はサッカー部、バスケ部、バレー部いずれかで主人公が大活躍を見せるという展開が続く。
  • 「ほうっておく」を選んだ場合、主人公は口を出さないことにし、後日、他部活で明神が大活躍したらしいという噂を小耳に挟むのであった。

Rイベント『その男、クレイジーにつき』

 「すぐサボる!」「敬語を使わない!」「すぐバカにしてくる!」とモブチームメイトは口々に明神への不満を主人公にぶつけ、もう限界だから何とかして欲しいと頼んでくるが……。

  • 「明神くんを注意する」を選んだ場合、言動を見直してくれないかと明神を優しく諭すが、凡人のくせに意見しないでと一刀両断されてしまう。頭に血が上った主人公は野球勝負を挑み、成否判定が発生。
    • 成功パターンでは、主人公が勝利を収め、何とか言動を改めさせる。その3日後、「なんだか変な感じ!」「しっくりこない!」「違和感がすごい!」と口々に訴えるモブチームメイトにもう限界だから何とかして欲しいと再び頼まれ、結局明神には奔放なキャラへ戻ってもらうことになるのであった。
    • 失敗パターンでは、主人公が敗北。チームメイトの尊敬を失い、明神への怒りを発散するサンドバッグとして散々な目に遭うのであった。
  • 「チームメイトを説得する」を選んだ場合、まだ幼い明神を責めるのではなく、もうすぐ社会人になる自分たちが大人として温かく見守ってやるべきだと彼らに言い聞かせ、見事説得に成功するのであった。
  • 「ここはいっちょ神頼み」を選んだ場合、「神様仏様、最悪誰でもいいから明神くんを改心させてください~」と皆でお祈りしてみると、ちょうどその時、彼に打球が直撃。翌日心配する一同の前に物腰柔らかで従順になった明神が現れ、流石に心配になって今度は元に戻るよう皆でお祈りしてみるも、そこで耐え切れなくなって大爆笑し始めた彼からネタバラシが。「なにバカなことやってんのー?」「さっきのは演技に決まってるじゃーん」「キミたちって凡人くんっていうか、ボンクラくんだよねー!」と言いたい放題嘲笑われてしまい、腹に据えかねた一同の気持ちを代弁するかの如く、「今度は、いん石が降ってくるようお願いするでやんすーッ!」と矢部は地団駄を踏むのであった。

Rイベント『野球のワケ』

1回目

 例によって真面目に練習しない明神を見かけた主人公と矢部は、彼がなぜ野球をしているのか気になり出すが……。

  • 「聞いてみる」を選んだ場合、このあとヒマかと話しかけるが、「ヒマじゃなーい」とご機嫌斜めな様子。そこで彼が腹を鳴らしたのに気付き、以下さらに分岐が発生。
    • 「ゴハンおごるよ?」を選んだ場合、主人公の奢りで晩ゴハンへ誘うことに見事成功。しかし、彼は食べるのに夢中で、何も聞けないままジリジリと待たされる羽目に。豪快な食べっぷりで胃袋に収められていくとんでもない量の食事を見ているだけで気分が悪くなった2人はやむを得ず席を外し、戻ると案の定明神は帰宅済み。伝票に記された金額に肝を潰し、矢部に金を借りざるを得なくなる主人公なのであった。
    • 「また今度聞く」を選んだ場合、今度時間のある時にどうかと提案し、成否判定が発生。成功パターンでは、「気が向いたらねー」と言われ、珍しく拒否されなかったと主人公は感動するが、そんなことだからナメられるのだと矢部にグチグチ説教されることになる。一方、失敗パターンでは、「だからー、凡人クンに付き合う時間なんか今後もあるわけないじゃーん」とすげなく断られ、2人の帰り道は明神の愚痴で大いに盛り上がることになる。(失敗パターンはイベント終了)
  • 「聞かない」を選んだ場合、試合では活躍してくれるしいいか、と聞かずに済ませることにする。(イベント終了)

2回目

 ついに念願叶って、なぜ野球をしているのかを明神に直接尋ねる主人公と矢部。彼の答えは、野球と言うより「何度もバッターと遊べる」ピッチャーをやりたいだけ、自分1人で多数の相手をねじ伏せられる唯一無二の競技性が良いというもの。投手1人で野球をしていると言わんばかりの他ポジションを軽視する姿勢に腹を立てた矢部から何かガツンと叱って欲しいと焚き付けられた主人公の行動は……。

 「捕手」「二塁手」「遊撃手」「三塁手」「チームワーク」、いずれの選択肢を選んでも、主人公はそのポジションあるいはチームワークの重要性を滔々と論じるのだが、話し終えたときには明神も矢部もガッツリ居眠りしてしまっており、地団駄を踏んで憤慨することになる。

SRイベント『ゲットワイルド』

 大学の食堂には動物園からとある動物が脱走したというニュースが流れるが、食事に夢中の主人公は気にも留めない。
 そこへ突如上がった悲鳴に驚いて外へ出ると、例の脱走した動物が侵入し、キャンパスは大混乱。彼が目の当たりにしたその動物とは……。

  • 「ウマだ!」を選んだ場合、脱走したのはウマ。驚く彼には目もくれず「あははははは!おもしろそー!」と駆け寄った明神は、先程まで荒ぶっていたウマをいとも簡単に手なずけて鞍も手綱もなしで乗り回し、しまいには遊び疲れて一緒に昼寝してしまう。おかげで無事ウマは捕まり、彼は動物園に感謝されつつも、警察には叱られチームメイトにはドン引きされるのであった。
  • 「ライオンだ!」を選んだ場合、脱走したのはライオン。驚く彼には目もくれず「あははははは!おもしろそー!」と駆け寄った明神は、先程まで荒ぶっていたライオンをいとも簡単に手なずけてボール遊びに興じ、しまいには遊び疲れて一緒に昼寝してしまう。おかげで無事ライオンは捕まり、猛獣使いとしての才能に目を付けられた彼は方々からスカウトを受けるのであった。
  • 「チンパンジーだ!」を選んだ場合、脱走したのはチンパンジー。驚く彼には目もくれず「あははははは!おもしろそー!」と駆け寄った明神は、先程まで荒ぶっていたチンパンジーをいとも簡単に手なずけてキャッチボールに興じ、そのチンパンジーは本格派アンダースローとしての才能を開花させる。その後、無事捕まったチンパンジーは、特技がキャッチボールの名物チンパンジーとしてしばらくお茶の間を賑わせるのであった。

SRイベント『ミオストレートのナゾ』

1回目

 明神の投じるミオストレートを眺めながら、「うーん、何度見てもスゴイ球だな」と主人公がしみじみ考えていると、「何度見てもスゴイ球だな、そう思ったでやんすね?」と矢部に思考を読み取られる。図星を突かれて驚く彼だったが、調子に乗ってヤーベック・ホームズと名乗り主人公をワトンソくんと呼び始めた矢部に「最近の○○くんは明神くんを見すぎぃー!でやんす」と推理の根拠を明かされ、ただの当てずっぽうに言葉を失う。しかし気に留めることなく話を進める矢部から、ミオストレートの謎を探りたいかどうか尋ねられ……。

  • 「もちろん!」を選んだ場合、「そうこなくっちゃでやんす!」と矢部はご満悦。お互い情報を集めて後日すり合わせることにするのであった。
  • 「ことわる!」を選んだ場合、人のことを嗅ぎ回るのは悪趣味だと主人公は拒否。「ふっふっふっ・・・今回ばかりはワトンソくんに1本取られたでやんす」とふざける矢部に、そのホームズごっこも悪趣味だとも一つつれない答えを返すのであった。(イベント終了)
  • 「明神くんに直接相談すればいいんじゃ?」を選んだ場合、回りくどいことをせず明神に直接聞けばいいと主人公は主張。ちゃんと答えてくれるとは思えないという矢部の忠告も聞かず特攻に打って出るが、凡人にミオストレートを投げられる/打てるはずがないと笑われ、あえなく撃沈してしまうのであった。(イベント終了)

2回目

 黒背景の中、再びヤーベック・ホームズを名乗る矢部が登場し、「今回、みなさんにお集まりいただいたのは他でもないでやんす」「そう、プロジェクターによって映し出された彼、明神くんが投げるミオストレートのナゾについて・・・」などと名探偵顔負けの口上を披露するが、主人公が明かりを点けたことでただ部室で1人ごっこ遊び(矢部曰く雰囲気づくり)をしていたと判明。
 ミオストレートの調査が全く捗っていない主人公は、矢部から呆れられつつ証言をまとめたファイルを手渡され、その中から1つ選んで読んでみることにするが……。

  • 「保険医の証言」を選んだ場合、明神は体脂肪率が3%しかなく、男の自分でも惚れ惚れしてしまうほどギリシャ彫刻のように美しい肉体をしているという保険医の証言が語られる。
  • 「食堂のオバちゃんの証言」を選んだ場合、明神を「いつも笑顔のイケメンくん」「ホント、カワイイわよね、あの子~。私があと20歳若かったら私があの子を食べちゃいたいくらいよ~」と評する食堂のオバチャンによる、1食で少なくとも3人分をとてもおいしそうに平らげるという証言が語られる。
  • 「マネージャーの証言」を選んだ場合、各大学のマネージャーが明神についてコメント。
    • パワフル学園大学では、3分で飽きて遊び始めてしまうのでもう少し練習に集中して欲しいところだが、まだ子供だから自分たちがしっかりサポートする必要がある、という能丸優乃の証言が語られる。
    • 壱琉大学では、3分で飽きて遊び始めてしまうのでホントいい加減にして欲しいという木曽井有夢の証言が語られる。
    • 六面大学では、いつも楽しそうに遊んでいるが、練習は3分以上している所を見たことがないとにこやかに語る大洲真実の証言が語られる。

 いずれを読んでも、「え、これで終わり?」と不満げな主人公は他の証言も読むよう勧められるが、面倒臭がって要約するよう頼む。
 結論としては、人より多く食べて練習もしないにもかかわらず、明神は見事なアスリート体型を保っているということで、結局ミオストレートの謎は解けずじまい。ロクに調べてもないくせに主人公は「お互いもうちょっとマジメに調べよっか」と言い、お人よしなことに矢部も頷くのであった。

3回目

 謎を解く糸口を見つけたと山奥に連れて来られた主人公は「なるほど、それでこんな山奥まで来たのですね?ヤーベック・ホームズさん」と探偵ごっこに乗っかってみるが、「いつまでゴッコ遊びをやってるでやんす。マジメにやれでやんす」とハシゴを外され、顔を真っ赤にしつつも何も言い返せない。

 おふざけはここまで。2人は隠棲している遺伝子工学の権威・森秋教授を訪ね、矢部が収集したサンプルやデータの解析結果について話を聴くことに。
 教授は明神についてあまり多くを語らず、「どうやら、明神くんは僕らとは遺伝子が少し違うようなんだ」「生まれつきの超一流アスリートってことかな」とのみ説明。ならばミオストレートの習得/攻略は不可能なのかと尋ねる主人公を「努力は時に遺伝子をリョウガすることさえある」と励まし、ミオストレート習得/攻略のためのコースを2種類(成功するかは努力次第だが代償は少ないものと、確実に成功するが大きな代償を伴うもの)用意したので、どちらか選んで欲しいと言う。

  • 「前者のコース」を選んだ場合、教授が作成した明神の動きを完璧に再現できるアンドロイドと5日にもわたる特訓を積むことに(もはや遺伝子工学の権威とかそういうレベルを優に超えてしまっている気がするが……)。
    • 成功パターンでは、ミオストレート習得/攻略に成功。「まさか短期間でこれほどまでに成長するとはね」と教授は感心してみせつつ、非常に面白いデータが取れたとホクホク。「オイラのサポートがあったことも忘れてもらっちゃ困るでやんすよ」とアピールがうるさい矢部に「えー、矢部くん食っちゃ寝してただけじゃないか」とすかさずツッコむ主人公なのであった。
    • 失敗パターンでは、ミオストレート習得/攻略に失敗し、これが自分の限界と諦めてしまう。それでもこの短期間で目覚ましい成長を見せており、並々ならぬ素質を感じると教授は褒めてくれた一方、「オイラのサポートをもってしてもムリでやんしたか~」と矢部は偉そうな一言。「えー、矢部くん食っちゃ寝してただけじゃないか」とすかさずツッコむ主人公なのであった。
  • 「後者のコース」を選んだ場合、「それじゃあ、僕の研究成果を堪能しておくれ」と電流を流されてしまい、ついでに矢部も巻き添えを食らう。翌日、明神の前でミオストレートを披露する/打ってみせる主人公だったが、コントロールが悪い/バッティングフォームが変と言われ、指摘の通り教授の荒療治の副作用で制球が悪くなった/ボールを捉えづらくなったと嘆く。その一方で、自分も副作用で何を食べてもおいしく感じるようになってしまい(上述の通り、旺盛な食欲も明神の特徴)、このままじゃ太って自慢の俊足が台無しだと嘆く矢部に対しては、「へー。それは大変だなー」と冷淡にあしらうのであった。
  • 「お断りする」を選んだ場合、明神の謎が解けただけで満足した、自分は自分なりのやり方で精一杯やってみると主人公は断ってしまうのであった。

SRイベント『もう一つの大会』

 矢部は明神に様々な競技の大会で優勝させて、賞金の一部を紹介料としていただき儲けようと画策。この度狙っている大会のチラシを主人公に見せてくれるが……。

  • 「ホームラン大会」を選んだ場合、チラシに記されていたのはホームラン大会について。せっかくだからと主人公も出場し、野球部の意地を見せて見事暫定1位に輝く。一息ついて、同じく出場した矢部の結果を尋ねると、「ヒット性の当たりがたくさん打てたでやんす」との返事。それを聞いていた明神は「ホームラン大会でヒット~!?凡人クンのくせに、おもしろいこと言うじゃーん!」と大爆笑し、ちょうどそこで出番が回ってきた彼は圧倒的な成績を収めて優勝を果たす。その後、余程悔しかったのか、矢部が例の情報料でバッティングセンター通いを始めたことが語られる。
  • 「カワラ割り大会」を選んだ場合、チラシに記されていたのはカワラ割り大会について。投手の生命線たる手をケガしたらどうすると心配した主人公の説得もむなしく明神は出場を強行し、大会ラストに登場。暫定1位の記録より1枚だけ多く割ればいい所を10枚多く割った彼は、武道の経験もないのに素晴らしい才能だと感動した2位(元暫定1位)の選手が所属する空手道場へ勧誘を受け、野球から空手に転向してしまう。しかしそのたった2日後、型の練習がつまらないからと明神は野球部に復帰。気まぐれを起こしてまた辞められたら困るし、面倒なことをさせないよう気を付けねば、と思う主人公であった。
  • 「大食い大会」を選んだ場合、チラシに記されていたのは高級寿司の大食い大会について。せっかくだからと主人公と矢部も参加するが、ものの20分でギブアップしてしまい、結果は無尽蔵の胃袋を誇る明神が他の追随を許さず優勝。寿司代はタダだと勝手に都合良く思い込んでいた主人公は参加者全員で割り勘という事実に愕然とするが、優勝賞金を手にした明神が気前良く支払ってくれ、何とか事なきを得る。

パワプロアプリ

通常バージョン

160キロを超えるストレートを投げ場外ホームランを連発する怪物投手。性格は子供っぽいところがあり、面白くないことはやりたがらない。
(パワプロアプリN〜PRプロフィールより)

投打に大活躍する超高校生級選手。自分の強さは遺伝子に由来すると考えており、練習してもっと強くなろうとする意識は全くない。
(パワプロアプリSR〜PSRプロフィールより)

ユニークボーナス:遺伝的強者

自己紹介

 虫けらがあがく姿が面白いとアリの巣に水を注いで遊んでいた明神に、練習に参加して欲しいと頼む主人公だったが、「えー、ヤダよ。超天才のボクが凡人クン達と練習しても面白くないし」と難色を示される。
 凡人呼ばわりに苛立ちつつも何とか怒りを抑え、下手に出たのが功を奏したのかついに彼の同意を得るが、すぐさま「ただし気が向いたらね!あはははははははは!」と覆されてしまい、「か、完全に遊ばれた・・・」とゲンナリするのであった。

全レアイベント『超天才の不得意を探せ!』

 部室でマンガを読んでいる明神を咎め、練習するよう諭すも、「超天才のボクに練習なんて必要ある?なんでもできちゃうんだよ?」と言い放たれた主人公。そうは言っても出来ないことがあるだろうという反論には「そう考えちゃう所が凡人だよねー!」と爆笑されてムキになり、何としてでも不得意なことを見つけてやると息巻くが……。

  • 「野球以外のスポーツ」を選んだ場合、野球以外のスポーツについて尋ねてみるが、何でもできるしたまに他部活の助っ人もしているとの弁。実際の活躍を見せようとちょうど予定されていた試合に招かれた主人公は、テニス部ではえげつないサーブを放ち、ラグビー部ではおよそ100mを独走しトライ、さらにバレー部でもサービスエースを連発という八面六臂の活躍を目の当たりにし、「さすが天才」と驚嘆。「あはははは!凡人クンたちをいじめるのってやっぱり面白ーい!」と大笑いする明神を見て、これで性格さえ良ければ、と嘆くのであった。
  • 「勉強」を選んだ場合、勉強について尋ねてみるが、できるに決まっている、次のテストで証明して見せるとの返事。実際彼は高得点をマークし、「このくらい、凡人クンでも勉強すれば余裕で解けるレベルだもん」と言いつつ主人公の点数について訊いてくる。具合が悪くなった彼は適当な言い訳をしてその場から一目散に逃げ去り、「あははは!都合が悪くなって逃げるなんて凡人の極みだねー!」と笑われてしまうのであった。
  • 「ゲーム」を選んだ場合、ゲームについて尋ねてみるが、できる、対戦で証明してみせるとの返事。放課後、ゲーセンにてヤンスヤンスレボリューションの対決をすることになり、経験者の自分が圧倒的に有利、一泡吹かせてやるとほくそ笑む主人公だったが、初見プレイでハイスコアを叩き出され、「一発でマスターするとは超天才、恐るべし!」とおののくのであった。

Rイベント『超天才のサボリぐせ』

1回目

 またしても練習をサボった明神にチームメイトの不満が爆発。すぐサボるわ、敬語を使わないわ、あまつさえ凡人とバカにしてくるわでもう限界だと訴えられた主人公は……。

  • 「明神を怒りに行く」を選んだ場合、練習は個人が試合で結果を出すためだけでなく、チームワークを鍛えるためにもやるものだと明神に説教を垂れるが、「それは凡人の意見だよ」「ボクが完封して、ボクがホームランを打てばいいだけでしょ?」「できないって思うならそれでもいいよ。ま、ボクはできるから練習なんてしないけどね!あははははは!」と彼の減らず口は収まらず、再びサボりに行ってしまう始末。マジメに練習させるにはどうすればいいのか頭を悩ませるのであった。
  • 「みんなを落ち着かせる」を選んだ場合、チームメイトをなだめようとするが、中々納得してもらえない。そこへ明神が登場し、マジメにするのも面白そうだからと従順な後輩を演じ始める。しかし、彼が大人しいと調子が狂うと皆口々に言い始め、明神は演技をストップ。「凡人クンたちが戸惑う姿すっごくみじめで面白かったよ!」とニコニコで去って行き、そこまで計算ずくで弄んでいたとは、と肩を落とす主人公なのであった。(イベント終了)

2回目

 紅白戦のスタメンが発表されるが、肝心の先発・明神は例によってサボり中。やはり彼を叱る主人公だったが、自分には練習に出ないちゃんとした理由があるけれども、「キミに言っても時間のムダ」だから教えないと言われ、「聞いてみないとわからないだろ!」とイライラ。勝負して勝ったら教えてあげようという明神の一方的な提案により、一戦交えることになるが……。

  • 成功パターンでは、主人公が勝利。明神は「あははは!まさかボクが負けるなんてね!」と無邪気に笑い、ついに件の理由を明らかに。それは自分はめちゃくちゃ強いので必要ないからだ、といういつもの主張とほぼ変わり映えしないもので、そのまま走り去る彼を、今回は負けたのだから練習しろと追いかける羽目になるのであった。
  • 失敗パターンでは、明神が勝利するも、彼の気まぐれにより理由が明らかに。それは「キミみたいに努力してきたヒトを努力ナシで負かすのが大好きだからだよ!」というもので、主人公はその根っからの意地悪さに戦慄するのであった。

SRイベント『超天才と努力の天才』

1回目

 フリーバッティングに投手として参加した明神のミオストレートを捉えるチームメイトはただの1人も現れず、誰も打てない球を投げ続けてもムダだからと彼は帰る気満々。そんな彼を打てないからこそ打つための練習をしているのだと引き留めようとする主人公であったが「努力したって凡人は天才には勝てないんだよ」といつもの調子で取り合ってはもらえず……。

  • 「引き止める」を選んだ場合、「努力は無駄じゃないって証明してやる!」と啖呵を切り、もう1回今の練習をして全員打ち取ったら帰ってもいいと彼に再び挑むが、結果は無情にも全員凡退。笑いながら意気揚々と帰路に就く明神の背中に、「くそーっ!オレは諦めないぞーっ!」と叫ぶのであった。
  • 「何も言わない」を選んだ場合、「・・・悔しいけど今のオレじゃ明神くんには敵わない」と認めて引き留めを断念しつつも、「でも、まだ諦めたワケじゃないぞ」と密かに闘志を燃やし、練習へと戻るのであった。(イベント終了)

2回目

 今回もミオストレートを誰も捉えられず、やはり帰宅しようとする明神を引き留めんとする主人公だったが、「ボクより弱い人間の言うことなんて聞かないもーん」と相手にしてもらえない。

 場面は変わり、夜のグラウンド。何とかミオストレートを投げて/打ち砕いて認めてもらおうと夜遅くまでガムシャラに練習を続けるも、果たしてただガムシャラにやるだけで良いのだろうかと主人公は思い悩む。そこへ気まぐれを起こした明神が登場、ミオストレートを投げてやろうと申し出てくる。
 改めて見てみても恐るべき球威を誇るミオストレートをどうすれば投げられる/打てるようになるだろうかと思案していると、遺伝子レベルで選ばれし超天才の自分だからこそ投じることの出来る球なのだから/遺伝子レベルで乗り越えられない差があるのだから到底無理だとこき下ろされ、ムキになった主人公は……。

必死で面白いから見せてあげたけど真似すれば投げられるとでも思った?
あははははははは!

  • 投手育成において「まだ目覚めてないだけだ!」を選んだ場合は、「オレの遺伝子はまだ目覚めてないだけだ!!」「ミオストレートを投げてみせる!」と宣言。あからさまに見くびっている明神の態度を受け、「くっそー!絶対に目覚めさせてやるーっ!」と闘魂に熱く燃え上がるのであった。
  • 投手育成において「選ばれたから何だ!」を選んだ場合、あるいは野手育成の場合は、遺伝子なんかで全部が全部決まるわけがない、そんなもの努力で覆してやると宣言。あからさまに見くびっている明神の態度に、「覚悟しろ、明神くん!笑ってられるのも今のうちだぞ!」と大見得を切るのであった。

3回目

  • 投手育成において「まだ目覚めてないだけだ!」を選んだ場合。やはりミオストレートを打ち砕く者は現れず、やりたい放題の明神に勝負を挑む主人公。遺伝子の差を乗り越えるため重ねた努力の成果、凡人だってやればできることを見せてやると意気込んで、打席の彼に向って渾身の一球を投げ込むが……。
    • 失敗パターンでは、あっさりとホームランを打たれてしまい、「ま、凡人にしてはよくやったと思うよ!『凡人にしては』ね!」と嘲笑われてしまうのであった。
    • 成功パターンでは、見事ミオストレートを投げ込み、凡人でも努力次第で天才に匹敵する力を手に入れられるのだと伝えようとする主人公だったが、聞く耳を持ってもらえず、「すごーい!まさか、本当に超天才の遺伝子を目覚めさせちゃうなんてね!」「これからは一緒に凡人クンたちをギッタギタにしようよ!」と不本意なことに仲間認定されてしまうのであった。
  • 投手育成において「選ばれたから何だ!」を選んだ場合。やはりミオストレートを打ち砕く者は現れず、やりたい放題の明神に勝負を挑む主人公。遺伝子の差を乗り越えるため重ねた努力の成果、凡人だってやればできることを見せてやると意気込んで、打席の彼に向って渾身の一球を投げ込み、見事見逃しストライクを奪う。どうだと言わんばかりのドヤ顔を浮かべ、勝者として明神に話しかけるも、「すごーい、ここまでバカ正直に向かってくるなんてね!」「超天才に向かって直球ド真ん中とか怖いもの知らずだね!ボク、驚いて手が出なかったよ!」などと変な所を褒められ、完全に気勢を殺がれてしまうのであった。
  • 野手育成の場合も、やはりミオストレートを打ち砕く者は現れず、やりたい放題の明神に勝負を挑むことに。
    • 失敗パターンでは、ミオストレートを豪快に空振り。いくら鍛えた所で当たらなければ意味がないと笑われ、球威への対処法しか練っていなかったことを悔やむのであった。
    • 成功パターンでは、ミオストレートを捉え見事にホームラン。しかし、"マシな凡人"に格上げしてやろうと言われるだけで明神の考えが変わることはなく、今までと何も変わっていないと徒労感に見舞われるのであった。

アルティメットバージョン

天才投手、明神陽が突然変身!?本人はまったく気にしていないようだがこれは大変なことなのでは?
(パワプロアプリR〜PRのプロフィールより)

ミオストレートを武器とする明神陽が試合中に毛むくじゃらに変身!球種が増えて、イジワル度もアップ。イラッとするとこうなるらしい。
(パワプロアプリSR〜PSRのプロフィールより)

ユニークボーナス:遺伝的変異

 初登場から7年以上が経過して初めて、変身形態の存在が明らかに。感情が昂ったときに出てくるらしく、髪が伸びて猫の耳のような突起を形成し、肌は色白を通り越して真っ白になるなど容姿の変化が顕著。
 能力の方も、それぞれ変化量4のシンカーとカーブを投げるようになり、輪をかけてアンヒッタブルなものとなっている。

別Verイベント『天才に挑む凡人たち』

 打撃練習で明神の球を1球も打てなかったチームメイトを「ドンマイ。今日は調子が良くないみたいだな」と励ました主人公であったが、凡人がいくら束になっても超天才の自分には敵いっこないので、調子など関係ないだろうと嘲られては黙っていられず、チームメイト複数名と共に勝負を挑むことに。
 すると、「まったく、どうして凡人クンたちは群れたがるかな・・・」と呟いた拍子に変身を遂げた彼は、面食らう彼らに気にしないでよといつもの飄々とした調子で告げ、何で勝負するかは好きに決めてもらって構わないと余裕綽々。自分たちが有利になるものをと主人公が選んだ勝負内容は果たして……。

あ、これ?なーんか分かんないんだけど急に変わっちゃうんだよね。
ま、気にしないでよ!それより勝負だよ、勝負!
よーし!じゃあハンデとして、勝負内容はキミたちが決めていいよ!

  • 「将棋」を選んだ場合、同時に複数の対局をこなしきるのは難しいだろうと将棋で挑むことにするも、あえなく全敗。アリを一気に踏み潰したような気分だと笑う彼に、こっそり隠れてAIソフトでカンニングしていないかと尋ねると、「そんなワケないじゃん!キミたちの脳がアリ並なだけだよ!」と罵倒され、すっかり打ちのめされてしまうのであった。

あー、楽しかった!アリを一気に踏み潰した気分だったよ!

  • 「柔道」を選んだ場合、一人ずつ体力を削っていけばどこかで勝てるはずだと柔道で挑むことにするも、全員がものの数秒で処理されてしまい、少しも疲れさせることができず。その様子を見て彼を引き抜きに来た柔道部員と野球部の間で小競り合いが勃発し、「あーあ、人を頼らなきゃダメだなんて、凡人は大変だねー」と嘲笑われてしまうのであった。
  • 「鬼ごっこ」を選んだ場合、同じ土俵で戦うべきだと鬼ごっこで挑み、全員で鬼となって明神を追うも、さっぱり捕まえることができず。主人公を除いたほぼ全員が諦めてしまう展開となり、逃げるのに飽きてわざと捕まりに来た彼は、今度が自分が鬼となって追いかけると宣言。「捕まえて、ボロボロになるまでオモチャにしてあげる!」と無邪気に笑い、「ひえーっ!お前は鬼かーっ!?」と恐怖する主人公には「うん、鬼だよー」と応えるのであった。

SRイベント『超天才と努力の天才』

1回目

 フリーバッティングに投手として参加した明神のミオストレートを捉えられるチームメイトはただの1人も現れず、誰も打てない球を投げ続けてもムダだからと彼は帰る気満々。そこで、打てないからこそ打つための練習をしているのだと引き留めようとする主人公であったが、「努力したって凡人は天才には勝てないんだよ」といつもの調子で取り合ってはもらえず……。

  • 「引き止める」を選んだ場合、「努力は無駄じゃないって証明してやる!」と啖呵を切り、厳しい鍛錬を重ねた後に勝負を挑むと宣言。「仕方ないなぁ。それじゃあ待っててあげる」「いつ仕掛けてきてもいいよ!その時まで、せいぜい無駄な努力を続けてなよ!」「あははははは!」と挑発に満ちた承諾を得るのであった。
  • 「何も言わない」を選んだ場合、通常バージョンと同内容。(イベント終了)

2回目

 何やらグラウンドが騒がしいことに気付いた主人公は、明神がラグビー部の助っ人として試合に出ていることを知る。圧倒的なパフォーマンスを見せるうちに、相手チームが明神集中マークの陣形を敷いてきたのをきっかけとして、彼の姿が変化。「あれ、このタイミングで?」と驚きつつも、普段以上の出力で敵を薙ぎ倒し、一人で全得点を上げチームを勝利へ導いてしまう。
 「結局、才能のあるヤツには誰も敵わないんだな・・・」「これが才能の差か。努力するのもバカらしいな」「何をやってもムダだよな。もう部活やめよう・・・」と勝ったはずの味方ラグビー部員たちが次々と自信を喪失していくのを面白がり、天才のみが得られる凡人を潰す愉悦について説く明神。そんな彼に対し主人公は「才能だけが全てとは限らないじゃないか」と言い返し、「オレは絶対にキミに勝ってみせる!凡人の努力を見せつけてやる!」と改めて宣言、練習へと向かっていくのであった。

ボクとの才能の差を感じて絶望しちゃったんだよ!ほんと、凡人を潰すのって楽しいねー!

なに言ってるの?凡人は天才のオモチャなんだよ。
どれだけ努力をしたって才能には勝てないんだ。早めに現実を教えてあげたほうが・・・

3回目

 相変わらずチームメイトを凡人と蔑んで踏みつけにする明神の許へ勝負を挑みに現れた主人公。用件を話す前に「どうせ勝負でしょ」と見抜かれて「○○クンのことだしそろそろ来ると思ってたよ」「さっすが凡人クン、たんじゅーん!」と煽り立てられ、勝利への思いを一段と増して一打席勝負に臨む。(※以下、投手育成時のパターンを記載。野手育成の場合は投打が入れ替わる)

 初球は見逃しでストライクを奪い、「この調子でいくぞ!」と声を上げると、ハンデで見逃してあげただけなのにと苛立った明神は「ホント、凡人のクセに・・・」と変身。「生意気!!」と特大ファウルを放たれ、恐怖を覚えてしまうが、そこで、散々彼に虐げられてきたチームメイトたちからのエールを受け、「これが!俺たち凡人の!努力の成果だーっ!」と渾身の1球を投じる。
 そういった交流も癪に障ってたまらない明神もまた、目の前の相手を叩きのめさんと渾身のスイングを振るい……。

ホント、凡人ってすぐ人を応援するよね・・・
自分じゃ何もできないくせに!!

  • 成功パターンでは、主人公の勝利に終わる結果に。皆の応援に力をもらったおかげで勝てたといくら説明しても、自分が凡人に負けるワケがないからと徹底して天才認定されることとなり、「ここまで凡人を認めないのって逆にスゴいな・・・」と妙な感心を覚えてしまうのであった。

まさか、このボクが負けるなんてね。
知らなかったよ。キミも天才だったんだね。

そんなの、勘違いだよ。○○クンは天才なんだよ。
おかしいよー!だって、ボクが凡人に負けるわけないもん!

  • 失敗パターンでは、主人公の敗北に終わる結果に。「ねえ、今どんな気持ち?」と囃し立てるように尋ねられた彼は、皆の応援を背に普段以上の力が出せて晴れ晴れとした気持ちだと返答。今度は期待に応えられるよう一層練習を積まねばと前向きな姿勢を崩さず、「・・・ホント、凡人って練習好きだねー」と明神を苦笑させるのであった。

ゲノム大学附属高校編

天才バージョン

天才投手の明神陽が突然、変化球にも興味を持った?ますます手のつけられない存在になってしまった。
(パワプロアプリR〜PRのプロフィールより)

剛速球ミオストレートを投げる明神が複数の変化球を修得。性格はあいかわらず子供っぽくて憎たらしさもパワーアップ?
(パワプロアプリSR〜PSRのプロフィールより)

ユニークボーナス:遺伝的天才

別Verイベント『はだしの天才』

SRイベント『超天才と努力の天才』

1回目

2回目

3回目

エピローグ

コンボイベント

『エースたるもの』

 神高龍とのコンボ。自らの登板した練習試合で勝利を収め、調子に乗った神高はエースを自称し出すも、主人公に疑義を呈されたため明神にも確認してみることに。エースなどという称号にはさっぱり興味のない彼は「キミこそがこのチームのエースだよー」と適当に応じるが、主人公は納得せず、エースには欠かせないものがあると持論を展開し始め……。

  • 「実力」を選んだ場合、エースたるにふさわしい実力が必要と主張。ならばと神高は次の紅白戦でどちらが真のエースか決めようと明神に挑むことにする。迎えた紅白戦は0-0の引き分けに終わり、両者互角のまま決着つかずと思われたが、彼は水分補給の回数が少なかったため自分こそが真のエースだと謎ルールを持ち出して一方的に勝利宣言して、高笑いしながら去って行く。これでいいのかと明神に尋ねると、自分はチーム関係なしにトップなのでチーム内でどうこうといったちっぽけな序列にはこだわらないとの答え。これが強者の余裕かと戦慄する主人公なのであった。
  • 「器」を選んだ場合、エースたるにふさわしい器の大きさが必要と主張。頓珍漢な解釈をした神高は、ならば大食いで勝負だと明神に挑むが、結果は惨敗に終わる。しかし、タダでは転ばないのが神高。高額料理ばかり頼んだので、食べた料理の総額では自分の勝ちだと謎ルールを持ち出して一方的に勝利宣言し、呆れ果てた主人公に食事代は自分で払えよとツッコまれるのであった。

その他

  • 瞬鋭高校の呼び戻しイベントでは、エリート組のことを「しょせんは凡人の自称」とこき下ろす姿が見られる。
  • フリート高校で出航を8回以上行った場合の甲子園決勝にゲノム大附属高校のキャプテンとして登場し、相変わらずの様子を見せる。なお、彼をデッキにセットしてこのゲノム大附属戦を迎えると、同校の超天才たちをオモチャにして自分が超天才の中の超天才であることを証明するため同附属中から外部へ進学したことの他、一番リゾート気分を味わえそうだったのでフリート高校に進学したことが語られる。
新規作成日: 2020/10/24 06:51
最終更新日: 2024/05/28 13:42
最終更新者: エチレン @etilen_pawa
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