ひびのしんいちろう
日比野慎一郎

編集 履歴

登場作品 実況パワフルプロ野球11, 実況パワフルプロ野球13, eBASEBALLパワフルプロ野球2022
登場シナリオ 世界高校野球大会日本代表編 , ★新世代大学野球編 , ★キミよ熱くなれ!!全国高校野球編 , パワフル高校ライバルズ編
所属 あかつき大学、あかつき大附属高校
ポジション P(メイン)
利き手/足 右投右打
誕生日 11月7日

概要

高校野球の名門、あかつき大附属のエース。打ち崩すのは至難の業だ。
(パワプロ13キャラクター紹介より)

 いわゆる第二世代におけるあかつき系列校のエース。最速145km/hを誇る直球の他、変化量4のスライダーとフォークを操るものの、特殊能力を1つも持たないなど(パワプロ2022にて再登場した際に内角攻めと要所○が新たに与えられた)、神童裕二郎一ノ瀬塔哉猪狩守ら数々の大器を輩出してきた名門を背負うには物足りない能力となっており、特にこだわりを見せる制球力に関しても、コントロール値はC145(2022以降はC69)で、偉大なる先達に比べるとやはり見劣りする。
 それでもなお、常勝あかつきのエースナンバーを継ぐ者としての矜持を強く持ち野球に邁進するキャラクターとして描かれている。

 PS3へのハード移行とそれに伴うパワター導入以降は出番に恵まれていなかったが、パワプロ2022において13決定版以来およそ16年ぶりの本編登場を果たし、ついにパワターをゲット。今後の活躍が期待されるところである。

パワプロ11

あかつきの名にかけて負けないっ!

 全国大会の対戦相手として登場。セリフは極めて少ないが、名門あかつきを率いる者としての誇りを胸に、とにかく野球に打ち込むというキャラクター性はこの頃から一貫している。

パワプロ13決定版 日本代表編

二つ名:あかつき校の名を背負った秀才投手

 これまでは対戦相手としてのみ登場するキャラクターであったが、今作では他のライバル選手同様味方として共に戦うことになる。

メインシナリオ

信頼タッグ成立

効果音:(ビュッ)(ククッ)(ズバーンッ!)
主人公:ふぅ。だいぶ制球が効くようになってきたかな・・・
日比野:そうだね。まだ甘い所があるけど、十分実戦レベルじゃないかな。
主人公:お、あかつき大附属高校の日比野 慎一郎(ひびの しんいちろう)。
日比野:強豪を相手にするんだ。甘い制球だと悲惨な結果になるだろ。
主人公:だよなぁ。相手のバッターはみんな強そうだもんなぁ。
日比野:だが僕達には抜群の制球力があるじゃないか。豪速球や変化球もストライクを取れないと意味がないしな。
主人公:日比野の先輩の猪狩コーチが聞いたら怒っちゃいそうなセリフだな。
日比野:確かに猪狩コーチの武器は豪速球と、多彩な変化球だ。だが猪狩コーチは制球を含めた基礎が完璧だった。
主人公:あ・・・
日比野:コーチは派手な速球や変化球ばかり注目されたが、確かな制球と鍛え抜かれた基礎があればこそだったんだ。
主人公:なるほど。日比野が制球にこだわってる理由はそこか〜。
日比野:猪狩コーチの後輩である俺達が、ノーコンだったら申し訳ないからな。
主人公:そう言われるとオレもコントロールに磨きをかけたくなってきたな。
日比野:同感だね。制球にこだわる事はむしろとても重要な事だと思う。
主人公:よし、ちょっとオレらで制球にこだわった練習してみようぜ!
日比野:喜んで協力するぞ!

『あかつき大附属高校のOB』

俺達の高校では猪狩兄弟は、伝説級の存在なんだ。なんだか照れくさくて。

 本来、日比野にとって猪狩守は、コーチとして積極的にコミュニケーションを取りに行くべき相手であるが、憧れの偉大な先達を前にして恐縮しきりの彼は遠巻きに見つめるばかりで話しかけることができない。それならば一肌脱ごうと大声を張り上げて守を呼ぶ主人公であったが、「わーっ!なんて事するんだっ!」と日比野は逃げてしまう。
 その結果、元々の目的を達成するどころか追加の練習を言いつけられるなど完全に藪蛇となってしまい、「とほほ〜」と肩を落とす羽目になるのであった。

『猪狩守が継承したかった物』

 夜遅く、グラウンドでの練習を終えてなお室内練習場で投げ込みを続ける日比野の姿を目の当たりにして驚愕する主人公に対し、「ふふふ。昔の兄さんみたいだね」と声をかける猪狩進。実は兄・守が完全無欠の天才を演じるために人目を忍んで練習を重ねていたことを明かした彼は、そういったセルフプロデュースのおかげで守に憧れて野球に打ち込む球児がたくさん現れたと思われるが、それこそが守の望むところであったのだろうとも語る。
 そんな進は、黙々と練習に没頭する日比野の姿や、「やっぱり猪狩コーチはすごいや」と率直なリスペクトを口にする主人公の姿を見て、「兄さんを目標としてがんばる球児がここにも居るよ。兄さん・・・」としみじみ感じ入るのであった。

『日比野のブログ』

 ホテルの部屋でパソコンに何かを打ち込んでいる日比野を見かけた主人公。どうも彼は代表に選ばれて以来ブログを綴っているらしく、興味を惹かれて内容を一部見せてもらうことにするが……。

パターンA

 

パターンB

 「尊敬すべき我が校OBの猪狩兄弟がコーチに就任してくれておかげで(※原文ママ)、ますます負けられなくなった。もっと練習をしてコーチの顔に泥を塗るような試合は避けなければ」という記述を見て、偉大な先輩たちの存在がプレッシャーにならないかと尋ねると、「確かに。でも俺はそのプレッシャーが逆にエネルギーになるけどね」と殊勝な返答が。「日比野ってすげーな」と素直に感心し、自分もプレッシャーに負けないようにせねばと気合いを入れ直すのであった。

パターンC

 「今日、あるパワフル高出身の選手と練習したが、相棒のメガネと話てばかり。それでいいのか?」という明らかに自分のことについて書かれた文章を発見してしまい、きまりの悪さと焦りから慌てて走り込みに出る決心をすることとなるのであった。

最後の夜

日比野:・・・
主人公:日比野、ボーッとしてどうした?
日比野:俺たち勝ったんだな。試合終了直後はあまり実感は沸かなかったんだけど。
主人公:そう言われるとじわりと来るな。オレ達やったんだ!
日比野:ああ、ついにやった。世界の強豪相手に俺達は勝ったんだ。
主人公:みんなホントがんばったよ。
日比野:俺の活躍が勝利に大きく貢献したのは間違いない事実だけどな。
主人公:おぉ〜、大きく出たな!でも実際そうかも。
日比野:ふっ、ちょっと猪狩コーチ風に言ってみた。なぁ、俺がんばったよな。
主人公:えっ、当然じゃないか。どうかしたの?
日比野:知っての通り、我があかつき校は猪狩コーチを始めとした優秀なプロ選手を多数送り出してきた。
主人公:そうみたいだね。
(主人公の心情:よくよく考えてみると、あかつき校ってとんでもないな。)
日比野:日本代表に選ばれたからには、学校の名に恥じない働きをしたかった。俺はそれができたのだろうか・・・?
主人公:それはオレが判断することじゃないかも。
日比野:え?
主人公:お前を目指して上がってくる後輩が出た時、答えがでるんじゃないかな。
日比野:・・・あの先輩達を目指してきた俺の様に・・・か。
主人公:そうだね。
日比野:ならもっとがんばらないといけないな!
主人公:まったくだ!
2人:ぷっ。あっははははははははは!

新規作成日: 2021/06/16 22:32
最終更新日: 2024/07/13 04:29
最終更新者: エチレン @etilen_pawa
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