いざよいみつる
十六夜満

編集 履歴

登場作品 eBASEBALLパワフルプロ野球2022, パワフルプロ野球2024-2025
登場シナリオ 熱血きらめきアオハル学園編 , プロ野球12球団編(2024)
所属 2022:月光学院 / 2024:読売ジャイアンツ
ポジション SS(メイン)
利き手/足 右投右打
誕生日 不明

概要

 十六夜瑠菜の弟にして、強豪・月光学院野球部のキャプテンを務める遊撃手。姉同様の美形で数多の女性を虜にする高校球界のスター(?)であり、個人で運営しているファンを集めたSNS『ミツルを満たすコミュニティ』は1年足らずで3ケタにも及ぶ会員を集めたという。しかし、そうして女性ファンを増やすことにやたらこだわっているにもかかわらず、意中の女性はただ1人だと公言して憚らない一見掴みどころのない人物である。
 同じ女好きの有力選手&弟キャラである虹谷誠よろしく傲慢かつ自信過剰な言動を見せる一方で、姉には彼と違った方向で頭が上がらず、お仕置きによる強権的な支配を受けているが、それでもなお「姉さんは、ものすごい人さ」「あの人のいうことを聞いて失敗したことがないんだ」と彼女のことを慕い続けている。

選手能力

 ホームランの怖さはない(弾道2、パワーD55、ラインドライブ)ものの、高い出塁能力(ミートA80、アベレージヒッター、粘り打ち)と駆け引きに長けた走塁技術(走力B77、盗塁A、トリックスター)、そしていわゆる"守備の人"の代名詞である六本木優希に匹敵する堅牢な遊撃守備(肩力C60、守備力S90、捕球B74、守備職人)を持ち合わせた好選手であり、アオハル学園編のラストでは高卒でのプロ入りも果たしている。

満の実像

 女性のファン集めに精を出すなど一見軽薄な印象を受ける満だが、シナリオを読み進めると、実は野球もファン集めもただただ一目惚れした相手に振り向いてもらいたいがためのことだと明かされることとなり、行動自体はかなり独り善がりなものの、純真すぎるほどに一途な男であることが判明する。

 実際、尊大な物言いにさえ目を瞑れば中々の好人物であるのは確かで、2022では犬に追いかけられているところを助けてもらった縁から他校野球部の部員である主人公と自主練を重ねたり、サクスペでは主人公の持つ魅力を見出してファン集めをサポートしたりもしている。そういうわけで、持ち前のビッグマウスが本当の自分から目を背けるための卑怯な手段に過ぎないと認め、己と、そして野球と向き合って研鑽を重ねると宣言してみせたアオハル学園編のエピローグでは、主人公から「今のお前は誰が見ても魅力的な男だと思う」と認められるまでに至っている。

パワプロ2022 熱血きらめきアオハル学園編

月光学院のキャプテン。 超イケメンで常に女性のファンに囲まれているが、実は1人のことを思い続けている一途な人。逆らえない姉がいる。
(ebaseballパワフルプロ野球2022公式サイトより)

 東隣の県にある強豪校・月光学院のキャプテンとして登場。彼女がいる状態で2年の1月1週を迎えると、彼がライバルとなるルートに分岐する。今作の彼女候補は4人いるが、どのキャラを彼女にしても一部の会話が差し変わるだけで展開は同じとなる。

メインシナリオ(ルート分岐前)

『十六夜、登場』

 チームメイトをゾロゾロ引き連れ、隣県の強豪・月光学院の地区決勝戦を視察しにきた主人公。同校の主力である十六夜満のプレイに感心しつつも、彼に群がる追っかけの女子に気を取られてしまった仲間たちを目にして、「みんな、試合を見てくれ・・・」と肩を落とす。

 そして試合後、球場外で満とすれ違った際、追っかけに突き飛ばされたことで、「ごめんね〜。みんなオレに夢中すぎてキミたちが見えなかったみたいだ」と話しかけられることに。「そういうお前は十六夜くん、だな」「大活躍だったな」と絡んでいくと、とある事情でアオハル学園の野球部について調べていたという相手から、「キミたちみたいな、地区で敗退した弱小野球部とは違うんだ」と挑発を受け、そこからは会話のペースを完全に握られてしまう。

キミたちが全国に行けるとは思えないけど、まぁ、たとえウチと対戦することになっても、オレがいる以上勝てやしないさ。

当然さ、この十六夜満に比べればねオレ以外の存在すべてが、ちっぽけすぎるんだから。
そんなオレを慕ってやってくる女の子も数知れず・・・そろそろ、SNS『ミツルを満たすコミュニティ』の参加者も100人になるね。
・・・でも、オレが本当に好きなのはたったひとりさ。ああ、あの娘が恋しいよ・・・

 万が一全国に進出できたとしても自分がいる限り月光学院には勝てっこないだの、自分には100人近い追っかけがいるが想い人はただ一人だの好き放題話し続けた満は、「モテたいのか、一途なのか、どっちなんだ?」とのツッコミにも動じず、凡人には理解できるはずがないと笑いながら退場。「わけわかんないこと言って、おかしなヤツだったでやんすねえ」と矢部が嘆息する隣で、野球の実力は間違いなく本物だった、甲子園優勝を果たすためにはああいった強敵をも打ち破れるようもっと練習して強くならねばと気を引き締め直す主人公なのであった。

オレのことは、凡人にはわかりっこないよ。そう、あたかも月の裏側が地上からは見えないようにね!
オレはキミたちには手の届かない存在ってことさ!じゃあね、スッポンの諸君!

ランダムイベント

『トップシークレット』

『トップシークレット1』

 主人公が空き地で自主練に励んでいると、犬に追いかけられた満が「うわーーーっ!」「た、助けてー!」と情けない声を上げながら登場。追い払ってあげて大丈夫かと彼を気遣うと、「も、もちろん平気さ!このオレが犬なんかにおびえたりなかされたりするはずないじゃないか」「そんなちっぽけなことは忘れたね」と先程の醜態をなかったことにしようとされる。
 続けて、「でもキミのことは覚えてるよ。あのちっぽけなアオハル学園野球部のキャプテンだよな?」と切り出してきた満がマイペースにボケを重ねてくるのには乗せられず、彼の事情について尋ねると、実は家がこの近くで、隣県まではるばる通っていること、先刻追いかけられていた犬は通学路にいつもいる犬で、普段から吠えられていたのがついにリードが外れて襲いかかってきたことを彼流のポジティブな言い回しで聞かされる。

さっきの犬は、いつも通学路にいる子でね。ふだんから熱烈なラブコールをもらってたんだけど・・・
あまりの激しさにとうとうリードが外れて、急接近からの熱烈な抱擁ってわけさ。熱い吐息にオレも圧倒されちゃったね。

 流石に身の危険を感じたという満は、「借りは作るな、作ったら必ず返せ!」という姉の言い付けに従って、命の恩人たる主人公にトップシークレット中のトップシークレットたる女子のファンを増やすための『ミツルメソッド』を伝授すると宣言。モテるには野球で活躍するのが一番だと野球の練習を始めてしまう。

あらゆる動物の中で、物を投げる能力が一番優れているのは人間・・・
そんな話を聞いたことはないか?
へぇ、知っていたのか。ならわかるだろう、投げる能力が高いピッチャーは人間の中でも特に優れているということが。
そして、ピッチャーの投げる球を打ち返すバッターもやはり優秀・・・
つまり、野球で活躍するとモテるということさ!

 おちゃらけた前置きに似合わず練習内容はかなりハードらしく、主人公が「結構きつい」と漏らすほど。そんな彼が、涼しい顔でメニューをこなす満に尊敬の念を覚えるようになる……などということは一切なく、休憩中アオハルの女子マネージャーについて熱心に尋ねられ、「本当に女子にしか興味ないんだな・・・」と呆れてしまうのであった。

『トップシークレット2』

 空き地で再び満と練習を始めようとする主人公は、ふと気になって先日の犬がちゃんと元の家に帰っているか質問。無事家に帰っており、今朝も挨拶してきたと聞かされて胸を撫で下ろしつつ、あれだけ追いかけ回されても自分から会いに行くとは、と彼の強メンタルに驚いてみせる。
 すると、「アレはちょっと強めの愛情表現さ!ファンの気持ちを大事にするのは当然だろう!」としつけの悪い犬までもファンとして受け容れる彼の度量を垣間見ることとなり、「悪いヤツじゃなさそうだな」と徐々に親しみを覚え始めるのであった。

 当イベントはこの後も複数回発生する可能性があり、発生の度に主人公と満は2人きりで野球の練習に勤しむこととなる。

『トップシークレット3』

 1〜2を見た上で日輪ライバルルートに入ると発生。
 すっかり満との練習が楽しみとなっている主人公は、「十六夜のヤツ、今日は来るかな〜」とうずうず。現れた彼に「あっ、十六夜!今日も練習を・・・」とウキウキで話しかけるも、月光学院のチームメイトにこの空き地での練習がバレて、「将来戦うかもしれないヤツと練習なんて、どういうつもりだ」と叱られてしまったので、もう一緒に練習はできないと告げられてしまう。

煌々と輝く月でいるためには、光を当ててくれる誰かが不可欠だからね。仲間のことは裏切れないのさ。

 チームメイトのことを尊重しないわけにはいかないという彼の言葉に納得し、「この練習、ちょっと楽しみになってきてたんだけど、しょうがないな」と大人しく引き下がることにした彼は、自分には到底及ばないが、『ミツルメソッド』のおかげで10人はファンが増えているはずだと告げつつ去っていく満を眺め、「・・・しかし、いろいろとインパクトのあるやつだったなぁ」と微笑むのであった。

当然だよ!オレの秘密のメソッドを、キミは知ったんだからね!
もう既に、10人はファンが増えてるはずだ!こっそりとね!オレには全然まったく及びやしないけど!

『ちょっかい』

 いつもの空き地で1人自主練に打ち込む主人公の許に現れた満は……。

パターンA

 ファンの相手をしているだけでこんな遅くまでかかってしまったと自慢だけして去っていき、主人公に白い目で見られてしまうのであった。

いや、ファンの子たちが解放してくれなくてね。
オレほどの男ともなると向けられた好意に1つ1つ応えるだけで天文学的な時間が必要なのさ。
もちろん愛してるのは彼女1人だからそこは勘違いしないでくれよ!

パターンB

 主人公が彼女と同伴していないことを確認して大喜びで去っていき、「・・・アイツ、つきあったらいつも一緒にいるとでも思ってるのか?」とツッコまれてしまうのであった。

ハハハ!そうかい、1人かい!
彼女といない時間もあるってことだね!それが分かれば安心だよ!

パターンC

 自主練に誘われて乗り気な返事をするも、早く帰ってくるようにという姉からの言い付けを思い出して慌てて帰宅。空き地には呆気に取られた主人公だけが残されるのであった。

オレに教えを求めるのかい?いいだろう・・・
あっ、マズい!今日は早く帰ってくるように姉さんに言われてたんだ!

メインシナリオ(日輪ライバルルート)

 彼女がいない状態で1月1週を迎えると日輪ライバルルートへ分岐。満の出番はほとんどなくなり、夏の大会中にエピローグ的なイベントが挿入されるのみとなる。

『ミツルのユウウツ』

 夏のある日、共に自主練を重ねた思い出の空き地で満と再会した主人公は、地区決勝で敗れ意気消沈の彼を励ますことに。しかし、元気がないのは敗退のショックで落ち込んでいるからではなく、今後待ち受けているであろう姉からの特訓やお仕置きが恐ろしくてたまらないからだと知り、「十六夜がここまで恐れてるって、いったいどんな人なんだろうな・・・」と興味を惹かれてしまうのであった。

・・・○○か。
まさかの結末だよ・・・ファンにもそっぽを向かれてしまいそうだ。

何を勘違いしてるんだ?別に落ち込んでるわけじゃないよ。
これから姉さんの地獄の特訓が待ってるんだ!それが恐ろしくて恐ろしくて・・・

ああ。でも、他ならぬ姉さんの命令だからね。オレは従うほかないのさ・・・
きっとキツいお仕置きも待ってるんだろうなあ・・・真昼なのに、寒気がしてきたよ・・・

メインシナリオ(十六夜ライバルルート)

『ミツルの宣戦布告』

 彼女がいる状態で1月1週を迎えると発生し、十六夜ライバルルートへ分岐。

 彼女と2人での初詣を終えた主人公は満と遭遇。「どうしてキミが○○ちゃんと・・・オレの愛しい人と一緒にいるんだよ!」となぜか敵意剥き出しで詰め寄られてしまい、以前彼が述べていた想い人が他ならぬ自分の彼女であることを知る。

キミがオレを知らないのもムリはない。話したこともないんだからね。
あれは2年生になってすぐのこと・・・たまたま駅ですれ違ったキミに、オレは目を奪われたんだ。
体中に・・・恋の稲妻が走ったよ!

 しかし、よくよく話を聞いてみると、たまたますれ違った際に一目惚れしただけのことだと判明(アオハル学園について知っていたのは制服から彼女の母校を突き止めていたため)。それでも想いは中々のものらしく、ファン集めも野球も全ては意中の人に振り向いてもらうためで、恋愛相談を持ちかけた姉から魅力を高め自信をつける方法として勧められたのをきっかけに打ち込み始めたのだという。
 そういった事情を明かした上で、着実に野球の実力を伸ばして目標のファン100人も達成し、やっと告白しようと思ったのに、なぜキミが一緒にいるのだ、邪魔をしないで欲しいと主人公を睨みつける満。

告白する勇気がどうしても出なかったオレは、姉さんに相談してみたよ。そしたら・・・
自分の魅力を高めろ!愛される男になれ!って言われたのさ。まずは女子のファン100人を目指せ!達成すれば自信がついて、告白する勇気も出るだろうって!
そして・・・最後に姉さんはこう言ったんだ!『一番大事なことは野球の練習よ。野球が上手いヤツは圧倒的にモテるからね。』!
野球の実力をつけたオレには、とうとう100人の女性ファンがついた。もはやオレの魅力も限界突破。愛しい彼女に告白する勇気がやっと湧いてきたっていうのに・・・
どうしてキミが一緒にいるんだい!邪魔者はとっとと消え去りなよ!

 そこまで言われては黙っていられず、自分たちはもう既に恋人同士の関係なのだと無情な真実を告げる主人公であったが、これは天から与えられた恋の試練に違いないとおめでたい解釈をした彼に、「キミから奪い取ってやる!」「絶対に○○ちゃんをオレに振り向かせてみせるからな!」と堂々の寝取り宣言をかまされてしまい、「○○ちゃんがアイツになびくことはないだろうけど、いろいろめんどくさくなりそう・・・」と頭を抱える羽目になるのであった。

『月光学院との合宿』

 アオハル学園と月光学院とで合同合宿を開催することとなり、想い人が側にいるとあって彼女へのアピールを目論んだ満は、主人公に一打席勝負/10球勝負を挑んでくる。

  • 「勝負する」を選んで主人公が勝利した場合、彼女のことを諦めきれない満は、甲子園で決着をつけようと一方的に宣言。夏の選手権大会で勝ち上がってくるのを待っていると告げ、高笑いと共に去っていく。そんな彼について、「・・・あそこまで自分勝手だと、逆に面白いね」と彼女と苦笑し合った主人公は、何にせよ甲子園を目指すことは変わらないのでもっと強くならねば、と改めて合宿に懸ける思いを強くするのであった。

負けた・・・キミなんかに○○ちゃんを・・・
いいや、これはまだ戦いの序章!真の決着はもっと大きな舞台でつけよう!
そのときこそオレは○○ちゃんと結ばれる!
オレたちの決勝にふさわしい場所は・・・そうだ、甲子園だ!
全国の舞台で△△(主人公)を倒せば○○ちゃんもオレのもとに来てくれるはずさ!
さすがオレ、完璧なアイディアだ!これなら誰も文句は言わないだろう!

  • 「勝負する」を選んで主人公が敗れた場合、これで彼女は自分のものになると言おうとした矢先、本人からきっぱり拒絶されてしまった満は、あくまで勝利の規模が問題に違いないと都合良く解釈し、甲子園で決着をつけようと一方的に宣言。夏の選手権大会で勝ち上がってくるのを待っていると告げ、高笑いと共に去っていく。そんな彼について、「・・・あそこまで自分勝手だと、逆に面白いね」と彼女と苦笑し合った主人公は、何にせよ甲子園を目指すことは変わらないのでもっと強くならねば、と改めて合宿に懸ける思いを強くするのであった。

・・・キミは意外と欲深いんだね。この程度の勝利じゃ満足できないと。
なら、次はもっと大きな勝利を捧げてあげるよ!
オレたちの決勝にふさわしい場所は・・・そうだ、甲子園だ!
全国の舞台で△△(主人公)を倒せば○○ちゃんもオレのもとに来てくれるはずさ!
さすがオレ、完璧なアイディアだ!これなら誰も文句は言わないだろう!

  • 「勝負しない」を選んだ場合、相手にせず勝負を拒否することに。すると、それを主人公が恐れをなして逃げたと都合良く解釈した満は、逃げも隠れもできない甲子園の大舞台で決着をつけようと一方的に宣言。夏の選手権大会で勝ち上がってくるのを待っていると告げ、高笑いと共に去っていく。そんな彼について、「・・・あそこまで自分勝手だと、逆に面白いね」と彼女と苦笑し合った主人公は、何にせよ甲子園を目指すことは変わらないのでもっと強くならねば、と改めて合宿に懸ける思いを強くするのであった。

なんだって!?どうして断るんだ!?
そうか、オレに恐れをなして逃げようってわけだね!臆病者のキミらしいよ!
なら、逃げられないような大舞台でケリをつけることにしよう。
オレたちの決勝にふさわしい場所は・・・そうだ、甲子園だ!
全国の舞台で△△(主人公)を倒せば○○ちゃんもオレのもとに来てくれるはずさ!
さすがオレ、完璧なアイディアだ!これなら誰も文句は言わないだろう!

『月光って弱い?』

 春の甲子園大会に出場した月光学院の試合を、満と主人公とその彼女の三角関係(?)についての話で盛り上がりつつ部室のテレビで見守るアオハルナイン。

 いざ始まった試合は満の精彩を欠いたプレーもあって月光学院の敗退という結果に。あまりの不甲斐なさに一同から飛び出した「秋大会で見たアイツとはまるで別人のようだった」「これがもし十六夜くんの実力なら、負ける気がしないでやんすね!」との言葉に、「確かに十六夜のヤツ元気がなかったような。らしくないよな・・・」「ま、どっちでもいいんだけど」と内心頷く主人公なのであった。

『フェイク』

 月光学院側から申し込まれた練習試合に臨むことになったアオハル野球部。試合形式で満と当たるのは初めてということで、腕試しだと主人公が意気込んでいると、「やあ、キミたち!今日はオレの引き立て役になってくれるのかい?ありがとう!」と彼がいつもの調子で登場。センバツの時とはまるで別人のように元気だという矢部のコメントを受け、あの時は姉からかけられたプレッシャーのせいで調子を崩していたのだという真相が明かされる。

おっと、あの試合を見ていたのか。だが、そんなはるか昔の出来事はどうでもいい!
もう、あのときのオレとは違うのさ!闇夜に満ち欠けし、様々な姿を見せる月のようにね!
今のオレは、いわば新月・十六夜満!

・・・それに、もう忘れたいんだ。あの姉さんの、試合前にかけられたプレッシャーも、負けて帰ったときの鬼の形相も・・・
うう、思い出すだけで冷汗が止まらないよ・・・

  • アオハル学園が勝利した場合、甲子園出場校に勝ったと大喜びのナインに、実は今日の対戦相手は主人公の彼女目当てで出てきた満を除けば全員が二軍の部員で構成されていたという事実が知らされることに。自分たちは踏み台程度にしか思われていなかったと悔しがった主人公らは、一軍相手にでも勝てるようさらに強くなることを誓うのであった。

負けたよ・・・なかなかやるじゃないか。
姉さんもプレッシャーもなかったし、○○ちゃんが見てると思うといつもの100倍、気合が入ってたんだけど。
だけど、今日はしょせん二軍の腕試しさ。オレが出たのは、彼女の心の声に応えただけのこと。

本番じゃこうはいかないよ!絶対に彼女のハートを射止めてみせる!待っててね、○○ちゃん!

  • アオハル学園が敗れるか引き分けた場合、早速調子に乗る満を前に、「いくら強豪校とはいえ、こんなふざけたヤツに勝てなかったなんて・・・」と項垂れる主人公らは、実は今日の対戦相手は主人公の彼女目当てで出てきた満を除けば全員が二軍の部員で構成されていたという事実を知らされ、強豪校との実力差を思い知る羽目に。落ち込むナインを何とか励ましたはいいものの、「でも、腕試しするつもりがされちゃってたとは・・・」と内心ショックを受ける主人公なのであった。

ハハハハハ、オレの勝ちだね!(引き分け時は「いい勝負だったね!」)
やっぱり○○ちゃんの前だと気合いが入るぜ!今日の試合はキミに捧げるよ!
ま、今日はしょせん二軍の腕試しさ。オレが出たのは、彼女の心の声に応えただけのこと。

はは、自分たちの実力を思い知っただろ?
甲子園じゃもっと点差をつけて圧倒してやる。そうすれば、彼女にもオレの魅力が伝わるだろう!
楽しみにしているがいいよ!

『運命の再会』

 悲願であった夏の甲子園大会出場を果たし現地入りした主人公の許へ現れた満は、相手を自らの想い人につきまとう悪い虫呼ばわりしつつ、月光学院とアオハル学園は決勝で対戦することになると予言。最高の舞台でアオハルを圧倒することで彼女のハートを射止めてみせると(いう勝手な思い込みを)語り、途中で敗退しないようにと発破をかけてくるのであった。

つれないこと言うなよ。もうすぐオレの彼女になる人に会いに来たのさ。
甲子園大会の決勝でキミたちを圧倒し、晴れて彼女と結ばれる・・・それが2人の運命だからね。

いいや、オレには分かるね。キミとは最高の舞台で決着をつけることになる。
オレの栄光を華々しく飾るためにも、彼女の存在が不可欠なんだ!途中で負けることは許さないよ!

ハハハ、相変わらず厳しいね。でも、必ずオレの想いはキミに伝わるって信じてるよ。
じゃあ、またね!決勝で会おう!

『ミツルとの決着』

試合前

 予言通りアオハルとの決勝を戦うことになった満は、これは決して偶然ではなく、自分が想い人と結ばれるハッピーエンドを迎えるため運命付けられていた必然だと主張。目の前でイチャつく主人公カップルに試合後そのポジションにいるのは自分だと食ってかかり、「お前のその勝手な言い草も今日までだ!勝負だ、十六夜!」と応じられるのであった。

はは、そうやって2人で楽しんでいられるのも今のうちだよ。
この試合が終わった後、○○ちゃんとイチャイチャするのはこのオレなんだからね!

試合後

  • アオハル学園が勝利した場合、共に切磋琢磨できたおかげで強くなれたと主人公から称えられ、全てを手に入れた持てる者の余裕に対する嫉妬を隠せない満。2年間追いかけ続けた相手を未だに諦めきれず、何とか彼女に縋りつこうとするも、すげなくフラれてしまい、所詮はずっと自分が独りよがりで言い寄り続けていただけだったのだと認めて号泣する羽目となる。

・・・完敗だ。キミがここまで強くなっていたとはね。

・・・なんて腹立たしいヤツ!優勝も彼女も奪って、しかも敗者を称える余裕まであるとは!
う・・・でもやっぱり、あきらめきれないよ!ねぇ○○ちゃん、もう一度考えなおさない?

きっぱり!
そうか、そうだよね・・・思い出してみれば、今までだって断られてたんだ。オレの独りよがりだったってことか・・・
ずっと、オレとキミとの未来のために戦ってきたのに・・・
どうして振り向いてくれないんだぁ〜!うわぁ〜ん!

  • アオハル学園が敗れた場合、これでついに意中の相手をモノにできると(思い込んで)高笑いする満であったが、彼女自身の口からハッキリとフラれてしまい、これまで重ねてきた努力は一体なんだったのかと号泣する羽目となる。

ははははは、まあ当然の結果だね!オレほどの才能があれば日本一ぐらい楽勝ってことさ!
これで○○ちゃんはオレの彼女だ!さあ、そんな負け犬は捨ててオレのもとに・・・

えっ・・・
・・・どうして。オレはこいつに勝ったんだぞ?なのに、なんで好きになってくれないんだ?
オレはキミと付き合いたくて、ずっとがんばってきたのに・・・練習も重ねてきたのに・・・
そ、そんな・・・どうして振り向いてくれないんだぁ〜!うわぁ〜ん!

 それからは、いずれの場合もいい加減諦めるようにと彼女から直接呼びかけられることになるのだが、その際には、さっきまでの涙はどこへやら、「初めて名前を呼んでくれたねっ!」「ということはオレたち付き合って・・・」と大喜びしてみせ、見かねた主人公に「ない!いい加減にしろ!」とバッサリ斬り捨てられてしまうのであった。

『エピローグ』

 月光学院を破って甲子園制覇を果たし、プロ入りすると発生。

 プロ野球でも通用する実力を身に付けんと例の空き地で自主練に励む主人公の前に姿を現した満は、プロへ進む同志として挨拶に来たと言い、「キミは実にたいした男だ」と彼のプロ入りを祝福。らしからぬ態度に動揺する相手を前に、「オレもプロ入りを決めたとはいえ、甲子園で負けた以上は、キミを追う立場だ。余計な感情を捨て、全力で野球と向き合う必要がある」と殊勝な心掛けを述べた上で、「プロではキミ以上の成績を残し、そして○○さんのハートをつかむ。覚悟するがいい」と以前のおちゃらけた姿とは似ても似つかぬ凛々しく真剣な面持ちを見せ、「今のコイツになら、もしかしてあの子も魅かれるかも・・・」との危機感を抱かせる。
 それに負けじと主人公が「彼女は絶対に渡さないからな!」と応じたのを皮切りに、どちらが彼女にふさわしいかですったもんだの言い争いが繰り広げられることとなり、その末に2人は大笑。お互いの彼女を好きな気持ちを認め合うも、満の「似た物同士なのかもな」という言葉には、「それはあんまり認めたくないけどな・・・前のお前を知ってるだけに」と主人公が難色を示してしまう。
 すると、甲子園で敗れたおかげで、自分の在り方を見つめ直し、変わることを決心できたのだと告げられ、「いや・・・もう十分変わってると思うよ」「今のお前は誰が見ても魅力的な男だと思う」と素直に彼の成長を認める。

確かに以前のオレは、自分を大きく見せたくて大げさなことばかり言っていた。
甲子園でキミに負けて、目が覚めたんだ。
オレは変わる。自分のちっぽけさを認め、1人の人間として強くなる。そして、自分なりのやり方で己を磨いて、彼女にオレの魅力を伝えるのさ。

 話題は変わり、姉の言い付けに従って始めただけの野球にこれほどのめり込むことになろうとはと切り出した満に、その姉とは一体どんな人物なのだと尋ねると、常に的確なアドバイスで自分を成功に導いてくれる人だったが、これからは姉に頼らず自分の選んだ道を歩むつもりだとの答えが。「これが十六夜が1人の人間として自立する瞬間なのかもしれない・・・」と感心したのも束の間、姉が「年俸5億ぐらいの男じゃないと自分と釣り合わない」と言っていたのに倣って自分もファン5億人を目指すと彼が言い出してしまい、「・・・お姉さんの呪縛、まだ残ってるみたいだな」と苦笑する羽目となるのであった。

姉さんは、ものすごい人さ。あの人のいうことを聞いて失敗したことがないんだ。
だから、なにかあるといっつも相談してた。

ああ。だけど、もう姉さんには頼らない。オレはオレの道を行くよ!

コンプリート記念

 未だ想い人のことを一途に想い続けているらしく、たまたま通りすがったと称してアオハル学園の同窓会に潜入するも、計画的犯行だと見抜かれてしまう。銀杏佐部利らフィジカル自慢の連中に摘み出されそうになったところで、早く帰るよう命じる姉からのメールが届き、慌てて帰宅する羽目となるのであった……。

何だって!?どうして、ここにいるのがバレたんだ!
『早く帰らないとお仕置きが待ってる』か・・・仕方ない、ここはいったん引き上げるとしよう。
じゃあね!ファンが5億人になったらまた会いに来るよ!

 ……が、その後アオハルナイン+日輪の幼馴染集団がメインとなって開催されたOB戦には呼んでもらえた模様。(※姉に呼び付けられているため、実際に参加できたかは不明)

サクスペ / パワプロアプリ

通常バージョン

かなり自信過剰な性格の遊撃手。ファンの獲得にいそしんでいる。目指すはたくさんのファンに囲まれたスーパースター!?
(パワプロアプリN〜PRのプロフィールより)

超イケメンなルックスを持ち野球の実力も申し分ない遊撃手。人を食ったような言動も多いが一途で純情な面もあるらしい。
(パワプロアプリSR〜PSRのプロフィールより)

ユニークボーナス:100人のファンたち

 サクスペ6周年キャンペーンの一環で実装。姉が主人公と同級生である関係上、こちらでは1学年下の後輩という設定となっている。
 肝心のイベントでは、先輩相手でもお構いなしに挑発的なビッグマウスを連発する奔放っぷり、罵声さえも(脳内で)声援に変えてしまうほどの度が過ぎたポジティブっぷりといったコミカルかつナルシスティックなキャラ付けが強調されつつも、(意図せずにではあるが)自らのファンを奪ってきた主人公に対しても助力を惜しまないなど、気性が穏やかでお人好しな一面を随所で垣間見せた。

自己紹介

 どんな打球でも完璧にさばいてみせるとの言葉に違わぬ満の流麗な守備を目の当たりにし、練習態度も真面目でショートとしての実力も大したものだと感心する主人公。寄ってきた本人にビッグマウスを連発され、上級生相手に怖気付くこともなくまさに恐いものなしといった感じだと笑顔で返す。

○○さん。どうやらオレのプレイに見とれていたようですね。
オレの才能はまさに夜空に輝く満月!
みんな、オレを見上げて月見団子を食べるくらいしかできないというワケです!

 すると、恐いものは姉くらいだと束の間顔を曇らせはしたものの、すぐに元の明るさを取り戻してビッグマウスは続き、しまいにはチームを宇宙一に導く宣言まで飛び出る始末。その底抜けに明るい言動について彼は、ついていくのが大変だと少し疲れた表情をのぞかせるのであった。

もちろんですよ。このオレに恐いものなんて・・・
・・・あるとしたら姉ぐらいですね。
それでもおおむね無敵と言っても過言ではないでしょう!
このオレがいれば、甲子園優勝どころか宇宙一も間違いありません!

全レアイベント『満の長所』

 紅白戦の勝敗に関わるエラーを犯して落ち込む主人公を「ずいぶん小さなことで落ち込んでいるんですね」「そんなことでは石ころのような小物になってしまいますよ」と軽く笑い飛ばす満。石ころにも良い所はあるが、それで満足せず空に浮かぶ月のような存在になるのを目指すべきだと貶しながらの励ましを贈り、自分の兼ね備えている三拍子、すなわち野球の実力、性格、顔のうちどれか一つでも手に入れたくはないかと尋ねてくる。
 それを受けた彼の答えは……。

でも、それで満足せずにもっと大きな・・・
空に浮かぶ月のようなオレみたいな存在を目指しましょう!

まあ、まったく同じとはいかないでしょうけれど。
オレは選手として攻守ともに優れ、みんなに愛される人柄を持ち、さらには眉目秀麗!三拍子そろった完璧な存在ですから!
まあ、先輩のレベルならまずは一拍子ぐらいがちょうどいいでしょう。

  • 「野球の実力」を選んだ場合、確かに野球でなら自分にも追いつけるかもしれないと頷かれることに。謙虚な反応を意外に思うと、あらゆるスポーツでトップクラスの自分は、たかが一競技で誰かに追いつかれたところで一々目くじらを立てたりはしないといかにもらしいビッグマウスが炸裂。さらに実はサッカーの方が好きなだと明かした彼は、にもかかわらず野球をしている事情については多くを語ろうとせず、「そう言えば前にお姉さんが恐いって言ってたけどひょっとしてそれと関係が・・・」と問われても「ノーコメントです」と口を噤んでしまうのであった。
  • 「性格」を選んだ場合、「でしょうね。慈愛に満ちてサービス精神に溢れ誰からも愛される優しさが・・・」と頷かれることに。そうではなく、いつも自信に満ち溢れ堂々と振る舞う所が羨ましいのだと訂正すると、「それもありますね。なにしろオレは神に愛されてますから!」「これだけ堂々としてるなら聖堂を建ててもらってもいいでしょうね」とダジャレ混じりのビッグマウスが炸裂。それでも実は想い人に声をかけることもできないシャイな部分があると明かし、「彼女はオレの運命の人なんです。互いの小指が赤い糸で固結びされてるんですよ」とまで言い放つ彼の、思い込みの激しい=純真な一面を微笑ましく思う主人公なのであった。
  • 「顔」を選んだ場合、「・・・ははは!よりにもよって見た目を選ぶとは先輩も小さな男ですね!」と笑われてしまい、石ころどころかアリンコ同然の器だとこき下ろされることに。「見た目だけにとらわれるのは愚かなことですよ」「人の輝きは内面から出てくるものですから」「その心をピッカピカに磨けば多少はオレの輝きに追いつけるかもしれませんよ!」と無垢な笑顔で説教を垂れてくる彼に、「・・・お前の場合は磨きすぎなんじゃないか?」とチクリやり返すのであった。

Rイベント『ビッグマウスの功罪』

1回目

 対戦形式の練習で「そんな棒球じゃオレの練習にはふさわしくないよ!」とチームメイトを挑発して憤らせる満。「文句があるならもっと球威を高めてから来なよ」「そんなんじゃオレでなくても簡単に打ててしまうよ」「ま、今はキミに付き合ってあげるよ。キミの練習も兼ねてね!」と放言は止まるところを知らず、流石に見かねた主人公が取った行動は……。

  • 「放っておこう」を選んだ場合、下手に口出しをしてもかえってつけ上がるだけだと放っておくことにするが、その後すぐ相手に逃げられたという彼から練習に付き合うよう誘われることとなり「放っておこうと思っても向こうから勝手にやってくるんだな」と苦笑いを浮かべるのであった。(イベント終了)
  • 「ビシッと言っておこう」を選んだ場合、先程の人を小馬鹿にするようは態度は失礼が過ぎると彼をたしなめることに。が、「オレの表現が高度過ぎましたかね?」「みなさんのレベルに落としてあげられなくてすみません」「○○さんも早くオレの水準にまで上がってきてください!」と相変わらずの調子で都合の良い解釈をされてしまい、ただただ嘆息する他なくなってしまうのであった。

2回目

 比較的多めのギャラリーを集めての練習試合。「おおかたオレの姿が見たいという子たちでしょう。けなげですね」と相変わらず都合の良いように解釈した満は、華やかなプレーで女子の歓声を一身に浴びるなどスター性を遺憾無く発揮、対戦相手の嫉妬に満ち溢れたヤジも自分へのエールだとポジティブにねじ曲げて受け取ってみせる。
 そんな彼について、「人の話を都合よく解釈するのも善し悪しだな・・・」としみじみ考えつつ、主人公が取った行動は……。

  • 「でもオレは気になる」を選んだ場合、チームメイトがブーイングされて面白いはずがないと憤って打席に立ち、強烈な一打をお見舞い。「なんだかわかりませんがオレのための一打なんですか?でしたら、感謝します」と称えられる(?)ことに。しかし、誇らしげな表情を浮かべたのも束の間、ヤジる元気すら失われて静まり返った相手ベンチを散々煽り立てた末、やっと"声援"(という名の罵声)が返ってきたのに大喜びする満の姿を目の当たりにし、「・・・なにやってんだ」とただただ呆れ果ててしまうのであった。
  • 「オレも気にしない」を選んだ場合、満に同調してヤジを気にせず自分のプレイをしようと決心。が、自らのプレイに向けられた声援に思わず頬を緩めてしまうなど中身はまだまだ伴っていないままで、その様を見た彼から、「あの程度でにやけるとは平常心には程遠いようだね」「まあ、オレの域に到達するのはまだ先か」と苦笑されてしまうのであった。

SRイベント『オレにもファンが!?』

1回目

 ただの練習にもかかわらず満の練習を見に来たファンがおよそ10人もいると知り、「お前、なんだかんだで人気あるんだなあ」と主人公は感心。まずは100人を目指し、最後にはファンでスタンドを埋め尽くしたいとぶち上げる彼に、それぐらい多くのファンがつくとどんな気持ちなのだろうかと話を向けると、「おや、うらやましいんですか?オレのように輝きたいと思ってます?」「ふふふ、ならばとっておきのメソッドを教えましょう」と勝手に話を進められて「野球が上達すれば必然的にファンも増えます!」と告げられることとなり……。

  • 「そのために野球を?」を選んだ場合、ファンを増やすために野球をしているなんて不純だと不快感を露わにし、「もっと真剣な気持ちでいなきゃ強くなれないぞ」「オレは野球一筋でがんばる!目指すは日本一あるのみだ!」と訣別を宣言。「オレとは違う形で上を目指すのか。せいぜいがんばってほしいね」と余裕の笑みで見送られるのであった。(イベント終了)
  • 「なるほどな」を選んだ場合、そういった目的を持っているおかげで練習にも熱心に励むことができているのかと納得。すると、「卑下することはありませんよ」「○○さんにだってオレほどではなくてもちょっとは魅力があります。ファンがつく可能性も皆無ではないですよ」などと失礼な言動は相変わらずながらも、ファン増加を目指した活動に誘われて、興味を抱き始めることとなるのであった。

2回目

 練習試合に詰めかけた大勢の満ファンに驚く主人公。彼が自ら運営しているファンクラブの公式サイトで練習試合について告知したところ、それだけの人数が集まったとのことで、口だけでなく実際にファン集めを実行していることに好感を抱く。
 実際試合が始まってみると、声援のおかげか大活躍の満に負けじと主人公も奮起し、ヒットを放ってアピール。すると、今回の活躍で本当にファンがつくかもしれないと試合後彼から称えられることとなるのであった。

見に来てくれたファンのみんなにもオレの輝きが目に焼き付いたことでしょう。さながらこの空に輝く月のように!(※まだ昼間)
それに、輝いたのはオレだけではなかったようですよ。

鈍いですね。それとも自分では自分のまばゆさに気付けないということですか?
○○さんにもファンがつくかもしれないですよ。

3回目

 先日の試合を見て満から自分に鞍替えしたという女子からの手紙をその満本人に手渡された主人公は、「人のファンを奪うとはなかなか罪な男ですね」と爽やかに微笑み、「そんな子のファンレターを届けてくれるなんて人がいいというか、なんというか・・・」と言われても、「当然のことをしたまでです」と事もなげに言い放つナイスガイっぷりに触れ、満の人気たる所以を理解するに至る。
 そして、彼から受けた「こういうときに誠実に応えられる人間こそがファンを増やせるんです」というアドバイスに従い、何かしらのアクションを起こすことにするが……。

  • 「会いに行こう!」を選んだ場合、直接会ってお礼しようと決心。公園で待ち合わせすることとなる。
    • 失敗パターンでは、「・・・こうして見ると意外とオーラないね」「この間は浮かれちゃって勘違いしたみたい」とアッサリ見放されることに。満からは「気を落とすことはありません。オレの魅力に勝てないのは自然の摂理ですから」と慰めたいのか自慢をしたいのかよくわからない言葉をかけられるのであった。
    • 成功パターンでは、「やっぱり近くで見るとカッコいいね!」とかなりの好感触を得て、日が暮れるまでランデブーを楽しむことに。元ファンに粗相を働いたりしないよう監視していた満からも「その調子なら○○さんもファンでスタンドを埋め尽くせるようになりますよ!」と太鼓判を押されるのであった。

その調子なら○○さんもファンでスタンドを埋め尽くせるようになりますよ!
まあ、そのころにはオレのファンは球場には収まらない数になっているでしょうけど。

  • 「返事を書こう!」を選んだ場合、直筆の手紙には直筆の手紙で誠意を返そうと決心。突然のサインおねだりに備えて常備しているという高級万年筆と便箋を満に譲ってもらい、丁寧に書くことを心掛けて返信に臨む。
    • 失敗パターンでは、引き続き伝書鳩の役割を買ってくれた満から何が言いたいのかわからなかったらしいと告げられることに。何なら中身を一部見せてもらった彼もくどくどした長過ぎる文章のせいでイマイチ意味が掴めなかったとのことで、「ていねいに書き過ぎたか・・・」と肩を落とす羽目になってしまうのであった。
    • 成功パターンでは、引き続き伝書鳩の役割を買ってくれた満から好感触の返信を手渡されることに。プライベートの時間を全て注ぎ込むくらいのつもりでファンを大切にするよう言われ、「そ、そこまでできるかな・・・」と苦笑を浮かべるのであった。

パワプロ2024-2025

打ってよし守ってよしのイケメン大型内野手。常に女性ファンに囲まれている。 姉の瑠菜には決して逆らえない。
(パワフルプロ野球2024-2025公式サイトより)

 姉・瑠菜と共に読売ジャイアンツに所属しているという設定で登場。高校時代を描いたアオハル学園編やアプリ版に比べ、ビッグマウスぶりに拍車がかかっており、5億人のファンを将来的に得る男と事あるごとに自称するようにまでなった。

新規作成日: 2022/03/10 16:42
最終更新日: 2024/07/27 23:58
最終更新者: エチレン @etilen_pawa
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