パワプロ2016
社会人編

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概要

 パワプロ2016におけるサクセスの一つ。
高校、大学とパッとしなかった主人公は社会人野球のあるパワフルスポーツに入社。
 だが1年目の終わり、パワフルスポーツの経営難とチームの成績不振を理由に来シーズン限りのチーム解散が決定してしまう。
 わずか1年以内にチームの評判を高めて存続させ、自身もプロ入りを目指さなければならなくなった。

2016のサクセスモードにおける仕様について

 パワプロ2016のサクセスは、たとえばパワプロ9の「熱闘高校野球編」のようにサクセス全体を総括するタイトルが存在しない。そのため、便宜上社会人編の項目でサクセス全体の仕様も解説する。
 本サクセスでは編ごとに主人公の立場が違う上、似たようなパワプロ12の「パワフルタウン編」というように世界設定の共有もあまりしていない。その結果、例えば田中山太郎は社会人編だと「がっちりセキュリティー」という社会人チーム所属だが、他の編では独立リーグの「ガッチリーズ」、草野球チーム「がっちり青年団」と異なる立場で登場する。
 しかし本サクセスの仕様で、ライバルチーム以外の対戦相手とはほぼ会話しないため、相手が何者なのか説明されない。
 またアレンジモードで使う場合は生年月日が設定されていないため、キャラの正確な年齢を知る手段がない。

スケジュール

8月~3月

オフ期間。10月と11月には練習試合が行われる。

4月~7月

社会人野球リーグ戦の期間。実際に試合操作をするのは4、5、7月であり、6月の試合はスキップされる。

2年目8月~9月

全国大会代表を決めるトーナメント戦期間。ただし実際に試合を行うのは9月の星英アスリート戦のみ。
ストーリーの都合上、敗北しても全国大会への出場は可能である。

2年目10月

全国大会の開催期間。負けた瞬間にゲーム終了である。

最終的に、全国大会で負ければ問答無用で解散、また優勝してもチーム評価が低かった場合は赤羽根貴也社長が決定を覆さず、チーム解散となってしまう。
さらにチーム評価が高く存続が決定しても、月代日吉部長を説得しなかった場合、会社の吸収合併により自動的にチームが消滅する。

登場チーム

社会人リーグ

リーグ名は不明。前半はリーグ戦を行い、上位数チームで全国代表を決めるトーナメント戦を開催する。

パワフルスポーツ

主人公の属するチーム。全国大会出場経験がなく「いてもいなくてもいい」と揶揄されている。
会社としてはスポーツ用品や健康グッズの製造、スポーツジムの運営などを主な業務にしており、主人公の母親いわく大手。
特にスポーツウェア用の特殊繊維については世界有数の開発技術を持っているとされているが、社長が貴也に代替わりして以来経営不振に陥っている。

なお、独立リーグ編ではタムラくんの出身地、草野球編では灰谷充のイベントで「パワフルスポーツ」という会社名は登場する。
ただし社会人編以外に赤羽根親子が出ないこと、独立編の白名と浮島は「東西南北リーグのパワフルズ」所属である(草野球編では登場すらしない)ことなどから、企業としての実態はほぼ分からない。

がっちりセキュリティー

田中山太郎の所属するチーム。

アマゾネス製薬

独立編のアマゾネスとほぼ同じ陣容であるため、元プロの番堂長児もいる。

力王建設

サクセスキャラの所属していないチーム。

エクスプレス急便

サクセスキャラの所属していないチーム。

星英アスリート

パワフルスポーツの競合相手である、大手スポーツ関連企業のチーム。営業所だけでも全国50ヶ所あり、野球チームには約100人いるとのこと。全国出場の常連。

全国大会出場チーム

一回戦で当たるチームは11月の練習試合でも対戦する可能性がある。

たんぽぽ製作所

パワプロ'99などに登場したチーム。嶋田栄作がいる。

ミゾットスポーツ

パワプロ12のパワフルタウン支店。山口賢とブロンコ・リーがいる。

どすこい酒造

64版パワプロ2000で所属できたチーム。田村がいる。

黒獅子重工

全国決勝戦の相手。パワプロ6などでアマチュア最強と謳われた社会人野球チーム。いるのは社長のみで、課長や部長等は出ない。

神楽坂グループ

全国決勝戦の相手。パワプロ15に登場した名門。神楽坂光彦と六道聖がいる。

用語集

劇中劇

オノコロ大戦DX

劇中で流行しているアニメ作品。タイトルや「スサノオ零式」「オオクニヌシ拾弐式」といったキャラクター(もしくはメカ)の名称から日本神話がモチーフとなっているらしい。
数量限定フィギュアからハンバーガー屋のおまけバッジまで、関連グッズが幅広く浸透しており、矢部明雄や赤羽根貴也が熱中している。
一方貴也の娘である赤羽根零からは、人々をマニア化させ現実逃避させる存在だと目の敵にされている。

ソロモンコロシアム

赤羽根貴也がハマっているマニア向けコンテンツ。詳細は不明。赤羽根零とのデート中に、父親がこのグッズを買いに行っているため今日は監視の目がない、という形で名前が出される。

第三次ポエニウォーズ

赤羽根零がマニアコンテンツとして撲滅を狙っているゲーム作品。名前からすると共和政ローマ時代の「ポエニ戦争」がモチーフとなっているようであるが詳細は不明。

六丁目の曲がり角

映画作品。詳細は不明。山咲花子のデート中、主人公が行き先について「どこでもいい」と失言して花子が頭に来たため、主人公が誤魔化すようにして鑑賞を提案したが、花子の機嫌が戻ることはなかった。

ヨモヒロ・トーイ

赤羽根零のイベントで名前のみ出てくるおもちゃ会社。
アニメのスポンサーとして著名であり、零からは「マニアの総本山」と激しく敵視されているが、パワフルスポーツの規模では到底買収ができないほどの大手企業である。
独立リーグ編に登場する企業「東西南北(よもひろ)オンライン」、および同社が運営する独立リーグ「東西南北リーグ」との関連は不明。

新規作成日: 2020/11/02 02:43
最終更新日: 2023/04/14 07:03
最終更新者: うぃあこ @Wiakko
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