概要
2022年の支良州高校強化に伴い新たに追加された同校所属キャラクター。伊瑠花という名の通り、所謂ピンクイルカをモチーフにしたであろうデザインをしており、尻尾に当たる小さなポニーテールは浮き輪の髪留めで結ばれている。また、将来の夢はドルフィントレーナーで、驚いた時には「キュイッ!?」とイルカのような声を上げるなどまさにイルカ尽くし。グラウンド上では、エコーロケーションを行うイルカのごとく超人的な予測能力を発揮し、難しい打球も凡打にしてしまう守備の名手である。
周囲に人が絶えず、1学年先輩の主人公ともタメ口で会話するような明るく天真爛漫な性格の彼女にただ一つ影を落とすのが失踪中の姉の存在。その正体は果たして……?
選手能力
肩力D50は物足りないものの、走力C67、守備力B72と捕球B70に超特殊能力・魔術師を有し、外野守備は走力S90のブラックや同じ魔術師持ちのセティーヌと並び女子トップクラス。
ミートE43、パワーF33と打撃能力はかなり貧弱だが、弾道が3に加えチャンス○、意外性を持つため終盤の好機では十分な警戒が必要となる。走塁◎、走力バースト(接戦時に走力が大幅アップ)を併せ持つ走塁面も考慮するに、勝負所で印象的な働きを見せる伏兵といったイメージで能力が設定されているようである。
真開姓について
支良州水産高校の選手キャラクターは、
- 真黒綱寛=マグロ+ツナ缶
- 赤原勘八=アカバラ(カンパチの鹿児島での別名)+カンパチ
- 須々木清吾=スズキ+セイゴ(出世魚スズキの未成熟な個体)
- 深見和仁=フカ+ワニ(いずれもサメの別名)
などといったように元ネタの魚にちなんで名付けられるのが通例であるにもかかわらず、伊瑠花だけは深海+イルカとこのアルゴリズムに従わない命名がなされており、イベントにて言及される失踪中の姉ありきで真開姓が設定されている可能性が指摘されていたのだが、実際その後のフリート高校パワーアップにおいて、深海に潜ってとある活動を続ける姉の彩葉が登場。この説が裏付けられることとなった。
正体
地上人類の父と海底の民である母の間に生まれた2人姉妹の次女。時々瞳にピンク色が差すのはそのため。打球の音を肌で感じ取って軌道を予測するといった超人的な能力はもちろん母から受け継いだ海底の民の力ゆえであろう。(※海底の民についての詳細は姉や泡瀬満里南の記事を参照のこと)
イベキャラ
通常バージョン
外野を守る女子選手。ダイナミックな守備で難しい打球もしっかりとキャッチ。なお、驚くと変な声が出てしまうとか。
(パワプロアプリN~PRのプロフィールより)
守備に優れた外野手。空間認識に優れ、打球音で落下点を素早く察知できる。ドルフィントレーナーになるのが夢。
(パワプロアプリSR~PSRのプロフィールより)
ユニークボーナス:夢へジャンプ!
自己紹介
支良州高校以外の場合
紅白戦にてヒット性の当たりを伊瑠花に好捕されてしまい、守備範囲の広さに驚く主人公。試合後声をかけると、「キュイッ!?」と驚かれ、「驚いたときの声イルカみたいでかわいいんだよな」と思わず笑顔に。
そして、先程のファインプレイを絶賛されても「いやあ、たまたまだよ」と謙遜し、「あんなに華麗に捕れる人ってなかなかいないよ」の言葉には「ふふっ、ありがとう!みんなのためにも、がんばるよ!」と快活に応じる彼女を、「プレイも性格もハツラツとしていて見てるこっちまで元気になるよ」と大変好意的に評するのであった。
支良州高校の場合
「あんなに華麗に捕れる人ってなかなかいないよ」と称賛された際の伊瑠花のリアクションがネガティブなものに変化するも、始めたての頃は下手だったかもしれないが今ではすっかり守備の名手だとフォローされ、「ふふっ、ありがとう!」と笑顔に。そして、「特に、妄想するようになってから、一気に上手くなったよなあ」「性格も明るくなったし・・・」と主人公による補足がなされた後、支良州水産に入学したのは水族館の職員として働く夢を叶えるためだったが、今では仲間と一緒に野球をして楽しい毎日を送っていると彼女は語り、「これからも頑張ろう!」と言う彼に元気良く頷くのであった。
・・・むしろ、みんなの足を引っ張ったりしてない?
ワタシって、みんなに比べて技術がないかなって・・・
全レアイベント『未来への海図』
進路の話題となり、伊瑠花の将来の夢がドルフィントレーナーであると聞いた主人公は…。
ドルフィントレーナーになりたいんだ。イルカと一緒にお客さんを喜ばせるのが夢なの。
- 「なにがきっかけ?」を選んだ場合、選択肢の通りその道を志すに至ったワケを尋ねてみることに。どんなに落ち込んでいる時でも自分を元気づけてくれた華やかなイルカショーに携わって、今度は自分が誰かを元気づけたいのだと聞かされる。さらに、海に関わる仕事をすることで失踪中の姉と再会を果たす希望を繋ぐのもモチベーションの1つになっているのだと話は続き、「いつも明るい伊瑠花ちゃんにも複雑な事情があるんだな・・・」としみじみ思うこととなるのであった。
・・・なんだかお姉ちゃんと一緒に行ったことも思い出しちゃったなあ。
うん!海への情熱がすごくって知識も豊富であたしに色々教えてくれたの!
でもね、お姉ちゃん急にいなくなっちゃったの。
わかんないの。なにも言わずに急に出ていっちゃったんだ。
でもね、海に関わる仕事をしてたらいつかお姉ちゃんに会える気がするの!
だから絶対ドルフィントレーナーになりたい!
- 「どうやってなるの?」を選んだ場合、選択肢の通りドルフィントレーナーのなり方について尋ねることに。特に必要な資格はなく、水族館に勤めればなることができるが、持っておいた方がいい資格があるので、そのために勉強をしていると聞かされる。さらに、色々覚えることがあるのにすぐ眠くなってしまうので、イルカになって脳を片方ずつ眠らせながら勉強したいと話は続き、それではドルフィントレーナーにお世話される側じゃないかとツッコむことになるのであった。
- 「どんな仕事?」を選んだ場合、選択肢の通りドルフィントレーナーの仕事内容を尋ねることに。イルカの調教、エサやり、健康管理にプールの掃除などが主な業務だと聞かされ、まるでマネージャーのようだとコメントする主人公であったが、それに触発されマネージャーの仕事を手伝おうと思い至った彼女が、「明日のエサやりは手伝わせてもらおうかな」と間違えて補食をエサ呼ばわりしたのを受け、「伊瑠花ちゃんってホントイルカのことで頭がいっぱいなんだな」と苦笑するのであった。
Rイベント『イルカの声』
1回目
昼休み、クラスで孤立して所謂ぼっち飯を続ける同級生に友人を引き連れ同席を申し出る伊瑠花。大勢で和気藹々とランチを楽しむ姿に、「伊瑠花ちゃんの周りはいつもにぎやかだな・・・」と感心する主人公であったが、彼女にプリントを渡すという用事を果たす上では少々割って入りにくい雰囲気で……。
- 「大きく手を振る」を選んだ場合、選択肢の通り大きなジェスチャーでアピールし、彼女を呼び寄せることに成功。プリントを手渡した後、一緒に昼食を摂るよう誘われることとなり、女子だらけの席に混ざるのはと難色を示すも、押しの強さに根負けしてしまうのであった。(イベント終了)
そうだ!一緒にお昼食べない?
遠慮しないで!みんなすごくいい子たちなんだよ!ほらほら!
- 「大声で名前を呼ぶ」を選んだ場合、選択肢の通り大声を出して呼びかけることにするが、驚いた伊瑠花が「キュイッ!?」と声を出し、「なに、今の声!?」「カワイイ〜!イルカっぽ〜い!」と友人に騒がれてすっかり赤面してしまう事態に。その後2人になった際、自分には驚いた時や緊張した時にノドの奥が鳴ってしまうクセがあり、克服したくても中々できないでいると彼女から聞かされ、「伊瑠花ちゃんにとっては深刻な悩みなんだな。オレ、なにか力になれないかな」と思う主人公なのであった。
2回目
部室にて「わっ!」「きゃっ!」っと声を上げる伊瑠花に主人公が背後から声をかけると「キュイッ!?」と驚かれる。何でも驚いた際の叫び声を矯正しようとしていたらしく、助力を申し出ることとなるが……。
- 成功パターンでは、「今度こそ変な驚き方しないんだから!」と意気込んだ彼女は「キャイッ!」と驚き、ちょっとマシになったと大喜び。あまり変わってないようなと苦笑しつつも、これからも練習のため驚かせてほしいとの頼みに関しては、「・・・いろんな驚かせ方を考えないとな」と前向きな主人公なのであった。
- 失敗パターンでは、「今度こそ変な驚き方しないんだから!」という意気込みも虚しく、「キュイッ!」と驚いてしまう結果に。翌日、練習のしすぎでノドが枯れてしまったと彼女から筆談で告げられ、主人公の方が「そんなになるまで!?」と驚く羽目になってしまうのであった。
SRイベント『球の音を聴け』
1回目
ノックで圧倒的な守備範囲を見せつける伊瑠花に感心した主人公は……。
- 「負けられないな」を選んだ場合、負けん気を発揮し一層練習に励むことに。その気迫に釣られてクタクタになるまで練習したという彼女がキュルルル〜・・・と腹を鳴らしたのを聞きつけ、「伊瑠花ちゃんって、お腹の音までイルカっぽいんだな」と思うのであった。(イベント終了)
- 「ヒケツを聞く」を選んだ場合、何か特別な理由でもあるのか直接尋ねてみることに。特に何かしているということはないとの答えに拍子抜けするが、何か参考になればと練習に誘われることとなり、「よーし!伊瑠花ちゃんからヒケツを学びとってみせるぞ!」と意気込むのであった。
2回目
伊瑠花の動きを見極めるため、相手の壁に向かって投げたボールを捕球して今度は自分が壁に向かって投げるというスカッシュのような練習を2人で行うことに。結果は彼女の連戦連勝で、一切ミスをしないプレイに主人公は舌を巻く。
そして、打球の発する音をピリピリと肌で感じて落下地点を予測しているという常人には到底理解し難い話を聞かされることとなった彼は……。
前も聞かれたけど特にヒケツはないんだよね。
肌がピリピリっとした方に取りに行ってるだけで・・・
ほら、ボールが飛んでくるときって音で肌がピリピリってなるでしょ?
キュイッ!?そ、そうなの!?
でもとにかく音に反応して動いてるんだよ。
ここで「もっとよく聞く」「音で予測する」いずれを選んでも、伊瑠花のような迷いのない動きの習得を目指し、壁当てを続行することとなるのであった。
3回目
試合にて練習の成果を見せてやると意気込む主人公はランナー三塁の状況を迎え……。
- 成功パターンでは見事な反応を見せてアウトに。試合後伊瑠花から活躍を讃えられ、「これも伊瑠花ちゃんが練習を手伝ってくれたおかげだよ」と感謝すると、突如瞳にピンク色が差した彼女から、これまでの努力の程を様々なプレイを通じ直接感じ取ったと告げられることとなり、いきなり纏うオーラが変わったことにたじろいでしまう。しかし、次の瞬間には「あたしももっとがんばらなくっちゃ!これからもよろしくね!」といつもの調子に戻っており、「なんか一瞬不思議な感じがしたような・・・気のせいだったのかな?」と首を傾げる主人公なのであった。
そんなことないよ。キミがどれだけがんばってるかわかったもん。
いろんなプレイから・・・直接、感じるから・・・
- 失敗パターンでは飛んできた打球を捕るのに失敗し、試合も逆転負けと散々な結果に。「誰にでもミスはあるよ。今日の失敗を活かして次はうまく捕れるようになろうよ!」と伊瑠花に励まされた主人公は、今後も練習に付き合うことを約束してもらうのであった。
エピローグ
主人公のプロ入りを祝った伊瑠花は、自分もドルフィントレーナーになる夢を叶えると宣言。それが叶えば次は姉にイルカショーを見てもらうのが夢だと語り、それさえも叶った暁には姉妹を自分の出場試合に招待しようと言う彼には「すっごくステキ!○○くんのショーも楽しみにしてるね!」と笑顔を向けるが、「いや、ショーじゃなくて試合ね・・・」とツッコまれてしまうのであった。
ドルフィントレーナーになって・・・お姉ちゃんにもう一度会えたらワタシのショーを見てもらいたいの。
それが、ワタシの次の夢!
コンボイベント
『仲良くなりたくて』
色波二帆を名乗る姉・彩葉とのコンボ。詳細はリンク先参照。
フリート高校パワーアップシナリオ
海底の民の血統ゆえか、フリート高校所属キャラではないにもかかわらず所属キャラと同様の特効を付与されている。姉・彩葉と同時にデッキにセットすると、伊瑠花から素性を隠すため彩葉は色波二帆(いろなみにほ)と名乗り、常にサングラスをかけた変装をして過ごすこととなる。
ゲノム大学附属高校編
経緯は不明であるが、姉の彩葉と共に来間博士の研究室に閉じ込められていた。
霧崎礼里と往田真威人が来間の研究室に忍び込んだ際の混乱に乗じて、照木静音と思しき超能力者と主人公の協力により脱走に成功、その際「来間博士には気をつけて。とんでもないことをしようと・・・」とだけ言い残した。