もりがみゆう
守神悠羽

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概要

 そのひらめきにより数々の発明品を世に送り出し、弱冠12歳にして高校へ通うことを許されている天才少女。制服ではなく白衣を着用し、あてがわれたラボで研究・開発に勤しむ日々を送っている。
 甘いものに目を輝かせて飛び付くなど歳相応な部分もあるものの、飛び級を重ねるギフテッドのご多分に漏れず同年代とも同級生とも交流が乏しく、さらに自身が生み出す莫大な利益を巡って仲違いする両親に嫌気が差して独り暮らしをしているなど、抱える孤独は深い。ゆえに少々ひねくれ気味の性格になってしまっており、12歳とは思えぬ大人びた口調から歯に衣着せぬ毒舌を振るい、ますます他人を遠ざけてしまうような状況となっている。
 ひょんなことから主人公と交流するようになってからは、父代わりとして、あるいは兄代わりとして彼を信頼している様子が見られていたが……?

 告白イベントを経てデートコマンドが開放され、クリスマス初詣バレンタインの季節イベントにエピローグを有するなどシステム上は完全に彼女候補であるが、名目上主人公との関係は"上司"と"専属助手"ということになっており、ゲーム中のテキストにおいてもそのように表示される。
 ちなみに恋愛面においては、やたらとキスを要求してきたり、姫野カレンに張り合ってストーカー紛いの行為に手を染めてしまったりと意外な積極性を見せて主人公を困らせることもしばしば。年齢相応にウブでおマセである。

パワプロ2013

文武高校編

天才少女、現る

 校内ですれ違った天才少女・守神悠羽を迷子だと間違えた主人公は、データ付きでバカ呼ばわりされてしまう羽目に。

はぁ……いまだにそんな事を言っている人間がいたのね。
まあ、バカの集まりの野球部なら仕方がないか。

○○、先月の学期末の成績は382人中378位。校内偏差値は驚異の27.3。
これをバカと呼ばずしてなんと呼べばいいんでしょうね。

 そう言う彼女は全教科満点で学年トップだと相棒の矢部吾から聞かされ、ちょうど自分がキャプテンに就任して以来部の歯車が狂いっぱなしだったこともあり、「そんなに頭がいいなら、ウチの野球部を強化してくれよ」と冗談半分で持ちかけてみると、意外にも二つ返事でOKされる。
 後日彼女のラボにて打撃練習の効果を3倍にするという「3倍ギプス」を受け取り、お礼に頭を撫でるとセクハラだと叩き出されることとなってしまうが、これはただの照れ隠し。その後1人になった彼女が主人公の手の感触をしみじみと反芻するシーンが挿入される。

おっきな手………だったな……

 「3倍ギプス」の効果は覿面で、速球への対応力が上がったとレギュラー陣からは大好評(主人公はレギュラーではないので使わせてもらえず)。しかし、これまで悠羽が協力した部活は大抵その後酷い目に遭っているらしいと矢部吾に後出しで告げられ、勝森監督からもリスクについて覚悟しておくよう忠告されるなど早速暗雲が垂れ込み始めるのであった。

両刃の剣

 速球が得意になる代わりにブレーキの利いた球に全く対応できなくなるという「3倍ギプス」の思わぬ副作用と神高の造反プレイにより、秋季大会は途中敗退、春の甲子園出場は絶望的に。すかさず悠羽の許へ出向き、ギプスについてのクレームを伝える主人公であったが、「科学は、実験と検証を繰り返して発展していくものよ。失敗なんて、よくあることね」「新しいモノにはリスクが伴うのは当たり前のことでしょ。最初っからベストを求めるなんて、虫がよすぎると思わないの?」と逆に説教されてしまい、毒を食らわば皿までと今後も協力を仰ぐことを決心するのであった。

……言っておくけど、アタシのは猛毒よ?

 以降は研究室コマンドという文武高校シナリオ固有のコマンドが開放され、彼女のラボに赴いて勉強を教えてもらったり、練習器材や主人公自身の能力をパワーアップしてもらったりできるようになる(時にはただ一緒にティータイムを過ごすだけのことも)。

勉強会

 成績の低迷によりベンチ入りが危ぶまれる主人公、矢部吾、神高に頼まれ彼らを教えることになった悠羽は、バカにモノを教えるのは骨が折れると溜息を吐きつつも、「バカの着眼点にはなかなか面白いものがある」からと今後も勉強を見てくれると約束するのであった。

龍と燐と

 すっかり恒例となった勉強会のおかげで成績も上昇しスタメンは確実、あとは夏の甲子園を制覇して母に褒めてもらうだけだとほくそ笑む神高を、息子をピエロだの使えないだの罵るようなロクでなしにいつまで縋っているのだと悠羽は一喝。なぜそのことを知っているという問いには、ネットで神高龍と検索すればすぐに出てくるくらい有名な話だ(中学時代に試合に敗戦した際、公衆の面前で上記のように罵られたとか)と指摘し、天才科学者の母は常に正しいのだという盲目的な主張も自分も天才だが天才=人格者というワケではないだろうとバッサリ切り捨てるなどして彼を追い詰めていく。そして、ついに我慢の限界に達した神高は「本当の天才は僕の母さんだけだ!」という捨てゼリフを吐いて逃げ出してしまう。

あんたねえ。自分の事を『ピエロ』とか『使えないボウヤ』とか言っちゃう人にいつまで尻尾ふってんのよ。

 困惑する主人公にどうしても黙っていられなかったのだと詫びを入れた彼女は、もしかしたら愚直なまでに自分の親を信じ続けていられる神高のことが羨ましかったのかもしれないと自省しつつも、気持ちを切り換えて勉強に集中しようとこの話題を切り上げてしまうのであった。

ごめん。どうしても黙っていられなくて。
でも、うらやましいのかもね。あんな風に自分の親を信じていられるのって。

ドゥームズデイ・アルファ

 世界改変マシン「ドゥームズデイ・アルファ」を発明したという悠羽は、「科学の発展に犠牲はつきもの」「データがないから、どんな世界になるかわからない」「気に入った世界になるまで動かしまくれば良い」と不穏な発言を連発し、制止する主人公に耳を貸すことなくそれを起動。ここでプレーヤーはイベントデッキを組み直すことが可能になる。

ふふふ、いい質問ね。これこそは世界改変マシン『ドゥームズデイ・アルファ』!
世界を都合よくいじくり回してどんな願い事もかなえてハッピー!
ま・さ・に、夢のマシンなの!

 これにより世界改変が起こってしまうが、それに伴いあらゆる記録・記憶が書き換わってしまったため、実行者である悠羽でさえもその事実には気付かない事態に。「ドゥームズデイ・アルファ」が正常に動作したにもかかわらず何も起こらなかったことを訝しむ彼女は、世の中を変えたいというのなら今回のような行き当たりばったりではなく目標を定めて努力すべきだと主人公に言われて、「……そうな、あなたの言うとおり。悪い運命を変えたいあまりちょっとやけになってたかも」と意味深に呟き、別の方法を試してみると約束するのであった。

悠羽の真実

 夏の地方大会を目前に控えたある日、野球部への協力を中止すると一方的に告げ、理由も言わずに去ろうとする悠羽だったが、主人公の説得により、秘められた事情を語り始める……。

 なんでも、彼女は「直観退行症候群」なる病を患っているらしく、孤独な現状の元凶にして唯一の拠り所である超人的ひらめきはいずれ完全に失われてしまうとのこと(一応、退行は普通の人間レベルで止まるらしい)。この恐怖は到底わかるまいとヤケ気味に語る彼女であったが、これまで出来ていたプレーが突然できなくなることを想像すると恐ろしいと主人公がブレずに野球へ結びつけて共感を示してきたことに思わず吹き出してしまい、態度を軟化させる。

アタシはずっと、その超人的ひらめきで様々なことをこなしてきなたの。
それが失われる恐怖が、アンタにわかるの!?
アタシは……アタシはね、そのひらめきがあったから、これまで耐えてこられたのよ。
友達がいなくたって!
みんなから変な目で見られたって!
両親と距離があったって……
このひらめきが、アタシのたったひとつのより所になってくれてたのに……

 さらに、「ひらめきだけが、ゆうちゃんのたったひとつのより所なんて、そんなの、さびしすぎるよ!」「そりゃあ、オレはバカだし、頼りにならないかも知れない。でも、オレはゆうちゃんを支えているつもりだった!」と言ってもらったことで、感極まって彼を抱擁。頭を撫でられながら、初めてラボで会った時にもナデナデされたことを思い出し、実は父に撫でられているみたいで嬉しかったこと、しかしながら今現在主人公に抱いている感情は父に抱くようなそれとは違うようであることを告白、ひらめきを失っても嫌いにならないことを約束してもらった上で、むしろこれまで許せなかった人も許せるようになるかもしれない、きっとバカにはバカの幸せがあるはずだと今後について前向きな姿勢を見せるように。そして、"バカの幸せ"について、「そういうことならいつでもオレに聞いてくれ!」とおどける主人公には、「アハハ!ホント、アンタって天才!最高だわ!」と笑うのであった。

初めて開発室に来た時も、そうやってアタシの頭、なでてくれたよね?

ううん……本当は、うれしかった。なんだか……お父さんみたいで……
でもね、今は違うの。なんて言ったらいいんだろう……
と、とにかく!アタシがバカになっても……嫌いにならないでね!

 なお、悠羽との交際が不十分であった場合、この展開を見ることはできず、「……野球部への協力、今日で終わりにするわ」「もう飽きたから。それだけ。じゃあね」と素っ気なく告げられ、主人公もそれをアッサリ受け容れてしまう展開となる。

エピローグ(イベキャラセット時)

 主人公のプロ入りを祝いながらも、既に自分の超人的ひらめきは失われているため役には立てないと肩を落とす悠羽だったが、そんなものはなくても十分天才なのは変わらないし、こうして会えるだけでも十分幸せだと慰めてもらい、「○○……」としみじみ呟く。
 実はちょうど昨夏野球部への協力を開始した頃に自らの病を知り、能力が失われる前に一仕事して欲しいという大学からの誘いを蹴って主人公と過ごす時間を選んでいたことを彼女は明かし、「そんな貴重な時間、オレのために費やしてくれてたんだね」と主人公に抱き締められつつ頭を撫でられて「○○に頭なでられるの……気持ちいい……」とウットリ。ここに至って初めて2人は愛を告白し合い、互いの間に横たわる"障害"が取り払われるその時まで暫く待とうと約束し合うのであった。

アタシも……大好き……○○……
ふふっ、おたがい、初めてだよね、好きだって言ったの。

○○、待っててね……アタシが大きくなるまで。

イベキャラ(通常バージョン)

自己紹介

 国費を投じて校内に建てられたという悠羽専用のラボにやって来た主人公は、新たなマシンを製作中の彼女と「まったく、飛び級で編入してきた天才少女は違うね」「それ、ひょっとして嫌味のつもり?12歳だからってバカにしてる?」と設定説明を交えた掛け合いを演じた上で、「そんなつもりはないよ!年は違っても同じクラスなんだし、仲良くしようよ」と愛想よく返答。「……気が向いたらね」と素っ気なく応じられ、内心「口は悪いけど、いい子なんだよな」と呟くのであった。

Nイベント『駄菓子だがしかし』

1回目

 駄菓子屋の前で首をひねる悠羽を見つけた主人公は、脳を働かせるのに必要だからと駄菓子を大人買いする彼女に驚愕。全く馴染みのない最新の駄菓子事情についてレクチャーされた上、自分にとって思い出深い口の中でパチパチはじけるお菓子について知らないと言われたことでジェネレーションギャップを痛感するが、「たった5歳しか変わらないくせになにを言ってるのよ」と笑われ、「ちっともヨーグルトじゃないヨーグルト風お菓子」を分けてもらって気を取り直すのであった。

2回目以降

 またしても駄菓子を大人買いする悠羽に出くわした主人公。おごってくれるというので何か1つ選ぶことにするが……。

  • 「デカいカツ」を選んだ場合、勝負に勝つということで縁起がいいとカツを模した駄菓子を選択。「野球をする人って、縁起を担ぐのが好きね」と苦笑いされるのであった。
  • 「青リンゴグミ」を選んだ場合、モチみたいな粘っこさがいいと青リンゴフレーバーのグミを選択。確かにグミというよりもモチだと頷かれるのであった。
  • 「黒い稲妻」を選んだ場合、疲れを癒したいからとチョコを選択。「最近はコンビニでも売ってるものね」と相槌を打ってもらうのであった。

Rイベント『スーパー天才児』

 研究の参考にするため野球部のデータを取りたいからとグラウンドに陣取る悠羽の許へ猛烈な勢いで打球が飛来。危ないと案じる主人公を他所に、ベアハンドキャッチからの見事なバックホームを披露した彼女は、持久力はないものの体育も得意だからと胸を張ってみせるが……。

  • 「野球、やってみない?」を選んだ場合、一緒に野球の練習をしてくれないかと主人公は彼女を勧誘。同意を取り付け紅白戦に参加してもらうと、打っては3打数2安打2打点、守ってはファインプレーを見せる大活躍で、監督からは「大したもんだな、守神。○○、お前より戦力になるかもな」と軽口が飛び出すことに。12歳児に劣っているとあっては笑ってもいられず、危機感を募らせた彼は、練習へ向け情熱を迸らせるのであった。
  • 「オレにもコツを教えてよ」を選んだ場合、主人公はプライドを捨ててコツを伝授して欲しいとねだることに。下半身の力をいかに腕へ伝えるかが重要だとのレクチャーを受けるが、外旋・内旋という耳慣れない言葉が出てきたあたりからついていけなくなり始め、さらにモーメント、ベクトルなどを用いた物理学の内容に話が及んだところで完全にお手上げ。「ううっ……ダメだ。難しくてよくわからない……」と音を上げてしまうのであった。
  • 「普段から運動してるの?」を選んだ場合、主人公は選択肢の通り普段から運動しているのか尋ねてみることに。研究にかかりきりで運動不足になるのを防ぐためジムに通っているという話を受け、野球部の練習にも少しだけ参加してみたらと誘うと、初めのうちは部費を払ってないからと遠慮していた彼女も食い下がる彼に絆されていき、しまいには「そ、そう?そうまで言うんなら、考えてもいいわよ」と同意してしまうのであった。

Rイベント『ひとりぼっちのグルメ』

1回目

 「たまにはこういうところで食べるのも……」と悠羽のラボに入って昼食を摂ろうとした主人公は、そこで彼女が毎日誰とも同席することなくコンビニ弁当を食べていることを知ることに。味はどうでもいいので問題ない、栄養はサプリで補うから大丈夫、これまでもそうだったので1人で食事することを寂しいとは思わないなどと強がる孤独な天才少女に彼がかけた言葉とは……。

  • 「オレと一緒に食べよう」を選んだ場合、選択肢の通り一緒に食べようと提案することに。初めは「お断り」と突っぱねられるも、粘り強くアプローチを続けたことで「あっそ。勝手にすれば」と渋々ながら認めてもらうことに成功し、意気揚々と弁当を広げる。すると彼女は、そこに入っていたひじきと豆腐のハンバーグに興味を惹かれた様子(驚くべきことにひじきを食べたことがないとのこと)。唐揚げとの交換で食べさせてあげると、「……おいしい」と気に入ったらしい反応を見せたので、他にも色々なオカズを交換しようと勧誘、「す、好きにすれば?」とイマイチ素直でない承諾を得るのであった。
  • 「友だちいないのか?」を選んだ場合、選択肢の通り質問することに。「いないわ」とアッサリ返され、「オレは友だちじゃないの?」と尋ねると「……そうね、なんとか友だちのカテゴリーには入るかもね」とやはり素直でない返事。ならば友人として昼飯を一緒に食べようと強引に押し切り、上の選択肢と同様ひじきと豆腐のハンバーグと唐揚げを交換するなど楽しいランチを過ごすのであった。
  • 「ジャマされたくないのか?」を選んだ場合、選択肢の通り尋ねることに。「まあ、そんなところね」と頷かれ、自分もジャマなのかと訊くと「そういうこと」とアッサリ肯定されてしまったため、スゴスゴ引き下がって退散するしかない主人公なのであった。(イベント終了)

2回目

 昼食を摂りに悠羽のラボを再訪した主人公は、彼女が弁当に手をつけていないことに目ざとく気付き、「もしかしてオレを待ってた?」とカマをかけてみることに。「そんなワケないでしょ!」「そっかぁ、残念だな。オレはゆうちゃんのことが気になってここに来たっていうのに」「なな、なに言ってるのよ!」とペースを握ることに成功し、一緒にご飯を食べることを認めさせる。

 前回と同じくコンビニの唐揚げ弁当を用意していた彼女は、あまり好きじゃないからと唐揚げを主人公に寄越し、「この間のあれはないの?ひじきと豆腐のハンバーグ」と暗におねだり。今回は入っていないからと代わりにオクラの肉巻きを分けてもらう(ここでひじきと豆腐のハンバーグを気に入ったのかと訊かれることになり、初めての味に学術的興味が湧いただけだとごまかすが、また近いうちに弁当に入れてもらうようにすると約束されて「そ、そう……」と精一杯喜びを抑えようとする姿が描かれる)。
 それまでの生意気な態度はどこへやら、その肉巻きを口にした途端「これもおいしい!」と突然素直になり始め、「気に入った?」と訊かれると「うん!」と頷くなど、完全に気が緩んでしまった悠羽。今後も一緒にお昼を食べようと誘われ、「そ、そうね……悪くない提案ね。未知の味覚を追求するのも、科学者の務めだし」ともっともらしい大義名分を掲げ承諾するのであった。

SRイベント『我がしもべに命令よ!』

 文武高校限定で発生するイベント。

1回目

 「ドクトルゆう」を自称する悠羽が武や鎌苅らを率いて学会への復讐を目的に蜂起。彼女を止めに入った主人公だったが、サイボーグ化された武の怪力に全く歯が立たず、野球マンに助けを求める。しかし、現れた野球マン1号には「いや、それ野球マンの仕事じゃないし」と冷淡にあしらわれてしまい、万事休す。悠羽の放った目覚まし光線をぶつけられ……。

ふっふっふっ……この学校はこの『ドクトルゆう』が占拠した!
泣け!わめけ!おびえろ!

 ……という所で目を覚まし、「なんだよ、夢か。変な夢見ちゃったな」と苦笑するのであった。

2回目

 先日見た荒唐無稽な夢について悠羽に話す主人公。「学校なんて占拠してどうするんだって話だよね。世界征服ならともかく」と軽口を叩くも、「そうよね、なんで今まで気付かなかったのかしら」「世界を征服してしまえば、どんな研究もやり放題!」と彼女は俄然乗り気に。まずその第一歩として文武高校を手中に収めると宣言し、「ドクトルゆう」を名乗り始める。そして、生徒を人質に取るよう呼び出した矢部吾に命令、手始めに血祭りにあげてやろうと主人公に迫る……。

 ……という所で彼は目を覚まし、「また夢オチかっ!!」と独りごちるのであった。

3回目

 連日不思議な夢を見たことで、今の自分は夢を見ているのではないだろうかという不安を主人公は吐露。悠羽に「ぷっ!なによそれ。胡蝶の夢?」「アンタらしくないわね」と笑われて、いつもの彼女だと確信し、例の夢について明かすと、「世界征服ってなによ。そんなことしなくても、研究なんてやり放題だし」「……とはいえ、我がしもべって面白そうよね」と茶化され、スッキリした面持ちで練習へと赴く。

 そして、彼が去って1人になった悠羽は側に控えていた矢部吾と「どうも気付かれたみたい。計画の修正が必要ね」「ふっふっふ……でやんす。こんなこともあろうかと、別プランを用意したでやんす」「さすがは矢部吾。アタシのしもべだけのことはあるわ。ふふふふふふ」とあたかも本当に世界征服を企んでいたかのような会話を交わすが、少しの間を置いて「……なんてね。ノリがいいわね、矢部吾」とネタバラシするのであった。

告白イベント『好奇心ネコを殺す』

1回目

 いつものラボで悠羽と談笑していた主人公は、三者面談が迫っていることを思い出し、天才の悠羽なら自分と違って両親から成績について叱られることもないだろうなどと軽口を叩くが、「その話、やめにしない?」「親の話はしたくないの!」などと明らかに地雷を踏んでしまったリアクションが返ってくる。
 何とか話題を変えようと模索しているうちに、期間限定で復刻している幻のチョコ菓子「つくしの村」をたまたま持ち合わせていたことに思い至り、それをあげることで機嫌を直してもらうのに成功し一安心。その一方で、先程目の当たりにした彼女の寂しげな表情を思い浮かべ、両親との間に何があったのだろうかと気がかりに思うのであった。

2回目

 前回と同じくラボで悠羽と談笑する主人公だったが、彼女の浮かべた寂しげな表情が頭から離れず、両親のことについて聞くべきかどうかという悩みで頭はいっぱい。いきなり黙り込んでどうしたのだと心配され、ついに決断のときを迎えるが……。

  • 「聞いてみる」を選んだ場合、先日見た寂しげな表情にいても立ってもいられなくなったのだと両親の話を聞き出すことに。「困った好奇心ね。好奇心はネコを殺すっていうわよ」と嘆息しつつも、彼の熱量に押された悠羽は自分の取得した数々の特許がもたらす莫大な富を巡り両親が不仲となり、それに嫌気が差して今は独り暮らしをしていることを告白し、「安っぽい同情なんていらないわ。アンタには関係ない話だし」とクールに突き放そうとするが、「そんな言い方するなよ、ゆうちゃん!」「オレはゆうちゃんの力になりたいんだ!関係ないなんて言うな!」と直球で迫られたことでアッサリ絆され、それならばと専属助手に任命。彼女の語る専属助手の職務を聞き、「はは……それってまるで恋人だよ」と内心苦笑しつつ、主人公はそれを受け容れるのであった。(恋人……ではなく"専属助手"として交際スタート)

そ、そりゃ、専属なんだから、ずっとアタシのそばにいること。

アタシがそばにいて欲しい時にってことよ!
や、休みの日とか……帰る時とか……
あ、あとは、たまに電話したり、メールしたり……一緒に遊びに行ったり……

  • 「触れないでおこう」を選んだ場合、迂闊に踏み込むべきではない話だと判断し、「なんでもない」とごまかしてしまうのであった。

デート

1回目

 やって来たのは大学の研究室。デートのつもりで来たのに本当に専属助手的な役回りをさせられるのかもしれないと危惧する主人公だったが、どうやら懇意にしている教授の頼みを断れなかっただけらしい。いつもと違いしっかり丁寧口調を使いこなす悠羽をからかうと、教授も「はっはっはっ、デートのジャマをしてしまったか」「これほど楽しそうな守神くんを見たのは初めてだよ。いつもは無愛想なんだが」と乗っかってき、きまり悪くなった彼女は中座してしまう。
 その間に、高校でやりたいことがあると大学への招聘を断られたこと、一人暮らしをする際の保証人になるなど親代わりとして色々面倒を見ていることなど悠羽にまつわる裏話を教授から聞かされた主人公は、「以前はもっと気難しかったんだが、ここ最近、すっかり角が取れた。どうやら、キミのおかげのようだね」「これからも、守神くんのことを見てやってくれないか」と頼まれ、「ゆうちゃん、オレが見守ってあげるよ」と内心誓うのであった。

2回目

 悠羽を科学館に連れて行った主人公は「ああいうのは、子供の行くところよ」と12歳の子供からダメ出しされてしまい、次は失敗しないよう色々話を聞きたいからとスムーズに喫茶店へ誘導。そこで休みの日も大抵は研究をしていること、遊ぶことに対しては必要性を感じていないこと、ジャンクフードと糖分補給用のキャンディが好物であること、そして今まで遊園地に行った経験がないことを聞き出し、次は遊園地に行こうと提案する。
 そして、「なんだか子供っぽくない?」と不満げな彼女を、大人だって楽しめるところだと説得してその気にさせ、「次のデートはなんとかうまくいきそうだな」とほくそ笑むのであった。

3回目

 初めての遊園地に悠羽は大はしゃぎするも、アトラクションの身長制限に引っかかり、「安全設計が甘いのよ!安全バーのサイズにちゃんと余裕を持たせておけばすむのに!」とダメ出し。気を取り直して乗った絶叫マシンでは、今にも落下しようというその時まで怯える様子を見せず「ふうん、地上からの高さは約60メートルってトコね。摩擦係数は0.07として……」と計算を巡らせ、降りた後も「シーケンス制御になかなか面白そうな回路を組んでるみたいね。実に有意義だったわ」と工学者魂全開で楽しむ様子を見せる。

 流石に疲れたと一休みする主人公は、飲み物を買ってきてくれた彼女が落とした小銭を拾おうとして足を滑らせたのを抱き留める。しかしその際、手をどけて欲しいと照れ気味に言われたことがきっかけとなり(ベタな展開だが果たしてラッキースケベだったのかは不明)、急に悠羽のことを意識してしまうように。「うっ!いかん、なんだ、このトキメキは!」と我に返り、次のアトラクションの話題を振ることでぎこちなくなった雰囲気を一旦リセット。「教授にも言われたんだ。オレがゆうちゃんを見守ってあげないとな……」と気を引き締め直すのであった。

あ……ありがとう。
も、もう大丈夫……だから……
その、手を……

4回目

 ジャンクフードばかり食べている悠羽のために高級レストランを予約した主人公であったが、ユニフォームや白衣といった服装がドレスコードに引っかかってしまい、入店拒否に遭う。そして、移動した先の公園で目に入ったホットドックを食べたいと彼女が言い出したため、買いに行くことに。

 戻ってくると、見知らぬ子供たちと鬼ごっこに興じる悠羽の姿が。これが人生初の鬼ごっこらしく、「そっか……ゆうちゃん、鬼ごっこもしたことなかったのか……」と主人公はしみじみ。
 鬼ごっこを終えて2人でホットドックを味わい、彼女の口元についたケチャップを拭き取ってあげていると、先程の子供たちから「こらーっ!ねーちゃんにくっつくなよ!」とヤジが飛んでくる。専属助手だからいいのだと庇われるが、言葉の意味が分からない彼らには恋人のことを指していると解釈され(あながち間違っていない)、キスするよう囃し立てられ、悠羽からもノリノリで迫られることに。

アタシね、あの男の子にプロポーズされちゃって。
で、アタシにはアンタがいるからダメって断ったのよ。でも、しつこくてさ。
だから……あの子を諦めさせるためにも……キス、しないと。
……してよ。

 いよいよ追い詰められて覚悟を決めんとするが、ちょうどその時彼女がアイディアをひらめき、早く研究しなくてはと一目散に帰ってしまったことで、置いてきぼりを食らうこととなり、「助かった……のかな?」と釈然としない表情を浮かべるのであった。

5回目

 先日のデート中にひらめいた野球の能力を上げるメカを完成させた悠羽は、主人公専用だからと彼に被検者になるよう依頼。このとき成否判定が発生するが、その結果に関わりなくこの後の展開は進行。
 この間の公園において、「いいところ」で水を差してしまったことを彼女は謝罪し、続きをして欲しいとせがんでくる。

あの続き……
してよ……
いや……なの?
今日は、誰も見てない……よ?

 色々と問題があるからとしばし逡巡した主人公は、意を決して彼女の額にキスした上で、「続きは、ゆうちゃんがもっと大きくなってからね」と何とか穏便に着地することに成功。将来ナイスバディになってお返ししてやると怒り心頭の悠羽について、内心「うーん、それはそれで……」「……楽しみかな?」とにやけるのであった。

あ……
……おでこ?
ええー!?なにそれ、意気地無し!
もうっ、いいわよ!
フン、大きくなったらナイスバディになって、お返ししてやるんだから!

クリスマス

 主人公の部屋でクリスマスを祝う2人。キャラに似合わずサンタクロースの存在を信じ切っている様子の悠羽に真実を知らせるまいと気を遣う主人公だったが、「サンタなんて信じてないとか?」と看破され、「そっか、○○も情報操作に踊らされているのね」と陰謀論者めいたことを言われてしまう。
 おもむろにノートパソコンを取り出した彼女から、NORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)をハッキングして得たというサンタクロースの追跡情報を見せられてすっかり信じ込み、もしや宇宙人もアメリカが隠しているだけで実在するのではと陰謀論に呑み込まれかけたところでネタバラシ。
 例の追跡情報はNORADが毎年クリスマスの時期にやっているジョークであることを明かされ、やっぱりサンタはいないのかと安堵した彼は、不在証明は難しくそうとは言い切れないという話に「なんだよそれ~?」と笑いつつ、ハラハラドキドキしたし、悠羽と一緒で忘れられないクリスマスになったとコメント。大いに彼女を照れさせるのであった。

初詣

参拝前

 人混みではぐれないよう手をつなごうかと提案された悠羽は、素直に受け容れる。

参拝

 「アタシは神頼みなんてしない。自分の力を信じてるもの」と語る悠羽は、神様を信じていないのかとの質問には論理的な帰結として全知全能の髪は存在しないと言えるが、八百万の神が存在する可能性は否定しないとあくまで科学的な見地から返答。形だけはお祈りしている風を装ってくれるらしい彼女を伴い、主人公は願いを捧げるが……。

  • 「野球がうまくなりたい」を選んだ場合、本当に野球が上達したかのような感覚を得るが、「単純ね」と笑う悠羽から、野球がうまくなりたいなら神様よりも自分にお願いすべきだとツッコまれ、正月くらいは休んでもらわないとと苦笑い。
  • 「健康に過ごしたい」を選んだ場合、本当に体が軽くなったような気になるが、そういうことなら自分に言えばいつでも何とかしてあげるのにと悠羽に言われ、「いやあ、副作用とか怖いしと苦笑い。
  • 「気合を入れたい」を選んだ場合、本当にやる気が湧いてくるが、「気合いなんて、自分で入れるものじゃないの?」と冷静にツッコまれてしまう。

参拝後

 普通はおみくじを引くはずのところだが、所詮はバーナム効果と心理的偏向の産物だと鼻で笑う悠羽に合わせ、代わりに喫茶店へ行くことにするのであった。

バレンタイン

 自室にて悠羽を待ち、いつになくソワソワする主人公は、彼女が持ってきたのが手作りチョコならぬ、手作りチョコ増幅マシン(市販のチョコを次々に増幅していく手作りマシン)だったことにガッカリ。
 さらにそのマシンが1分ごとにチョコを倍に増やしていくものだと知り、このままでは世界がチョコに埋め尽くされてしまうとパニックに陥っていると(『ドラえもん』の影響?)、作製したチョコでいっぱいになったマシンは爆発を起こし、部屋中がチョコまみれに。「……ごめん、○○……失敗しちゃった……」と謝る悠羽に「いいよ。ゆうちゃんが無事だったんだし」とオトナな対応を見せ、「それに、宇宙がチョコで埋め尽くされる危機も去ったし」とホッとしてみせるが、原材料がなくなれば自動的に止まるため、心配する必要などなかったのにと笑われてしまい、「いや、当たり前みたいに言われても、ゆうちゃんなら常識が通用しなくても不思議じゃないし……」と口をとがらせるのであった。
 ちなみに、増えすぎたチョコを2人で食べきるのに1週間を費やしたとのこと。

エピローグ

文武高校の場合

 上記文武高校編エピローグの項参照。

文武高校以外の場合

 悠羽からプロ入りを祝われ、科学的根拠はないがきっとプロ野球でも成功すると太鼓判を押された主人公は、彼女の言うとおり目を閉じることに。その隙に「アタシの天才的なパワーを分け与えてあげてるのよ!感謝しなさい!」と抱きつかれてこれではまるで親子みたいだと笑い、内心「年相応な笑顔をするゆうちゃんをいつまでも守っていきたい」と誓うのであった。

イベキャラ(私服バージョン)

 普段着込んでいる白衣を脱ぎ、おめかしして登場。しかし、身につけている私服はあのお方のドレスとそっくりで……。

Rイベント『コーディネートはこーでねーと』

 珍しくロリータ趣味なドレスを着ておめかしした姿の悠羽は、主人公に褒めてもらえはしないかと内心ドキドキ。「いや、そんなのアタシに似合わないわね。いつもどおりの態度で……」と思い直し、早速ラボに現れた彼の前では努めてクールに振る舞おうとするが、いつもと違う服装なことをツッコまれ、「たっ、たまにはオシャレしてもいいでしょ?」「ねぇ○○……どうかな?」と気持ちを抑えきれずに尋ねてしまう。
 それを受けた彼の答えは、よく似合っているとは思うがどうも既視感のあるコーディネートだというもので……。

姫野カレンなしの場合

 「そう?ま、そういう事もあるかもね」と悠羽は受け流し、話題はなぜそんなオシャレをしているかに。「それはホラ、アンタに見てもらいたくて……ぶつぶつ……」と口ごもってしまったため聞き取ってもらえず、「単なる気分転換よ!」とウソを吐いて主人公も普段と違った服装をするよう要求。「それはオレのアイデンティティに関わるから!!」と難色を示すのを聞かずにショッピングへ連行し、自分が見繕ったコーディネートを着せてみるが、さっぱり似合わない。すると「まあいいわ」と彼女はアッサリ諦め、一日自分に付き合うよう言い付けるのであった。

まあいいわ。
今日は一日……その……あの……ア、アタシに付き合ってもらうから!

 どうやら、オシャレをして主人公とデートに行くのが目的だったらしい。

姫野カレンありの場合

 ここでグラウンドに主人公がいなかったから匂いをたどってきたというカレンが乱入。「ちょっとアンタ誰よ!!アタシと○○の間に割り込まないで!」といきり立つ悠羽に「それは、恋のライバル宣言とみてよろしいんですの?」と応じ、一触即発の雰囲気になるかと思いきや、彼女が自分と全く同じ服装をしていることに気付き(駅前の姫野堂なるブティックで売っているのだとか)、中々のファッションセンスだと称賛したことで、一気に雪融けムードが流れることに。
 そこで自分のファッションセンスはどうだと口を挟んだ主人公は、「まったくブレないファッションセンスが素晴らしいですわ」「着た切りスズメとも言うけどね」「いつも同じ格好をしておられるから、見つけやすくていいですわ」と口々に評されたのに不満を抱き、自らのセンスが優れていると示すためとあるミニゲーム(詳細は割愛)に挑むこととなるのであった。

SRイベント『桜の樹の下には』

 悠羽の専属助手になっていないと発生しないイベント。

姫野カレンなしの場合

 ピンクのロリータドレスに身を包んだ悠羽から黙ってついて来るよう言われた練習終わりの主人公がやって来たのは桜が花開く公園で、お花見かと納得。「桜に合わせてピンクの服装。ふふ、風流でしょ?」と笑いかけられて「うん!まるで桜の妖精みたいだ!」とキザに返し、彼女を喜ばせる。
 そして、目の前に差し出されたのは手作り弁当。変なものが入っていないか警戒すると、変なものは入っていないが実験用の薬は入っているという物騒な答えが返ってくるが……。

  • 「食べる」を選んだ場合、成否判定が発生。
    • 成功パターンでは、食べた途端みるみる力がみなぎってきた上、味もおいしいと感心。「料理なんて、科学の実験に比べればたやすいものよ」と鼻高々の悠羽なのであった。
    • 失敗パターンでは、食べた途端力が入らなくなってしまい、「変ね、体質に合わなかったのかな?」と悠羽は首を傾げるのであった。
  • 「食べない」を選んだ場合、「ゆうちゃんのその気持ちだけでお腹いっぱいなんだ」とごまかすことに。ウブな悠羽にはうまく通用し、なんとか弁当を食べずに済むのであった。

な、なぁっ!?
もう、何言ってんのよ。専属助手のくせに!

姫野カレンありの場合

 上記カレンなしの場合と同様の展開が続き、弁当に実験用の薬が入っているというくだりを終えたところでカレンが乱入。自分も弁当を作ってきたと大きな包みを差し出す。
 主人公のファンを名乗る彼女に「何よ!ただのファンがいきがって!アタシと○○は助手になっている間柄なのよ!」と悠羽は強気に食ってかかるが、結局どっちの弁当を食べるか彼に選んでもらうことになり……。

  • 「両方食べる」を選んだ場合、意を決した主人公は「これも男の甲斐性……」と両方の弁当を食べることに。見事完食し2人に感心されるが、食べ過ぎで胃薬を飲む羽目になってしまうのであった。(※失敗パターンもあるらしいが、未確認)
  • 「カレンさんのだけを食べる」を選んだ場合、主人公は選択肢の通り宣言し、「んほおおおおおぉっ!!ワタクシは……ワタクシは……うれしゅうございます!!」と感激される一方で、落胆した悠羽に走り去られてしまうが、恋のライバルとして落ち込む気持ちは痛いほどわかるというカレンに言われた通り追いかけることに。あれは先にカレンの弁当を食べるというだけでちゃんと悠羽の弁当も食べるつもりだったとなだめすかして機嫌を直してもらい、元いた場所に戻るとそこにカレンの姿はなく、代わりに「今日はあなたに花を持たせて差し上げますわ」と書かれた置き手紙が。その騎士道精神溢れる対応に「ふーん、なかなかやるじゃない」「敵ながらあっぱれって感じね!」と悠羽は感心するのであった。
  • 「ゆうちゃんのだけを食べる」を選んだ場合、主人公は選択肢の通り宣言することに。「なるほど!ワタクシのお弁当はもったいなくて食べられないということですのね!」とポジティブなカレンを軽くあしらって食べ始め、瞬く間に完食。「おいしい?おいしい?」などと目を輝かせてその様子を見守っていた悠羽は、「ふふっ!アタシの料理の腕も大したものでしょ!」と満面の笑みを浮かべるのだった。
  • 「両方食べない」を選んだ場合、主人公は今はお腹が空いていないとウソを吐いて切り抜けようとするが、「ワタクシへの愛で胸がいっぱいなのですね!」とカレンがアッサリ騙される一方で、自分はごまかされないと悠羽は空腹チェッカーなる機械を取り出し、近辺に腹を空かせた人間がいないか調べ始めてしまう。すると、3人共空腹だったことが判明。弁当を仲良く分け合って食べることにするのであった。

コンボイベント

『観察と追っかけは紙一重』

 姫野カレンとのコンボイベント。デッキにセットしたイベキャラのレアリティによって内容が分岐する。

 最近やけに視線を感じると気味悪がる主人公を見つめる人影が2人。今日の記述で日々したためてきた彼の観察日記がついに100冊目に達したとほくそ笑むカレンにデカい図体で視界を遮ってきてジャマだとつっかかった悠羽は、彼を観察している動機について学術的興味をそそられたからだと説明するが……。

両方SRの場合

 悠羽との交際状況により会話内容が分岐。

  • 悠羽の専属助手になっている場合、ただのライバルというワケではなさそうだが何者だと問われた悠羽は、「アイツの上司よ」と返答した上で、主人公を陰ながら支える者を自称するカレンを「そういうの、いらないから」とバッサリ。「なんて生意気な!」「だいたいあなたのような小娘が○○様の上司だなんて……」と逆上するカレンだったが、そこへやって来た主人公も彼女が自分の上司であることを認めたため、涙目敗走する羽目に。一体何にショックを受けることがあるのかと首を傾げる彼に悠羽は「乙女心は複雑なの」としたり顔で答え、「それより○○!あんなのにつきまとわれてそのままでいいの!?」「それもこれもアンタが頼りないのが悪いのよ!」「あんなののつけいるスキなんて与えないわ!」とみすみすカレンをのさばらせている彼の性根を鍛え直すため厳しい特訓を課す。そして、その一方でカレンは、「あのような小娘にいつまでも好きにはさせませんわ」「ワタクシの○○様への愛は決して誰にも負けないのですから♡」と決意を新たにするのであった。
  • 悠羽の専属助手になっていない場合、ただのライバルというワケではなさそうだが何者だと問われた悠羽は、「ただの観察者よ」と返答。それなら自分の方が先輩だ、主人公の観察に関して自分の右に出る者はいないとのマウンティングを受けて、「アタシだってアンタなんかに負けないんだから!」と好戦的に応じ、どちらがより多く彼のデータを取るかについて勝負することになるが、小柄な彼女ではカレンの巨躯に手も足も出ず、彼女に遮られてデータ収集はままならない。一度戦線から離れ「くっ……科学の力も、あの巨体にはかなわないのか……」と打ちひしがれているときに、視界の隅をチョロチョロ動き回る2人に気付いた主人公から心配されたことでアマノジャク精神に火が付き、「余計なお世話よ!現代科学の名にかけてアンタのデータをとってみせるから!」と啖呵を切り再び戦いに身を投じることに。しかし、その途端歩み寄りの姿勢を見せ始めたカレンから「ワタクシたちはともに○○様を観察する同志」「意地を張っても仕方ないと思いませんか?どうせなら力を合わせましょう」と和平を持ちかけられ、アッサリ手を結ぶことを承諾。一気に雪融けムードとなった2人を遠目に眺めた主人公は「良かった」と胸を撫で下ろすが、「……ん?ホントに良かったのか?」と嫌な予感を覚えてしまうのであった。

SRとRあるいは両方Rの場合

 愛なら負けないというカレンの挑発に悠羽も好戦的に応じ、どちらがより詳しく主人公のことを調べ上げるか勝負することに。
 カレンは一緒に愛の逃避行に出ようと直接訴えるも全く相手にされず、悠羽は新作だと小型カメラとICレコーダーを備え付けたグローブを贈るも、サイズが大きすぎるし変なものが付いていてこれでは規約違反になると指摘され撃沈。さらに、堂々ビデオ撮影を始めたカレンを注意するため、「それじゃ隠し撮りにならないでしょ!」「それにアンタがジャマでこっちのカメラが隠れちゃうじゃない!」と漏らしたことがきっかけで2人して彼を監視しようとしていたことがバレてしまい、「記録してくれるのはいいけど、迷惑にならないようにしてくれ!」と叱られてしまう。

 そうやって叱りつけた一方で、折角録ってくれたものはムダにしたくないからとデータ(野球と関係ないプライベートな映像も大いに含まれていたらしい)を提供してもらい、実力アップの参考とする主人公なのであった。

SRとN、RとNあるいは両方Nの場合

 協力してデータを集めないかというカレンの提案に「人手があった方が便利」だと乗った悠羽は、小型カメラ、高性能集音マイク、赤外線センサー、小型無線操縦ヘリなどといったストーカーグッズ観察グッズを提供し、恐怖のタッグを結成。「さあ、これで○○はすべてをアタシたちの前にさらけ出すのよ!」と息巻く。
 そういった背景もあり、ただならぬ気配から逃れるため場所を転々とする羽目になる主人公であったが、家に逃げ込んでもなお視線を感じる異様な状況にすっかり怯えきってしまう。そして結果、その様子を監視していた2人、彼が怯えている原因を突き止めるため監視を強化しようと余計に決意させてしまうのであったしてしまうのであった

パワプロアプリ

月姫伝編(パワクエ)

 突然地球にやって来た月世界人・カグヤの提示した条件に沿う人物として、日本政府からの要請を受け彼女とルームシェアをすることに。友人として、あるいは恋のライバルとして交流を深めていく。

 2013同様自らの通う高校にラボを構えている一方で「教授」の敬称を付される描写が存在しており、大学教授の職位を与えられていると思われるが、講座・研究室を主宰している気配はない。
 主人公とはパワプロ2013と似た経緯を辿って"上司"と"専属助手"の関係を結んでおり、気軽に自宅へ招くほどの間柄である。ただし、パワクエの主人公は悠羽が通う高校の野球部監督という設定であるため、2013に比べ2~3倍以上は歳が離れている可能性が極めて高く、少々シャレにならない年齢差となってしまっている。

編集画面の説明欄の形式で表示します。 改訂後が緑、改訂前が赤で表示されます。

  • #概要
  •  そのひらめきにより数々の発明品を世に送り出し、弱冠__12歳__にして高校へ通うことを許されている天才少女。制服ではなく白衣を着用し、あてがわれたラボで研究・開発に勤しむ日々を送っている。
  •  甘いものに目を輝かせて飛び付くなど歳相応な部分もあるものの、飛び級を重ねるギフテッドのご多分に漏れず__同年代とも同級生とも交流が乏しく__、さらに自身が生み出す莫大な利益を巡って仲違いする__両親に嫌気が差して独り暮らしをしている__など、抱える__孤独__は深い。ゆえに少々ひねくれ気味の性格になってしまっており、12歳とは思えぬ大人びた口調から歯に衣着せぬ毒舌を振るい、ますます他人を遠ざけてしまうような状況となっている。
  •  ひょんなことから主人公と交流するようになってからは、父代わりとして、あるいは兄代わりとして彼を信頼している様子が見られていたが……?
  •  告白イベントを経てデートコマンドが開放され、クリスマス初詣バレンタインの季節イベントにエピローグを有するなど__システム上は完全に彼女候補__であるが、__名目上主人公との関係は"上司"と"専属助手"__ということになっており、ゲーム中のテキストにおいてもそのように表示される。
  •  ちなみに恋愛面においては、やたらとキスを要求してきたり、姫野カレンに張り合って__ストーカー紛いの行為__に手を染めてしまったりと意外な積極性を見せて主人公を困らせることもしばしば。年齢相応にウブでおマセである。
  • #パワプロ2013
  • ##文武高校編
  • ###__天才少女、現る__
  •  校内ですれ違った天才少女・守神悠羽を迷子だと間違えた主人公は、データ付きでバカ呼ばわりされてしまう羽目に。
  • >はぁ……いまだにそんな事を言っている人間がいたのね。
  • >まあ、バカの集まりの野球部なら仕方がないか。
  • >○○、先月の学期末の成績は382人中378位。校内偏差値は驚異の27.3。
  • >これをバカと呼ばずしてなんと呼べばいいんでしょうね。
  •  そう言う彼女は全教科満点で学年トップだと相棒の矢部吾から聞かされ、ちょうど自分がキャプテンに就任して以来部の歯車が狂いっぱなしだったこともあり、「そんなに頭がいいなら、ウチの野球部を強化してくれよ」と冗談半分で持ちかけてみると、意外にも二つ返事でOKされる。
  •  後日彼女のラボにて打撃練習の効果を3倍にするという「3倍ギプス」を受け取り、お礼に頭を撫でるとセクハラだと叩き出されることとなってしまうが、これはただの照れ隠し。その後1人になった彼女が主人公の手の感触をしみじみと反芻するシーンが挿入される。
  • >おっきな手………だったな……
  •  「3倍ギプス」の効果は覿面で、速球への対応力が上がったとレギュラー陣からは大好評(主人公はレギュラーではないので使わせてもらえず)。しかし、これまで悠羽が協力した部活は大抵その後酷い目に遭っているらしいと矢部吾に後出しで告げられ、勝森監督からもリスクについて覚悟しておくよう忠告されるなど早速暗雲が垂れ込み始めるのであった。
  • ###__両刃の剣__
  •  速球が得意になる代わりにブレーキの利いた球に全く対応できなくなるという「3倍ギプス」の思わぬ副作用と神高の造反プレイにより、秋季大会は途中敗退、春の甲子園出場は絶望的に。すかさず悠羽の許へ出向き、ギプスについてのクレームを伝える主人公であったが、「科学は、実験と検証を繰り返して発展していくものよ。失敗なんて、よくあることね」「新しいモノにはリスクが伴うのは当たり前のことでしょ。最初っからベストを求めるなんて、虫がよすぎると思わないの?」と逆に説教されてしまい、毒を食らわば皿までと今後も協力を仰ぐことを決心するのであった。
  • >……言っておくけど、アタシのは猛毒よ?
  •  以降は研究室コマンドという文武高校シナリオ固有のコマンドが開放され、彼女のラボに赴いて勉強を教えてもらったり、練習器材や主人公自身の能力をパワーアップしてもらったりできるようになる(時にはただ一緒にティータイムを過ごすだけのことも)。
  • ###__勉強会__
  •  成績の低迷によりベンチ入りが危ぶまれる主人公、矢部吾、神高に頼まれ彼らを教えることになった悠羽は、バカにモノを教えるのは骨が折れると溜息を吐きつつも、「バカの着眼点にはなかなか面白いものがある」からと今後も勉強を見てくれると約束するのであった。
  • ###__龍と燐と__
  •  すっかり恒例となった勉強会のおかげで成績も上昇しスタメンは確実、あとは夏の甲子園を制覇して母に褒めてもらうだけだとほくそ笑む神高を、__息子をピエロだの使えないだの罵るようなロクでなしにいつまで縋っているのだ__と悠羽は一喝。なぜそのことを知っているという問いには、ネットで神高龍と検索すればすぐに出てくるくらい有名な話だ(中学時代に試合に敗戦した際、公衆の面前で上記のように罵られたとか)と指摘し、天才科学者の母は常に正しいのだという盲目的な主張も自分も天才だが天才=人格者というワケではないだろうとバッサリ切り捨てるなどして彼を追い詰めていく。そして、ついに我慢の限界に達した神高は「本当の天才は僕の母さんだけだ!」という捨てゼリフを吐いて逃げ出してしまう。
  • >あんたねえ。自分の事を『ピエロ』とか『使えないボウヤ』とか言っちゃう人にいつまで尻尾ふってんのよ。
  •  困惑する主人公にどうしても黙っていられなかったのだと詫びを入れた彼女は、__もしかしたら愚直なまでに自分の親を信じ続けていられる神高のことが羨ましかったのかもしれない__と自省しつつも、気持ちを切り換えて勉強に集中しようとこの話題を切り上げてしまうのであった。
  • >ごめん。どうしても黙っていられなくて。
  • >でも、うらやましいのかもね。あんな風に自分の親を信じていられるのって。
  • ###__ドゥームズデイ・アルファ__
  •  世界改変マシン「ドゥームズデイ・アルファ」を発明したという悠羽は、「科学の発展に犠牲はつきもの」「データがないから、どんな世界になるかわからない」「気に入った世界になるまで動かしまくれば良い」と不穏な発言を連発し、制止する主人公に耳を貸すことなくそれを起動。ここでプレーヤーはイベントデッキを組み直すことが可能になる。
  • >ふふふ、いい質問ね。これこそは世界改変マシン『ドゥームズデイ・アルファ』!
  • >世界を都合よくいじくり回してどんな願い事もかなえてハッピー!
  • >ま・さ・に、夢のマシンなの!
  •  これにより世界改変が起こってしまうが、それに伴いあらゆる記録・記憶が書き換わってしまったため、実行者である悠羽でさえもその事実には気付かない事態に。「ドゥームズデイ・アルファ」が正常に動作したにもかかわらず何も起こらなかったことを訝しむ彼女は、世の中を変えたいというのなら今回のような行き当たりばったりではなく目標を定めて努力すべきだと主人公に言われて、「……そうな、あなたの言うとおり。__悪い運命を変えたいあまりちょっとやけになってた__かも」と意味深に呟き、別の方法を試してみると約束するのであった。
  • ###__悠羽の真実__
  •  夏の地方大会を目前に控えたある日、野球部への協力を中止すると一方的に告げ、理由も言わずに去ろうとする悠羽だったが、主人公の説得により、秘められた事情を語り始める……。
  •  なんでも、彼女は「直観退行症候群」なる病を患っているらしく、孤独な現状の元凶にして唯一の拠り所である超人的ひらめきはいずれ完全に失われてしまうとのこと(一応、退行は普通の人間レベルで止まるらしい)。この恐怖は到底わかるまいとヤケ気味に語る彼女であったが、これまで出来ていたプレーが突然できなくなることを想像すると恐ろしいと主人公がブレずに野球へ結びつけて共感を示してきたことに思わず吹き出してしまい、態度を軟化させる。
  • >アタシはずっと、その超人的ひらめきで様々なことをこなしてきなたの。
  • >それが失われる恐怖が、アンタにわかるの!?
  • >アタシは……アタシはね、そのひらめきがあったから、これまで耐えてこられたのよ。
  • >友達がいなくたって!
  • >みんなから変な目で見られたって!
  • >両親と距離があったって……
  • >このひらめきが、アタシのたったひとつのより所になってくれてたのに……
  •  さらに、「ひらめきだけが、ゆうちゃんのたったひとつのより所なんて、そんなの、さびしすぎるよ!」「そりゃあ、オレはバカだし、頼りにならないかも知れない。でも、__オレはゆうちゃんを支えているつもりだった!__」と言ってもらったことで、感極まって彼を抱擁。頭を撫でられながら、初めてラボで会った時にもナデナデされたことを思い出し、実は父に撫でられているみたいで嬉しかったこと、しかしながら今現在主人公に抱いている感情は父に抱くようなそれとは違うようであることを告白、ひらめきを失っても嫌いにならないことを約束してもらった上で、むしろこれまで許せなかった人も許せるようになるかもしれない、きっとバカにはバカの幸せがあるはずだと今後について前向きな姿勢を見せるように。そして、"バカの幸せ"について、「そういうことならいつでもオレに聞いてくれ!」とおどける主人公には、「アハハ!ホント、アンタって天才!最高だわ!」と笑うのであった。
  • >初めて開発室に来た時も、そうやってアタシの頭、なでてくれたよね?
  • >ううん……本当は、うれしかった。なんだか……お父さんみたいで……
  • >でもね、今は違うの。なんて言ったらいいんだろう……
  • >と、とにかく!アタシがバカになっても……嫌いにならないでね!
  •  なお、悠羽との交際が不十分であった場合、この展開を見ることはできず、「……野球部への協力、今日で終わりにするわ」「もう飽きたから。それだけ。じゃあね」と素っ気なく告げられ、主人公もそれをアッサリ受け容れてしまう展開となる。
  • ###__エピローグ(イベキャラセット時)__
  •  主人公のプロ入りを祝いながらも、既に自分の超人的ひらめきは失われているため役には立てないと肩を落とす悠羽だったが、そんなものはなくても十分天才なのは変わらないし、こうして会えるだけでも十分幸せだと慰めてもらい、「○○……」としみじみ呟く。
  •  実はちょうど昨夏野球部への協力を開始した頃に自らの病を知り、能力が失われる前に一仕事して欲しいという大学からの誘いを蹴って__主人公と過ごす時間を選んでいた__ことを彼女は明かし、「そんな貴重な時間、オレのために費やしてくれてたんだね」と主人公に抱き締められつつ頭を撫でられて「○○に頭なでられるの……気持ちいい……」とウットリ。ここに至って初めて2人は愛を告白し合い、互いの間に横たわる"障害"が取り払われるその時まで暫く待とうと約束し合うのであった。
  • >アタシも……大好き……○○……
  • >ふふっ、おたがい、初めてだよね、好きだって言ったの。
  • >○○、待っててね……アタシが大きくなるまで。
  • ##イベキャラ(通常バージョン)
  • ###__自己紹介__
  •  国費を投じて校内に建てられたという悠羽専用のラボにやって来た主人公は、新たなマシンを製作中の彼女と「まったく、飛び級で編入してきた天才少女は違うね」「それ、ひょっとして嫌味のつもり?12歳だからってバカにしてる?」と設定説明を交えた掛け合いを演じた上で、「そんなつもりはないよ!年は違っても同じクラスなんだし、仲良くしようよ」と愛想よく返答。「……気が向いたらね」と素っ気なく応じられ、内心「口は悪いけど、いい子なんだよな」と呟くのであった。
  • ###__Nイベント『駄菓子だがしかし』__
  • ####__1回目__
  •  駄菓子屋の前で首をひねる悠羽を見つけた主人公は、脳を働かせるのに必要だからと駄菓子を大人買いする彼女に驚愕。全く馴染みのない最新の駄菓子事情についてレクチャーされた上、自分にとって思い出深い口の中でパチパチはじけるお菓子について知らないと言われたことでジェネレーションギャップを痛感するが、「たった5歳しか変わらないくせになにを言ってるのよ」と笑われ、「ちっともヨーグルトじゃないヨーグルト風お菓子」を分けてもらって気を取り直すのであった。
  • ####__2回目以降__
  •  またしても駄菓子を大人買いする悠羽に出くわした主人公。おごってくれるというので何か1つ選ぶことにするが……。
  • -「デカいカツ」を選んだ場合、勝負に勝つということで縁起がいいとカツを模した駄菓子を選択。「野球をする人って、縁起を担ぐのが好きね」と苦笑いされるのであった。
  • -「青リンゴグミ」を選んだ場合、モチみたいな粘っこさがいいと青リンゴフレーバーのグミを選択。確かにグミというよりもモチだと頷かれるのであった。
  • -「黒い稲妻」を選んだ場合、疲れを癒したいからとチョコを選択。「最近はコンビニでも売ってるものね」と相槌を打ってもらうのであった。
  • ###__Rイベント『スーパー天才児』__
  •  研究の参考にするため野球部のデータを取りたいからとグラウンドに陣取る悠羽の許へ猛烈な勢いで打球が飛来。危ないと案じる主人公を他所に、ベアハンドキャッチからの見事なバックホームを披露した彼女は、持久力はないものの体育も得意だからと胸を張ってみせるが……。
  • -「野球、やってみない?」を選んだ場合、一緒に野球の練習をしてくれないかと主人公は彼女を勧誘。同意を取り付け紅白戦に参加してもらうと、打っては3打数2安打2打点、守ってはファインプレーを見せる大活躍で、監督からは「大したもんだな、守神。○○、お前より戦力になるかもな」と軽口が飛び出すことに。12歳児に劣っているとあっては笑ってもいられず、危機感を募らせた彼は、練習へ向け情熱を迸らせるのであった。
  • -「オレにもコツを教えてよ」を選んだ場合、主人公はプライドを捨ててコツを伝授して欲しいとねだることに。下半身の力をいかに腕へ伝えるかが重要だとのレクチャーを受けるが、外旋・内旋という耳慣れない言葉が出てきたあたりからついていけなくなり始め、さらにモーメント、ベクトルなどを用いた物理学の内容に話が及んだところで完全にお手上げ。「ううっ……ダメだ。難しくてよくわからない……」と音を上げてしまうのであった。
  • -「普段から運動してるの?」を選んだ場合、主人公は選択肢の通り普段から運動しているのか尋ねてみることに。研究にかかりきりで運動不足になるのを防ぐためジムに通っているという話を受け、野球部の練習にも少しだけ参加してみたらと誘うと、初めのうちは部費を払ってないからと遠慮していた彼女も食い下がる彼に絆されていき、しまいには「そ、そう?そうまで言うんなら、考えてもいいわよ」と同意してしまうのであった。
  • ###__Rイベント『ひとりぼっちのグルメ』__
  • ####__1回目__
  •  「たまにはこういうところで食べるのも……」と悠羽のラボに入って昼食を摂ろうとした主人公は、そこで彼女が毎日誰とも同席することなくコンビニ弁当を食べていることを知ることに。味はどうでもいいので問題ない、栄養はサプリで補うから大丈夫、これまでもそうだったので1人で食事することを寂しいとは思わないなどと強がる孤独な天才少女に彼がかけた言葉とは……。
  • -「オレと一緒に食べよう」を選んだ場合、選択肢の通り一緒に食べようと提案することに。初めは「お断り」と突っぱねられるも、粘り強くアプローチを続けたことで「あっそ。勝手にすれば」と渋々ながら認めてもらうことに成功し、意気揚々と弁当を広げる。すると彼女は、そこに入っていたひじきと豆腐のハンバーグに興味を惹かれた様子(驚くべきことにひじきを食べたことがないとのこと)。唐揚げとの交換で食べさせてあげると、「……おいしい」と気に入ったらしい反応を見せたので、他にも色々なオカズを交換しようと勧誘、「す、好きにすれば?」とイマイチ素直でない承諾を得るのであった。
  • -「友だちいないのか?」を選んだ場合、選択肢の通り質問することに。「いないわ」とアッサリ返され、「オレは友だちじゃないの?」と尋ねると「……そうね、なんとか友だちのカテゴリーには入るかもね」とやはり素直でない返事。ならば友人として昼飯を一緒に食べようと強引に押し切り、上の選択肢と同様ひじきと豆腐のハンバーグと唐揚げを交換するなど楽しいランチを過ごすのであった。
  • -「ジャマされたくないのか?」を選んだ場合、選択肢の通り尋ねることに。「まあ、そんなところね」と頷かれ、自分もジャマなのかと訊くと「そういうこと」とアッサリ肯定されてしまったため、スゴスゴ引き下がって退散するしかない主人公なのであった。(イベント終了)
  • ####__2回目__
  •  昼食を摂りに悠羽のラボを再訪した主人公は、彼女が弁当に手をつけていないことに目ざとく気付き、「もしかしてオレを待ってた?」とカマをかけてみることに。「そんなワケないでしょ!」「そっかぁ、残念だな。オレはゆうちゃんのことが気になってここに来たっていうのに」「なな、なに言ってるのよ!」とペースを握ることに成功し、一緒にご飯を食べることを認めさせる。
  •  前回と同じくコンビニの唐揚げ弁当を用意していた彼女は、あまり好きじゃないからと唐揚げを主人公に寄越し、「この間のあれはないの?ひじきと豆腐のハンバーグ」と暗におねだり。今回は入っていないからと代わりにオクラの肉巻きを分けてもらう(ここでひじきと豆腐のハンバーグを気に入ったのかと訊かれることになり、初めての味に学術的興味が湧いただけだとごまかすが、また近いうちに弁当に入れてもらうようにすると約束されて「そ、そう……」と精一杯喜びを抑えようとする姿が描かれる)。
  •  それまでの生意気な態度はどこへやら、その肉巻きを口にした途端「これもおいしい!」と突然素直になり始め、「気に入った?」と訊かれると「うん!」と頷くなど、完全に気が緩んでしまった悠羽。今後も一緒にお昼を食べようと誘われ、「そ、そうね……悪くない提案ね。未知の味覚を追求するのも、科学者の務めだし」ともっともらしい大義名分を掲げ承諾するのであった。
  • ###__SRイベント『我がしもべに命令よ!』__
  •  文武高校限定で発生するイベント。
  • ####__1回目__
  •  「ドクトルゆう」を自称する悠羽が武や鎌苅らを率いて学会への復讐を目的に蜂起。彼女を止めに入った主人公だったが、サイボーグ化された武の怪力に全く歯が立たず、野球マンに助けを求める。しかし、現れた野球マン1号には「いや、それ野球マンの仕事じゃないし」と冷淡にあしらわれてしまい、万事休す。悠羽の放った目覚まし光線をぶつけられ……。
  • >ふっふっふっ……この学校はこの『ドクトルゆう』が占拠した!
  • >泣け!わめけ!おびえろ!
  •  ……という所で目を覚まし、「なんだよ、夢か。変な夢見ちゃったな」と苦笑するのであった。
  • ####__2回目__
  •  先日見た荒唐無稽な夢について悠羽に話す主人公。「学校なんて占拠してどうするんだって話だよね。世界征服ならともかく」と軽口を叩くも、「そうよね、なんで今まで気付かなかったのかしら」「世界を征服してしまえば、どんな研究もやり放題!」と彼女は俄然乗り気に。まずその第一歩として文武高校を手中に収めると宣言し、「ドクトルゆう」を名乗り始める。そして、生徒を人質に取るよう呼び出した矢部吾に命令、手始めに血祭りにあげてやろうと主人公に迫る……。
  •  ……という所で彼は目を覚まし、「また夢オチかっ!!」と独りごちるのであった。
  • ####__3回目__
  •  連日不思議な夢を見たことで、今の自分は夢を見ているのではないだろうかという不安を主人公は吐露。悠羽に「ぷっ!なによそれ。胡蝶の夢?」「アンタらしくないわね」と笑われて、いつもの彼女だと確信し、例の夢について明かすと、「世界征服ってなによ。そんなことしなくても、研究なんてやり放題だし」「……とはいえ、我がしもべって面白そうよね」と茶化され、スッキリした面持ちで練習へと赴く。
  •  そして、彼が去って1人になった悠羽は側に控えていた矢部吾と「どうも気付かれたみたい。計画の修正が必要ね」「ふっふっふ……でやんす。こんなこともあろうかと、別プランを用意したでやんす」「さすがは矢部吾。アタシのしもべだけのことはあるわ。ふふふふふふ」とあたかも本当に世界征服を企んでいたかのような会話を交わすが、少しの間を置いて「……なんてね。ノリがいいわね、矢部吾」とネタバラシするのであった。
  • ###__告白イベント『好奇心ネコを殺す』__
  • ####__1回目__
  •  いつものラボで悠羽と談笑していた主人公は、三者面談が迫っていることを思い出し、天才の悠羽なら自分と違って両親から成績について叱られることもないだろうなどと軽口を叩くが、「その話、やめにしない?」「親の話はしたくないの!」などと明らかに地雷を踏んでしまったリアクションが返ってくる。
  •  何とか話題を変えようと模索しているうちに、期間限定で復刻している幻のチョコ菓子「つくしの村」をたまたま持ち合わせていたことに思い至り、それをあげることで機嫌を直してもらうのに成功し一安心。その一方で、先程目の当たりにした彼女の寂しげな表情を思い浮かべ、両親との間に何があったのだろうかと気がかりに思うのであった。
  • ####__2回目__
  •  前回と同じくラボで悠羽と談笑する主人公だったが、彼女の浮かべた寂しげな表情が頭から離れず、両親のことについて聞くべきかどうかという悩みで頭はいっぱい。いきなり黙り込んでどうしたのだと心配され、ついに決断のときを迎えるが……。
  • -「聞いてみる」を選んだ場合、先日見た寂しげな表情にいても立ってもいられなくなったのだと両親の話を聞き出すことに。「困った好奇心ね。好奇心はネコを殺すっていうわよ」と嘆息しつつも、彼の熱量に押された悠羽は自分の取得した数々の特許がもたらす莫大な富を巡り両親が不仲となり、それに嫌気が差して今は独り暮らしをしていることを告白し、「安っぽい同情なんていらないわ。アンタには関係ない話だし」とクールに突き放そうとするが、「そんな言い方するなよ、ゆうちゃん!」「オレはゆうちゃんの力になりたいんだ!関係ないなんて言うな!」と直球で迫られたことでアッサリ絆され、それならばと専属助手に任命。彼女の語る専属助手の職務を聞き、「はは……それってまるで恋人だよ」と内心苦笑しつつ、主人公はそれを受け容れるのであった。(恋人……ではなく"専属助手"として交際スタート)
  • >そ、そりゃ、専属なんだから、ずっとアタシのそばにいること。
  • >アタシがそばにいて欲しい時にってことよ!
  • >や、休みの日とか……帰る時とか……
  • >あ、あとは、たまに電話したり、メールしたり……一緒に遊びに行ったり……
  • -「触れないでおこう」を選んだ場合、迂闊に踏み込むべきではない話だと判断し、「なんでもない」とごまかしてしまうのであった。
  • ###__デート__
  • ####__1回目__
  •  やって来たのは大学の研究室。__デートのつもり__で来たのに本当に専属助手的な役回りをさせられるのかもしれないと危惧する主人公だったが、どうやら懇意にしている教授の頼みを断れなかっただけらしい。いつもと違いしっかり丁寧口調を使いこなす悠羽をからかうと、教授も「はっはっはっ、デートのジャマをしてしまったか」「これほど楽しそうな守神くんを見たのは初めてだよ。いつもは無愛想なんだが」と乗っかってき、きまり悪くなった彼女は中座してしまう。
  •  その間に、高校でやりたいことがあると大学への招聘を断られたこと、一人暮らしをする際の保証人になるなど親代わりとして色々面倒を見ていることなど悠羽にまつわる裏話を教授から聞かされた主人公は、「以前はもっと気難しかったんだが、ここ最近、すっかり角が取れた。どうやら、キミのおかげのようだね」「これからも、守神くんのことを見てやってくれないか」と頼まれ、「ゆうちゃん、オレが見守ってあげるよ」と内心誓うのであった。
  • ####__2回目__
  •  悠羽を科学館に連れて行った主人公は「ああいうのは、子供の行くところよ」と12歳の子供からダメ出しされてしまい、次は失敗しないよう色々話を聞きたいからとスムーズに喫茶店へ誘導。そこで休みの日も大抵は研究をしていること、遊ぶことに対しては必要性を感じていないこと、ジャンクフードと糖分補給用のキャンディが好物であること、そして今まで遊園地に行った経験がないことを聞き出し、次は遊園地に行こうと提案する。
  •  そして、「なんだか子供っぽくない?」と不満げな彼女を、大人だって楽しめるところだと説得してその気にさせ、「次の__デート__はなんとかうまくいきそうだな」とほくそ笑むのであった。
  • ####__3回目__
  •  初めての遊園地に悠羽は大はしゃぎするも、アトラクションの身長制限に引っかかり、「安全設計が甘いのよ!安全バーのサイズにちゃんと余裕を持たせておけばすむのに!」とダメ出し。気を取り直して乗った絶叫マシンでは、今にも落下しようというその時まで怯える様子を見せず「ふうん、地上からの高さは約60メートルってトコね。摩擦係数は0.07として……」と計算を巡らせ、降りた後も「シーケンス制御になかなか面白そうな回路を組んでるみたいね。実に有意義だったわ」と工学者魂全開で楽しむ様子を見せる。
  •  流石に疲れたと一休みする主人公は、飲み物を買ってきてくれた彼女が落とした小銭を拾おうとして足を滑らせたのを抱き留める。しかしその際、手をどけて欲しいと照れ気味に言われたことがきっかけとなり(ベタな展開だが果たしてラッキースケベだったのかは不明)、急に悠羽のことを意識してしまうように。「__うっ!いかん、なんだ、このトキメキは!__」と我に返り、次のアトラクションの話題を振ることでぎこちなくなった雰囲気を一旦リセット。「教授にも言われたんだ。オレがゆうちゃんを見守ってあげないとな……」と気を引き締め直すのであった。
  • >あ……ありがとう。
  • >も、もう大丈夫……だから……
  • >その、手を……
  • ####__4回目__
  •  ジャンクフードばかり食べている悠羽のために高級レストランを予約した主人公であったが、ユニフォームや白衣といった服装がドレスコードに引っかかってしまい、入店拒否に遭う。そして、移動した先の公園で目に入ったホットドックを食べたいと彼女が言い出したため、買いに行くことに。
  •  戻ってくると、見知らぬ子供たちと鬼ごっこに興じる悠羽の姿が。これが人生初の鬼ごっこらしく、「そっか……ゆうちゃん、鬼ごっこもしたことなかったのか……」と主人公はしみじみ。
  •  鬼ごっこを終えて2人でホットドックを味わい、彼女の口元についたケチャップを拭き取ってあげていると、先程の子供たちから「こらーっ!ねーちゃんにくっつくなよ!」とヤジが飛んでくる。専属助手だからいいのだと庇われるが、言葉の意味が分からない彼らには恋人のことを指していると解釈され(あながち間違っていない)、キスするよう囃し立てられ、悠羽からもノリノリで迫られることに。
  • >アタシね、あの男の子にプロポーズされちゃって。
  • >で、アタシにはアンタがいるからダメって断ったのよ。でも、しつこくてさ。
  • >だから……あの子を諦めさせるためにも……キス、しないと。
  • >……してよ。
  •  いよいよ追い詰められて覚悟を決めんとするが、ちょうどその時彼女がアイディアをひらめき、早く研究しなくてはと一目散に帰ってしまったことで、置いてきぼりを食らうこととなり、「助かった……のかな?」と釈然としない表情を浮かべるのであった。
  • ####__5回目__
  •  先日のデート中にひらめいた野球の能力を上げるメカを完成させた悠羽は、主人公専用だからと彼に被検者になるよう依頼。このとき成否判定が発生するが、その結果に関わりなくこの後の展開は進行。
  •  この間の公園において、「いいところ」で水を差してしまったことを彼女は謝罪し、続きをして欲しいとせがんでくる。
  • >あの続き……
  • >してよ……
  • >いや……なの?
  • >今日は、誰も見てない……よ?
  •  色々と問題があるからとしばし逡巡した主人公は、意を決して彼女の額にキスした上で、「続きは、ゆうちゃんがもっと大きくなってからね」と何とか穏便に着地することに成功。将来ナイスバディになってお返ししてやると怒り心頭の悠羽について、内心「うーん、それはそれで……」「……楽しみかな?」とにやけるのであった。
  • >あ……
  • >……おでこ?
  • >ええー!?なにそれ、意気地無し!
  • >もうっ、いいわよ!
  • >フン、大きくなったらナイスバディになって、お返ししてやるんだから!
  • ###__クリスマス__
  •  主人公の部屋でクリスマスを祝う2人。キャラに似合わずサンタクロースの存在を信じ切っている様子の悠羽に真実を知らせるまいと気を遣う主人公だったが、「サンタなんて信じてないとか?」と看破され、「そっか、○○も情報操作に踊らされているのね」と陰謀論者めいたことを言われてしまう。
  •  おもむろにノートパソコンを取り出した彼女から、NORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)をハッキングして得たというサンタクロースの追跡情報を見せられてすっかり信じ込み、もしや宇宙人もアメリカが隠しているだけで実在するのではと陰謀論に呑み込まれかけたところでネタバラシ。
  •  例の追跡情報はNORADが毎年クリスマスの時期にやっているジョークであることを明かされ、やっぱりサンタはいないのかと安堵した彼は、不在証明は難しくそうとは言い切れないという話に「なんだよそれ~?」と笑いつつ、ハラハラドキドキしたし、悠羽と一緒で忘れられないクリスマスになったとコメント。大いに彼女を照れさせるのであった。
  • ###__初詣__
  • ####__参拝前__
  •  人混みではぐれないよう手をつなごうかと提案された悠羽は、素直に受け容れる。
  • ####__参拝__
  •  「アタシは神頼みなんてしない。自分の力を信じてるもの」と語る悠羽は、神様を信じていないのかとの質問には論理的な帰結として全知全能の髪は存在しないと言えるが、八百万の神が存在する可能性は否定しないとあくまで科学的な見地から返答。形だけはお祈りしている風を装ってくれるらしい彼女を伴い、主人公は願いを捧げるが……。
  • -「野球がうまくなりたい」を選んだ場合、本当に野球が上達したかのような感覚を得るが、「単純ね」と笑う悠羽から、野球がうまくなりたいなら神様よりも自分にお願いすべきだとツッコまれ、正月くらいは休んでもらわないとと苦笑い。
  • -「健康に過ごしたい」を選んだ場合、本当に体が軽くなったような気になるが、そういうことなら自分に言えばいつでも何とかしてあげるのにと悠羽に言われ、「いやあ、副作用とか怖いしと苦笑い。
  • -「気合を入れたい」を選んだ場合、本当にやる気が湧いてくるが、「気合いなんて、自分で入れるものじゃないの?」と冷静にツッコまれてしまう。
  • ####__参拝後__
  •  普通はおみくじを引くはずのところだが、所詮はバーナム効果と心理的偏向の産物だと鼻で笑う悠羽に合わせ、代わりに喫茶店へ行くことにするのであった。
  • ###__バレンタイン__
  •  自室にて悠羽を待ち、いつになくソワソワする主人公は、彼女が持ってきたのが手作りチョコならぬ、手作りチョコ増幅マシン(市販のチョコを次々に増幅していく手作りマシン)だったことにガッカリ。
  •  さらにそのマシンが1分ごとにチョコを倍に増やしていくものだと知り、このままでは世界がチョコに埋め尽くされてしまうとパニックに陥っていると(『ドラえもん』の影響?)、作製したチョコでいっぱいになったマシンは爆発を起こし、部屋中がチョコまみれに。「……ごめん、○○……失敗しちゃった……」と謝る悠羽に「いいよ。ゆうちゃんが無事だったんだし」とオトナな対応を見せ、「それに、宇宙がチョコで埋め尽くされる危機も去ったし」とホッとしてみせるが、原材料がなくなれば自動的に止まるため、心配する必要などなかったのにと笑われてしまい、「いや、当たり前みたいに言われても、ゆうちゃんなら常識が通用しなくても不思議じゃないし……」と口をとがらせるのであった。
  •  ちなみに、増えすぎたチョコを2人で食べきるのに1週間を費やしたとのこと。
  • ###__エピローグ__
  • ####__文武高校の場合__
  •  上記文武高校編エピローグの項参照。
  • ####__文武高校以外の場合__
  •  悠羽からプロ入りを祝われ、科学的根拠はないがきっとプロ野球でも成功すると太鼓判を押された主人公は、彼女の言うとおり目を閉じることに。その隙に「アタシの天才的なパワーを分け与えてあげてるのよ!感謝しなさい!」と抱きつかれてこれではまるで親子みたいだと笑い、内心「__年相応な笑顔をするゆうちゃんをいつまでも守っていきたい__」と誓うのであった。
  • ##イベキャラ(私服バージョン)
  •  普段着込んでいる白衣を脱ぎ、おめかしして登場。しかし、身につけている私服は[あのお方](http://www.gomaponzu.com/pawaplot/people/1244)のドレスとそっくりで……。
  • ###__Rイベント『コーディネートはこーでねーと』__
  •  珍しくロリータ趣味なドレスを着ておめかしした姿の悠羽は、主人公に褒めてもらえはしないかと内心ドキドキ。「いや、そんなのアタシに似合わないわね。いつもどおりの態度で……」と思い直し、早速ラボに現れた彼の前では努めてクールに振る舞おうとするが、いつもと違う服装なことをツッコまれ、「たっ、たまにはオシャレしてもいいでしょ?」「ねぇ○○……どうかな?」と気持ちを抑えきれずに尋ねてしまう。
  •  それを受けた彼の答えは、よく似合っているとは思うがどうも既視感のあるコーディネートだというもので……。
  • ####__姫野カレンなしの場合__
  •  「そう?ま、そういう事もあるかもね」と悠羽は受け流し、話題はなぜそんなオシャレをしているかに。「それはホラ、アンタに見てもらいたくて……ぶつぶつ……」と口ごもってしまったため聞き取ってもらえず、「単なる気分転換よ!」とウソを吐いて主人公も普段と違った服装をするよう要求。「それは__オレのアイデンティティに関わる__から!!」と難色を示すのを聞かずにショッピングへ連行し、自分が見繕ったコーディネートを着せてみるが、さっぱり似合わない。すると「まあいいわ」と彼女はアッサリ諦め、一日自分に付き合うよう言い付けるのであった。
  • >まあいいわ。
  • >今日は一日……その……あの……ア、アタシに付き合ってもらうから!
  •  どうやら、オシャレをして主人公とデートに行くのが目的だったらしい。
  • ####__姫野カレンありの場合__
  •  ここでグラウンドに主人公がいなかったから匂いをたどってきたというカレンが乱入。「ちょっとアンタ誰よ!!アタシと○○の間に割り込まないで!」といきり立つ悠羽に「それは、恋のライバル宣言とみてよろしいんですの?」と応じ、一触即発の雰囲気になるかと思いきや、彼女が自分と全く同じ服装をしていることに気付き(駅前の姫野堂なるブティックで売っているのだとか)、中々のファッションセンスだと称賛したことで、一気に雪融けムードが流れることに。
  •  そこで自分のファッションセンスはどうだと口を挟んだ主人公は、「まったくブレないファッションセンスが素晴らしいですわ」「着た切りスズメとも言うけどね」「いつも同じ格好をしておられるから、見つけやすくていいですわ」と口々に評されたのに不満を抱き、自らのセンスが優れていると示すためとあるミニゲーム(詳細は割愛)に挑むこととなるのであった。
  • ###__SRイベント『桜の樹の下には』__
  •  悠羽の専属助手になっていないと発生しないイベント。
  • ####__姫野カレンなしの場合__
  •  ピンクのロリータドレスに身を包んだ悠羽から黙ってついて来るよう言われた練習終わりの主人公がやって来たのは桜が花開く公園で、お花見かと納得。「桜に合わせてピンクの服装。ふふ、風流でしょ?」と笑いかけられて「うん!まるで桜の妖精みたいだ!」とキザに返し、彼女を喜ばせる。
  •  そして、目の前に差し出されたのは手作り弁当。変なものが入っていないか警戒すると、変なものは入っていないが実験用の薬は入っているという物騒な答えが返ってくるが……。
  • -「食べる」を選んだ場合、成否判定が発生。
  • -成功パターンでは、食べた途端みるみる力がみなぎってきた上、味もおいしいと感心。「料理なんて、科学の実験に比べればたやすいものよ」と鼻高々の悠羽なのであった。
  • -失敗パターンでは、食べた途端力が入らなくなってしまい、「変ね、体質に合わなかったのかな?」と悠羽は首を傾げるのであった。
  • -「食べない」を選んだ場合、「ゆうちゃんのその気持ちだけでお腹いっぱいなんだ」とごまかすことに。ウブな悠羽にはうまく通用し、なんとか弁当を食べずに済むのであった。
  • >な、なぁっ!?
  • >もう、何言ってんのよ。専属助手のくせに!
  • ####__姫野カレンありの場合__
  •  上記カレンなしの場合と同様の展開が続き、弁当に実験用の薬が入っているというくだりを終えたところでカレンが乱入。自分も弁当を作ってきたと大きな包みを差し出す。
  •  主人公のファンを名乗る彼女に「__何よ!ただのファンがいきがって!__アタシと○○は助手になっている間柄なのよ!」と悠羽は強気に食ってかかるが、結局どっちの弁当を食べるか彼に選んでもらうことになり……。
  • -「両方食べる」を選んだ場合、意を決した主人公は「これも男の甲斐性……」と両方の弁当を食べることに。見事完食し2人に感心されるが、食べ過ぎで胃薬を飲む羽目になってしまうのであった。(※失敗パターンもあるらしいが、未確認)
  • -「カレンさんのだけを食べる」を選んだ場合、主人公は選択肢の通り宣言し、「んほおおおおおぉっ!!ワタクシは……ワタクシは……うれしゅうございます!!」と感激される一方で、落胆した悠羽に走り去られてしまうが、恋のライバルとして落ち込む気持ちは痛いほどわかるというカレンに言われた通り追いかけることに。あれは先にカレンの弁当を食べるというだけでちゃんと悠羽の弁当も食べるつもりだったとなだめすかして機嫌を直してもらい、元いた場所に戻るとそこにカレンの姿はなく、代わりに「今日はあなたに花を持たせて差し上げますわ」と書かれた置き手紙が。その騎士道精神溢れる対応に「ふーん、なかなかやるじゃない」「敵ながらあっぱれって感じね!」と悠羽は感心するのであった。
  • -「ゆうちゃんのだけを食べる」を選んだ場合、主人公は選択肢の通り宣言することに。「なるほど!ワタクシのお弁当はもったいなくて食べられないということですのね!」とポジティブなカレンを軽くあしらって食べ始め、瞬く間に完食。「おいしい?おいしい?」などと目を輝かせてその様子を見守っていた悠羽は、「ふふっ!アタシの料理の腕も大したものでしょ!」と満面の笑みを浮かべるのだった。
  • -「両方食べない」を選んだ場合、主人公は今はお腹が空いていないとウソを吐いて切り抜けようとするが、「ワタクシへの愛で胸がいっぱいなのですね!」とカレンがアッサリ騙される一方で、自分はごまかされないと悠羽は空腹チェッカーなる機械を取り出し、近辺に腹を空かせた人間がいないか調べ始めてしまう。すると、3人共空腹だったことが判明。弁当を仲良く分け合って食べることにするのであった。
  • ##コンボイベント
  • ###__『観察と追っかけは紙一重』__
  •  [姫野カレン](http://www.gomaponzu.com/pawaplot/people/1244)とのコンボイベント。デッキにセットしたイベキャラのレアリティによって内容が分岐する。
  •  最近やけに視線を感じると気味悪がる主人公を見つめる人影が2人。今日の記述で日々したためてきた彼の観察日記がついに100冊目に達したとほくそ笑むカレンにデカい図体で視界を遮ってきてジャマだとつっかかった悠羽は、彼を観察している動機について学術的興味をそそられたからだと説明するが……。
  • ####__両方SRの場合__
  •  悠羽との交際状況により会話内容が分岐。
  • -悠羽の専属助手になっている場合、ただのライバルというワケではなさそうだが何者だと問われた悠羽は、「アイツの上司よ」と返答した上で、主人公を陰ながら支える者を自称するカレンを「そういうの、いらないから」とバッサリ。「なんて生意気な!」「だいたいあなたのような小娘が○○様の上司だなんて……」と逆上するカレンだったが、そこへやって来た主人公も彼女が自分の上司であることを認めたため、涙目敗走する羽目に。一体何にショックを受けることがあるのかと首を傾げる彼に悠羽は「乙女心は複雑なの」としたり顔で答え、「それより○○!あんなのにつきまとわれてそのままでいいの!?」「それもこれもアンタが頼りないのが悪いのよ!」「あんなののつけいるスキなんて与えないわ!」とみすみすカレンをのさばらせている彼の性根を鍛え直すため厳しい特訓を課す。そして、その一方でカレンは、「あのような小娘にいつまでも好きにはさせませんわ」「ワタクシの○○様への愛は決して誰にも負けないのですから♡」と決意を新たにするのであった。
  • -悠羽の専属助手になっていない場合、ただのライバルというワケではなさそうだが何者だと問われた悠羽は、「ただの観察者よ」と返答。それなら自分の方が先輩だ、主人公の観察に関して自分の右に出る者はいないとのマウンティングを受けて、「アタシだってアンタなんかに負けないんだから!」と好戦的に応じ、どちらがより多く彼のデータを取るかについて勝負することになるが、小柄な彼女ではカレンの巨躯に手も足も出ず、彼女に遮られてデータ収集はままならない。一度戦線から離れ「くっ……科学の力も、あの巨体にはかなわないのか……」と打ちひしがれているときに、視界の隅をチョロチョロ動き回る2人に気付いた主人公から心配されたことでアマノジャク精神に火が付き、「余計なお世話よ!現代科学の名にかけてアンタのデータをとってみせるから!」と啖呵を切り再び戦いに身を投じることに。しかし、その途端歩み寄りの姿勢を見せ始めたカレンから「ワタクシたちはともに○○様を観察する同志」「意地を張っても仕方ないと思いませんか?どうせなら力を合わせましょう」と和平を持ちかけられ、アッサリ手を結ぶことを承諾。一気に雪融けムードとなった2人を遠目に眺めた主人公は「良かった」と胸を撫で下ろすが、「……ん?ホントに良かったのか?」と嫌な予感を覚えてしまうのであった。
  • ####__SRとRあるいは両方Rの場合__
  •  愛なら負けないというカレンの挑発に悠羽も好戦的に応じ、どちらがより詳しく主人公のことを調べ上げるか勝負することに。
  •  カレンは一緒に愛の逃避行に出ようと直接訴えるも全く相手にされず、悠羽は新作だと小型カメラとICレコーダーを備え付けたグローブを贈るも、サイズが大きすぎるし変なものが付いていてこれでは規約違反になると指摘され撃沈。さらに、堂々ビデオ撮影を始めたカレンを注意するため、「それじゃ隠し撮りにならないでしょ!」「それにアンタがジャマでこっちのカメラが隠れちゃうじゃない!」と漏らしたことがきっかけで2人して彼を監視しようとしていたことがバレてしまい、「記録してくれるのはいいけど、迷惑にならないようにしてくれ!」と叱られてしまう。
  •  そうやって叱りつけた一方で、折角録ってくれたものはムダにしたくないからとデータ(野球と関係ないプライベートな映像も大いに含まれていたらしい)を提供してもらい、実力アップの参考とする主人公なのであった。
  • ####__SRとN、RとNあるいは両方Nの場合__
  •  協力してデータを集めないかというカレンの提案に「人手があった方が便利」だと乗った悠羽は、__小型カメラ、高性能集音マイク、赤外線センサー、小型無線操縦ヘリなどといった~~ストーカーグッズ~~観察グッズ__を提供し、恐怖のタッグを結成。「さあ、これで○○はすべてをアタシたちの前にさらけ出すのよ!」と息巻く。
  •  そういった背景もあり、ただならぬ気配から逃れるため場所を転々とする羽目になる主人公であったが、家に逃げ込んでもなお視線を感じる異様な状況にすっかり怯えきってしまう。そして、その様子を監視していた2人、彼が怯えている原因を突き止めるため監視を強化しようと余計に決意させてしまうのであった。
  •  そういった背景もあり、ただならぬ気配から逃れるため場所を転々とする羽目になる主人公であったが、家に逃げ込んでもなお視線を感じる異様な状況にすっかり怯えきってしまう。結果、その様子を監視していた2人、彼が怯えている原因を突き止めるため監視を強化しようと余計に決意てしまうのであった。
  • #パワプロアプリ
  • ##月姫伝編(パワクエ)
  •  突然地球にやって来た月世界人・[カグヤ](http://www.gomaponzu.com/pawaplot/people/1427)の提示した条件に沿う人物として、日本政府からの要請を受け彼女とルームシェアをすることに。友人として、あるいは__恋のライバル__として交流を深めていく。
  •  2013同様自らの通う高校にラボを構えている一方で「教授」の敬称を付される描写が存在しており、大学教授の職位を与えられていると思われるが、講座・研究室を主宰している気配はない。
  •  __主人公とはパワプロ2013と似た経緯を辿って"上司"と"専属助手"の関係を結んでおり__、気軽に自宅へ招くほどの間柄である。ただし、パワクエの主人公は__悠羽が通う高校の野球部監督__という設定であるため、__2013に比べ2~3倍以上は歳が離れている__可能性が極めて高く、少々シャレにならない年齢差となってしまっている。
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